伊吹 山 標高。 伊吹山の登山は初心者におすすめ!素人に人気のお手軽登山コースとは?

【伊吹山・日本百名山 1/100】標高差1,157m ! 正面登山道から天上界へ♪ | 山ちゃんねる

伊吹 山 標高

山頂のの石像 古くから霊峰とされ、『』、『』においてはが東征の帰途に伊吹山の神を倒そうとして返り討ちにあったとする神話が残されている。 、 、 、 、近畿百名山、 の1つに選定されている。 滋賀県、岐阜県、、の多くの学校ので「伊吹山」に関する語句が歌われている。 山名 [ ] 『日本書紀』では「五十葺山」と記され 、『古事記』では「伊服阜能山」と記述される。 また、「膽吹山」のほか、「伊服阜山」、「伊夫阜山」とも記される。 かつてにおいては「大乗峰」と呼ばれていた。 「伊吹山」の読み方について、国土地理院の登録された山名をはじめ、地図や道路標識などの振り仮名は「いぶきやま」となっており、伊吹山の山麓地域では「いぶきやま」と呼ばれる。 一方、「いぶきさん」という呼び方も存在し 、滋賀県の伊吹町では「いぶきやま」、美濃尾張方面では「いぶきさん」とする名鑑がある ほか、滋賀県内の伊吹山に近い地域では「いぶきやま」、遠い地域になるほど「いぶきさん」と呼ぶ傾向があるとも言われており 、岐阜県でも同様の傾向がある。 『古事記』にはがこの伊吹大明神と戦って敗れる物語がある。 伊吹山の神に苦しめられて敗れたヤマトタケルは病に冒されて山を下り、居醒の泉(米原市のの1つに選定されている「居醒の清水」 )で少し回復したものの、のちに悪化して亡くなったとする伝説が伝えられている。 山頂部にはその日本武尊の石像と 、伊吹山の神の白猪の像が設置されている。 表登山道の三合目西側の「高屋」と呼ばれる場所はヤマトタケルが山の神に出会った場所とされていて、大正時代に石の祠が建立されその中に木造の日本武尊が祀られた。 また文献によれば、古代には・の両国で伊吹神が祀られたことが知られる。 では両神に対する奉叙の記事が散見され、中央にも知られる神であった。 両神は、『』においてもそれぞれ「伊夫伎神社」・「伊富岐神社」として記載されてに列しているほか、美濃の伊富岐神社は美濃国内において(一宮)に次ぐ二宮に位置づけられた。 現在も近江の神社は伊夫岐神社(滋賀県米原市伊吹)として、美濃の神社は(岐阜県不破郡垂井町岩手)として祭祀が継承されている。 なお、創祀については美濃地方の豪族の伊福部氏との関係を指摘する説もある。 山岳宗教と伊吹山寺 [ ] 伊吹山8合目西にある伊吹山寺を開いた三修が修行を行った行導岩 が伊吹山に登り、弥高寺と大平寺を建立したと伝えられている。 を開山したは、この山に分け入り白山信仰を伝えた。 に伝わったと結びついて修験の場として、多くのが山中に建立されるようになった。 -(年間)に三修により、伊吹山の南側の中腹の尾根上に山岳寺院の弥高寺が建立されたことが「」に記録されている。 三修(さんじゅ)により山上と山麓に山岳寺院が建立され、まで山岳修行の山とされていた。 弥高寺は伊吹山寺と呼ばれるの中心となる一つで、伊吹四大寺として他に大平寺、長尾寺、観音寺が建立され 、のちに伊吹護国寺となった。 には修験者による山岳宗教が発達し一時は数百の堂房が山中に建ち隆盛したが、に兵火でほとんどが焼失し現存せずその地名が残されている。 弥高寺は戦国時代にやによりの一部として改造され、1512年(9年)に兵火に遭い、その後ふもとに坊舎が移された。 は伊吹山の太平寺に暮らし、平等石(行道岩)で修行を行い、木彫仏を残している。 「弥高寺跡」は2004年(平成16年)2月27日に、国のに指定された。 年表 [ ]• 673年 - により麓に三関のひとつであるが置かれる。 - 日本七高山(近畿地方の7つの)の一つに数えられる。 712年(5年) - 古事記の景行記に、伊吹山にまつわる日本武尊の伝説が記される。 851-854年(年間) - 伊吹山の南側の中腹の尾根上に山岳寺院の弥高寺が建立された。 1558年(元年)- この年から1570年(永禄13年)の間に、織田信長がから入手した薬草を栽培する菜園を伊吹山に作らせる。 その菜園には、ポルトガル人が自国で用いていた約3,000種のハーブが移植されたといわれている。 末年 - 川崎義令が千種類に及ぶ薬草を採取する。 1912年(元年)10月 - 山頂の弥勒堂近くに礎石を築き、現代にも残る日本武尊の石像が供養される。 2010年まで山頂にあった伊吹山観測所• 1919年(大正8年)8月1日 - 山頂に設置された伊吹山観測所がを開始する。 この観測所の建設時には、周辺で古刀やが発掘された。 1927年(昭和2年)2月14日 - 11. 82m のが観測され、世界山岳気象観測史上1位となる。 1929年(昭和4年)5月1日 - 山頂の観測所が国営の付属伊吹山となる。 1950年(昭和25年)7月24日 - 山腹周辺がの特別保護地区に指定される。 1952年(昭和27年)6月 - 伊吹工場がの伊吹鉱山の操業を開始する。 1957年(昭和32年)1月11日 - がを設置し開業する。 1965年(昭和40年)7月1日 - が全線の供用を開始し、以降は利用によるが増加する。 1967年(昭和42年)3月17日 - 岐阜県が、岐阜県側の山域をに指定する。 1998年(平成10年)3月 - 伊吹山文化資料館が開設された。 2001年(平成13年)3月31日 - 伊吹山測候所の観測が終了する(跡地は2010年に撤去されて更地化された)。 2003年(平成15年)7月25日 - 伊吹山頂草原植物群落が、国の天然記念物に指定される。 2009年 - 伊吹山スキー場が、積雪量の減少と運営会社の都合を理由に営業を休止する。 伊吹山表登山道の登山口(米原市上野)に設置された入山協力金受付• 2010年(平成22年)• 7月1日 - が、オリジナルフレーム「Mt. IBUKI 2010」および「伊吹山からの花便り」を発売する。 7月24日 - ピステジャポン伊吹が観光登山用の伊吹山の営業を再開する。 10月13日 - が麓の上野登山口から登頂する。 伊吹山スキー場のスキー用リフトなどが撤去され、スキー場が閉鎖される。 2014年(平成26年)5月1日 - 入山料金制度を試験導入(1人300円)。 気候 [ ] 伊吹山は冬にからのの通り道となり、では、冬季に北西の方角から吹くを「」と呼ぶ。 で雪も非常に多く、1927年2月14日には世界最深積雪記録となる積雪量1182cmを記録しており、現在でもこの記録は破られていない。 また、旧平年値(1971-2000)における月別平均気温はとほぼ同じ値となっている。 以下、データは2001年3月31日に観測を終了した伊吹山測候所の記録である。 伊吹山 標高1375. 9 49. 8 10. 8 51. 4 14. 6 58. 3 22. 1 71. 8 23. 5 74. 3 25. 4 77. 7 27. 6 81. 7 29. 2 84. 6 28. 8 83. 8 21. 4 70. 5 18. 3 64. 9 13. 8 56. 8 29. 2 84. 6 27. 3 1. 2 34. 2 8. 6 47. 5 13. 3 55. 9 16. 3 61. 3 20. 0 68 21. 1 70 17. 5 63. 5 12. 2 54 6. 5 43. 7 0. 2 32. 4 9. 3 48. 4 18. 7 23. 5 1. 3 34. 3 6. 2 43. 2 11. 1 52 15. 1 59. 2 15. 9 60. 6 12. 2 54 6. 1 43 0. 7 33. 6 23. 7 3. 7 38. 3 2. 5 2. 9 3. 6 21. 9 0. 3 32. 5 6. 5 43. 7 7. 6 45. 7 3. 2 37. 6 25. 9 14. 7 5. 5 2. 3 mm inch - - - 134. 6 5. 299 166. 2 6. 543 279. 7 11. 012 315. 2 12. 409 217. 1 8. 547 253. 7 9. 988 142. 3 5. 602 90. 4 3. 559 - - 出典 1: 伊吹山気温 出典 2:• 西側の上空方面から望む伊吹山 伊吹山は約3億年前に噴火したであったとされており 、やのが発見されたことから、地層には約2億5千年前のに海底に堆積した層が含まれていると考えられている。 その時期にサンゴ礁が形成されたことで石灰質の地層が堆積した。 中腹より上部は、に形成されたが広く分布している。 山頂部では、カレンフェルトや巨大な石灰露岩などのが見られる。 化石が多く含まれ、フズリナやウミユリの化石がよく見られる。 石灰岩には塊状の亀裂が多く、水透しが良く表土は乾燥し易い。 現在は良質の石灰岩が採掘される山として知られている。 山麓はの里としても知られている。 石灰岩層は山肌に降った雨などを浸透させ、伊吹山の山麓には石灰岩層から抽出された分などを多く含む湧水が豊富である。 このうち、にあるの湧水はの一つに選ばれている。 醒ヶ井宿にある居醒の水が平成の名水百選に選ばれたほか、「春照の泉 臼谷の湧水 」が知られている。 南西山麓米原市上野の伊吹山の登山口には「ケカチの水」と呼ばれる湧水がある。 山頂の弥勒堂へ向かう山岳行者が身を清めた場所とされていた。 生物 [ ] 植物 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 標高が低い山であるが、石灰岩層の山であることと地理的な環境条件などの要因でが豊かで植物研究に貴重な山とされ 、らの多くの植物学者や採薬師により調査がなされている。 日本ではに継いでと共に2番目に植物の種類が多い山であるとする調査結果がある。 山麓から山頂にかけて様々なの群生地があり、 Cirsium confertissimum などの9種の固有種がある。 高山の高茎草原に見られる種も自生していて、おもなものとして、、、、シシウド、、シモツケソウ、、、、ユウスゲ、ルリトラノオなどがある。 頂上の残雪表面では雪氷が確認されている。 伊吹山頂草原植物群落(シモツケソウとなどが開花した夏) 山頂部では樹木の生育が抑えられてが少なく、日本では数少ない北方性の高山植物または亜高山性植物の植物が分布する山地草原が発達している。 約300種の温帯性および亜高山性の草木の群生地となっていて、近畿地方以南では他に例がない。 地層形成年代が古いことと高山的な気象条件になることから、伊吹山の固有種を産出している。 日本で分布の西南限となっている種が多数ある。 日本海要素の植物が多い。 石灰岩地を好んで生育する植物が多い。 西日本に分布する南方要素(襲速紀要素)の植物が北上してきている。 多くの薬草(民間薬草が230種ほど、局方薬草19種)が分布し 、、キバナノレンリソウ 、のように、ヨーロッパを原産とする雑草が生育しているが、これらは、がの希望を聞き入れ、伊吹山に土地を与えてを作ったときに、ヨーロッパから持ち込まれたに紛れて入ってきたと推測されている。 オオバギボウシとメラカラコウ群落、オウバギボウシとショウジョウスゲ群落、サラシナショウマ群落、フジテンニンソウ群落、シモツケソウ群落、アカソ群落、岩場のイブキジャコウソウ群落、チシマザサ群落などが草本植物群落の季節ごとのお花畑となる。 2003年(平成15年)7月25日に、「伊吹山頂草原植物群落」が、代表的高山植物帯、特殊岩石地植物群落、著しい植物分布の限界地であることなどにより、国のに指定された。 周囲の木本植物群落としては、イブキシモツケ群落、と群落、と群落などがある。 上野からの登山道の3合目の草原にはユウスゲの群生地があり、などによる対策として防護ネットが設置され、観察路などが整備されている。 2013年(平成25年)から7月下旬に、その群生地で「ユウスゲ祭り」が開催されている。 このユウスゲの群生地付近はオカメガハラと呼ばれ、春から秋にかけて70種ほどの草花が生育している。 またその北側の3合目公衆トイレ周辺では100種ほどの草花が生育している。 2009年(平成21年)から西山麓の姉川左岸の米原市大久保地区周辺にはセツブンソウ、キバナノアマナなどの群生地があり、春先に「セツブンソウふれあい祭り」が開催されている。 山麓はと地帯で、三合目から上部はとなり、1,700を超える多くの植物が分布している。 ユウスゲ 山頂部の高山植物または亜高山性植物 、、、、、、、など 分布の西南限となっている種:、 、、、 、、、 など 日本海側要素の植物 、、、、、、、、、など 伊吹山の固有種 、、、、、 、、、 石灰岩地を好んで生育する植物 、、、、、、など 南方要素の植物 、、など 「イブキ」を冠する和名の種 [ ] イブキトラノオのように最初に伊吹山で発見されたことから、に「イブキ」を冠する種が多数ある。 イブキアザミ、コイブキアザミ、 、、 、、、 、イブキレイジンソウといった20種以上のイブキを冠する種の植物が自生している。 が著書『』で伊吹山を代表する花の一つとして、イブキジャコウソウを紹介した。 和名 学名 属 科 ・伊吹薊 Cirsium confertissimum var. herbicola ・ ・ NT・岐阜 ・伊吹髢草 Elymus caninus ・ ・ ・伊吹九蓋草 Veronicastrum sibiricum ・ ・ ・伊吹金鳳花 Ranunculus japonicus Thunb. var. ibukiensis ・ ・ ・伊吹金毛苔 Ulota perbreviseta ・ Ulota ・Orthotrichaceae ・伊吹小米草 Euphrasia insigna Wettst. subsp. glabrata ・ Thelypteris ・Thelypteridacea ・伊吹下野 Spiraea dasyantha ・ ・ ・伊吹麝香草 Thymus serpyllum ssp. quinquecostatus ・ ・ NT・岐阜 ・伊吹菫 Viola mirabilis var. subglabra ・ ・ VU・滋賀 ・伊吹芹擬 Tilingia holopetala ・ Tilingia ・ ・伊吹仙洞草 Chamaele decumbens Makino f. dilatata ・ セリ科・Apiaceae ・伊吹抑 Poa radula Franch. et Savat ・ イネ科・Poaceae ・伊吹大戟 Euphorbia pekinensis Rupr. var. ibukiensis ・ ・ ・伊吹点火茎 Festuca parvigluma Steud. var. breviaristata ・ イネ科・Poaceae VU・環境省 ・伊吹虎の尾 Persicaria bistorta ・ ・ ・伊吹鳥兜 Aconitum japonicum var. ibukiense ・ キンポウゲ科・Ranunculaceae ・伊吹糠穂 Milium effusum ・ Milium イネ科・Poaceae ・伊吹野豌豆 Vicia sepium ・ ・ ・伊吹旗竿 Arabis gemmifera var. alpicola ・ ・ ・伊吹柏槇 Juniperus chinensis ・ ・ ・伊吹風露 Geranium yesoense var. lobato-dentatum ・ ・ VU・岐阜 ・伊吹防風 Seseli libanotis ssp. コイブキアザミ このうち、以下の種はならびに岐阜県、滋賀県で、にII類(Vulnerable, )あるいは準絶滅危惧(Near Threatened, NT)に指定されている。 絶滅危惧II類・VUの種• 環境省 - イブキコゴメグサ、イブキトボシガラ、コイブキアザミ• 岐阜県 - イブキコゴメグサ、イブキフウロ、イブキレイジンソウ• 滋賀県 - イブキスミレ、イブキレイジンソウ• 準絶滅危惧・NTの種• 環境省 - イブキレイジンソウ• 岐阜県 - イブキアザミ、イブキジャコウソウ、イブキボウフウ、コイブキアザミ• 滋賀県 - イブキボウフウ 動物 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 石灰岩の山であることからが多い。 では、、、、、、などが生息する。 では、草原などに生息する、、、や、、、、、、、、、、となどのなどが生息する。 花には 、 、 、 、 などのを含む多くのが集まる。 産業 [ ] 鉱業 [ ] 伊吹山の石灰岩は、古くは漆塗りの原材料に用いる消石灰として1661年ごろには開発されていたが 、は・需要の急増により大量に採掘されてきた。 1949年にが伊吹山に弥高採鉱場を開き 、1951年に伊吹工場が開発工事に着手する など、大規模に採掘が進められ、南西の稜線は山容が変貌するまでに大きく削り取られた。 1971年からは住友大阪セメント伊吹工場によって南西斜面の緑化活動が始められ、2003年に同社が滋賀鉱産株式会社に事業を引き継いだ現在も続けられている。 鉱山としては現在も近江鉱業および滋賀鉱産が稼行している。 薬草 [ ] 『木曽海道六十九次之内 』、の店が描かれている。 伊吹山は薬草の宝庫として 、古くから利用されていた。 、、が「伊吹三大薬草」とされている。 さらに多くの植物を配合して「伊吹百草」の名で百草茶や入浴剤などが周辺の山麓で生産されていた。 お灸に使用されるもぐさに関しては、古くから伊吹山が産地として知られており『小倉百人一首』には以下のように「恋の熱い思いはさながら伊吹山のもぐさのお灸ようだ」という内容の歌が収められている。 かくとだにえやは伊吹のさしも草さしも知らじな燃ゆる思ひを(『後拾遺集』) 山麓では約280種の薬草が生え、揖斐川町春日川合の古屋地区では昔から薬草を生活の糧にして生きてきた。 薬草仲買人の小寺甚五郎により薬草の買入帳と売上帳が残され、売買された薬草の品目と取引量などが記録されている。 滋賀県米原市の山麓には、薬草を利用した温泉施設がある。 で用いられるとして「伊吹もぐさ」が知られている。 後期ののがを商い、のに「江州柏原、伊吹山の麓の亀屋左京の切り艾」と言う歌を教え込み、歌の流行につれ伊吹艾(いぶきもぐさ)の名が全国に広まるようになった。 滋賀県米原市には、最盛期には10軒以上の艾屋があった。 文化2年(1805年)刊行のにも柏原宿の説明として「此駅は伊吹の麓にして名産伊吹艾の店多し」との記述がみられる。 現在も亀屋佐京商店が営業を続けている。 山麓では薬草に関する以下の施設がある。 ジョイ伊吹(伊吹薬草の里文化センター) - 滋賀県米原市春照37• 伊吹山文化資料館 - 滋賀県米原市春照77• かすがモリモリ村 - 揖斐川町春日六合3429番地• 1998年(平成2年)に、伊吹山麓周辺の自治体により、「伊吹山薬草サミット」が設立された。 薬草のヤクのとして毎年8月9日に、サミット会議およびオープンサミットが開催されている。 会場周辺において構成市町村の薬草を利用した物産販売を実施するなどの事業が行われている。 参加自治体は、岐阜県大垣市、養老町、上石津町、関ヶ原町、揖斐川町、大野町、および滋賀県米原市、で、伊吹山薬草サミット実行委員会の事務局は、大垣市経済部農務課内に置かれている。 初回は1998年に、伊吹山の東山麓の薬草の生産地である揖斐川町春日六合のさざれ石公園で開催された。 登山 [ ] 御座峰から望む伊吹北尾根の登山道、右奥に伊吹山 表登山道 南東山麓の米原市上野から南西斜面のスキー場跡地を経由して山頂に至るルートである。 年間、約30,000人の利用者がある。 登山口のすぐ近くにバス停があり 、記入提出場所がある。 伊吹山ゴンドラを利用して3合目まで上がることもできる(2014年は営業が行われていない。 このルートの一部にもなっているは3合目まで自動車が通行できるように整備されているが、一般車両の通行は禁止されている。 3合目から5合目まではスキー場跡地を登り、夏期は施設や休憩施設、売店小屋が営業している。 5合目から9合目にかけては次第に急勾配となり、の登山道が続く。 このルートは下部の植林地の樹林帯を除き全般的に谷間や森を通らないため、展望は開けるが日差しを遮るものがない。 9合目から山頂部にかけてはロープが張られたお花畑の遊歩道が整備されている。 弥高尾根(やたかおね)道 米原市弥高から南の尾根を登るルートで 、三角点「城跡」(標高838. 7 m)から先は、はっきりしない道となる。 標高900m付近からトラバースして上野登山道の5合目に合流する。 上平寺尾根(じょうへいじおね)道 米原市上平寺から弥高尾根の東にある尾根を上り、三角点「城跡」で弥高尾根に合流する。 登道上には上平寺城跡の草地の広場がある。 弥高尾根と上平寺尾根が合流した先は、山頂まで延びる中尾根と呼ばれる尾根があり、かつては山頂に至る道があったとされている。 中尾根の途中から川戸谷を横切って南東尾根から笹又に至る横がけ道があったことが『史』に記録されている。 北尾根コース(伊吹北尾根縦走路) 伊吹山山頂の北側で岐阜県と滋賀県の県境をなす尾根は 伊吹北尾根と呼ばれている。 笹藪と雑木に覆われていて歩行困難であったが、大垣山岳協会の延べ1,000人程の会員により、1960年(昭和35年)から3年がかりで藪などが切り開いて伊吹山ドライブウェイの北尾根登山口から国見峠に至る、伊吹北尾根縦走路が開設された。 大垣新道と呼ばれることもあり毎年麓の揖斐川町春日の人々による整備が行われている。 御座峰の山頂にはこの縦走路開削を記念して、1999年(平成11年)10月に大垣山岳協会により記念の案内板が設置された。 ただし、伊吹山ドライブウェイは自動車専用道であるため、伊吹山の山頂へ歩いて行くことはできない。 笹又登山道 岐阜県揖斐川町春日川合のさざれ石公園から静馬ヶ原で伊吹北尾根に合流するルートである。 薬草などが栽培されている農地の周囲には鹿などによる害獣対策として防護柵が設置され、登山者用の出入り口の扉がある。 上部は伊吹山ドライブウェイと並行するトラバース道となり、北尾根で「静馬ヶ原」と呼ばれるコルに至る。 山小屋と施設 [ ] 山頂の売店を兼ねた山小屋 山頂には5軒の売店が営業していて、季節によっては一部の店が日中の売店営業だけでなく夜間登山の仮眠所(収容人数350人)として開いている。 営業期間外は閉鎖される。 山頂から日の出を迎えるために夜間登山も盛んに行われ、週末の深夜などは登山者が携行する電灯が山肌に列をなして見られることがある。 上野からの登山道の3合目には自生する山野草の観察路が設置され、5合目には売店、自動販売機、休憩所があり 、6合目には米原市によりが設置されている。 3合目の伊吹山ゴンドラ終点駅の高台には、伊吹高原ホテルの建物があるが営業されていない。 山頂部にある伊吹山寺のは、冬期に緊急避難場所として一部が開放されることがある。 山頂一帯は泊などのが禁止されている。 山頂の一等三角点の近くには伊吹山測候所があったが、2001年に観測業務を終了し、2010年に撤去された。 観光 [ ] 岐阜県揖斐川町のさざれ石公園にある岐阜県の天然記念物「笹又の石灰質角礫巨岩」 麓から山頂直下に至る伊吹山ドライブウェイが、の自家用車や、などにより利用されている。 終点の駐車場からは、山頂部の自然庭園のお花畑をめぐる遊歩道が整備され、山頂部には売店群がある。 伊吹山ドライブウェイ から東尾根を登って9合目まで至る有料道路で、9合目には500台以上を収容できる駐車場のほか、展望設備や飲食店、売店を営業している。 この道路を利用した自転車競技も行われている。 山上でなどののために利用されることもある。 2013年に終点駐車場の観光施設が建て替えられて、スカイテラス伊吹の展望台が設置された。 積雪期には営業を休止し閉鎖される。 詳細は「」を参照 山頂遊歩道 山頂周辺にはを含む野草群落が花畑として保護されており、夏季には色とりどりのお花畑となる。 伊吹山ドライブウェイ終点の駐車場からは遊歩道が整備されている。 遊歩道は3本が整備されていて、20分ないし40分程度で山頂に到達できる。 年間約30万人の利用者がある。 伊吹山文化資料館 南西山麓の滋賀県米原市春照77に、1998年(平成10年)3月に、伊吹山地とその山麓の自然と文化を主なテーマとした「伊吹山文化資料館」が開設された。 伊吹薬草の里文化センター 南西山麓の滋賀県米原市春照37に、「伊吹薬草の里文化センター」(ジョイ伊吹)の複合施設が開設されている。 薬草の古い歴史をもつ旧伊吹町により、前庭に野草園が開設されている。 生涯学習センター、図書室、ジョイホール、グロウブステージ、薬草湯などの施設がある。 薬草湯のにはがあり、北東に伊吹山を望むことができる。 夢高原かっとび伊吹 毎年8月下旬の日曜日に、山岳の「夢高原かっとび伊吹」が開催されている。 滋賀県米原市にある伊吹薬草の里文化センターを起点として、伊吹山の頂上をゴールとする約10kmのコース。 前半のスタート地点から一合目までは舗装路(約4. 5 km)で、後半の一合目から山頂までは登山道(約5. 5 km)、高低差(1,197 m)。 約1,000人ほどが参加している。 伊吹山パラグライダースクール 上野からの伊吹山登山道の1合目上部の旧伊吹山スキー場のゲレンデが、発着場として利用されている。 1合目に事務所を構え、パラグライダーの講習や体験飛行を行っている。 2009年10月4日には が原因と考えられる [ ]墜落事故が2件発生し1人が死亡した。 さざれ石公園 東山麓の揖斐川町にあり、日本の「」にも詠まれるが伊吹山で採掘されると説明している。 1977年(昭和52年)11月18日に、西山腹の岐阜県揖斐郡揖斐川町の「笹又の石灰質巨岩」(重さ約50 )が、岐阜県の天然記念物の指定を受けた。 伊吹北尾根の登山口となっている。 伊吹山スキー場 伊吹山はでの発祥の地として知られている。 1916年(大正5年)春に中山再次郎が関西地方で初めてとなるスキー大会を伊吹山で開催し、3合目には関西地方のスキー普及尽力した中山再次郎 の胸像が建てられている。 古くからが南斜面でを運営していた。 年間約30,000人の利用者があった。 2005年に撤退し譲渡され「ピステジャポン伊吹」として再開したものの、2008年から休業し、その後リフトは撤去されスキー場は閉鎖された。 から望む伊吹山と 山容 名称 標高 m 三角点等級 基準点名 伊吹山からの 方角と距離 km 備考 1,317 北北西 16. 0 滋賀県の第2高峰 494. 52 三等 「大岳」 西北西 13. 2 新・花の百名山 923. 85 二等 「池田山」 東北東 10. 4 池田の森 伊吹山 1,377. 31 一等 「伊吹山」 0 、 1,094 (二等 1,083. 45) 「霊仙山」 南 15. 5 895. 31 二等 「養老山」 南南東 20. 2 1,247 南 26. 6 最高峰 花の百名山 1,144 (標高未確定) 南 29. 1 、花の百名山 新・花の百名山 周辺の峠 [ ]• 静馬ヶ原 - 山頂の北東1. 6 kmの伊吹山と御座峰との、標高約1,100 m、笹又からの登山道と伊吹北尾根との合流点。 国見峠 - 山頂の北5. 5 kmの国見岳と虎子山との鞍部、標高約840 m、とを結ぶ林道が通る。 伊吹北尾根の登山道の登山口。 源流の河川 [ ] 伊吹山の北西面を巻き琵琶湖へと注ぐ 伊吹山をとするには、へ流れる淀川水系と、濃尾平野の河川へ流れる木曽川水系がある。 伊吹山と伊吹北尾根はその西側の淀川水系と東側の木曽川水系とのとなっている。 (淀川水系)• 長谷川(木曽川水系、の)• (木曽川水系、の支流)• (木曽川水系、牧田川の支流) 交通・アクセス [ ] 公共交通機関 上野登山口へは、のが最寄りの鉄道駅で 、5km弱の道のりである。 登山口近くには「伊吹登山口」があり、近江長岡駅またはのからが路線バスを運行している。 登山口の3合目までを利用することもできる。 伊吹山ドライブウェイの9合目駐車場へは、JR西日本の東海道本線桜橋口またはJR東海の東海道本線からを運行しているほか、夏期にはJR東海の東海道本線とからが路線バスを季節運行している。 の2階展望デッキから望む伊吹山 自動車 上野登山口へは、のまたはのからやを経由して10km程度の道のりで、登山口近くでは民家や民間の有料がある。 伊吹山ドライブウェイ入口へは、関ヶ原インターチェンジからを経由して3km程度の道のりである。 南西山麓を通る沿いのとの交差点南西部にがあり、2階には伊吹山展望デッキがある。 伊吹山の風景 [ ] 各方面からの山容 [ ] 麓の、、東海道本線やの車窓などからもそのどっしりとした山容を望むことができる。 西斜面では石灰岩採掘のために削り取られた山肌が目立ち、景観を害している。 西山麓の米原市のからもその山容を望むことができ 、名景とされている。 南側にある清滝山(標高439 m)の山頂は、伊吹山を間近に望むことができる展望台となっている。 東の池田山からは山容を望むことができるが、南東にある南宮山の登山道からは、ほとんど山容を望むことができない。 南南東の養老山地のからは山容を望むことができるが、からは望むことができない。 南の鈴鹿山脈の霊仙山からは、どっしりとした山容を望むことができる。 北北東側の展望、や メディア [ ] 文学 [ ]• がで「かくとだに えやは伊吹の さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを」のを詠んでいる。 1689年(2年)秋ににより「そのままよ 月もたのまし 伊吹山」のが詠まれている。 伊吹弥三郎の - 伊吹山に住む力持ちの男の弥三郎の「の土を運んで伊吹山とをつくった。 」などの多数の怪力話が伝えられている。 伊吹山中では「弥三郎岩屋」などの弥三郎伝説に因んだ地名が残されている。 関連書籍 [ ]• 「」、滋賀県経済部林務課、1937年。 福永円澄『伊吹百草』、2005年6月25日。 村瀬忠義、草川啓三、須藤一成『伊吹山自然観察ガイド』、2007年5月。 監修 阿部勇治 2015年3月1日. 2019年1月16日閲覧。 テレビ番組 [ ] 伊吹山を主題とするテレビ番組が多数放送されている。 『日本百名山 伊吹山』 、1994年4月8日放送• 『花の百名山 伊吹山 イブキジャコウソウ』 NHK衛星第2テレビジョン、1995年12月18日放送• 『さわやか自然百景 滋賀・伊吹山』 NHK総合テレビジョン、、2003年8月31日放送• 『萌ゆるッ 山ガール!! 』 、2010年8月5日放送、出演• 『さわやか自然百景 伊吹山 春』 NHK総合テレビジョン、さわやか自然百景、2014年6月8日放送 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• の寮歌では「 伊吹おろしの雪消えて、木曽の流れにささやけば、先に満ちてる国原の、春永劫にかおるかな」と歌われていた• 伊吹山表登山道の登山口(米原市上野)および伊吹山ドライブウェイ終点駐車場の山頂遊歩道入り口に入山協力金受付所が設置されている。 『伊吹山お花畑植物ガイド』にはイブキタンポポ、コバノミミナグサ、ミヤマコアザミ、ルリトラノオ、イブキアザミ、コイブキアザミ、イブキコゴメグサ、イブキレイジンソウの8種とされており、イブキヒメヤマアザミを加えると9種となる。 これに加えて、イブキフウロを固有種に数えることもある。 伊吹山の多くの地域が共有地であり、かつては広く採草、柴刈り等に利用されていたことも、森林の発達を抑制し草原が維持されてきた要因であると考えられている。 キバナノレンリソウは原産の植物で、伊吹山に定着した。 日本では伊吹山にのみ生育している。 5合目に設置されていた古いトイレは撤去された。 伊吹山は近江長岡駅の北北東7. 1 kmに位置する。 出典 [ ]• 2011年3月21日閲覧。 国土地理院. 2011年2月5日閲覧。 2011年3月21日閲覧。 2010年6月1日. 2011年4月7日閲覧。 武内正『日本山名総覧 1万8000山の住所録』白山書房、1999年、260頁。 『湖国と文化』136号、滋賀県文化振興事業団、2011年。 環境省. 2014年6月22日閲覧。 『伊吹山リーフレット』 伊吹山観光振興会(2014年)• 滋賀県教育委員会事務局文化財保護課. 1 2004年3月. 2014年6月23日閲覧。 (文化遺産オンライン)• 日本のハーブ事典 東京堂出版 村上志緒P10• 滋賀県琵琶湖環境部自然環境保全課 2008年5月29日. 2013年8月15日閲覧。 滋賀県. 2013年11月13日閲覧。 岐阜県. 2011年4月7日閲覧。 公益財団法人伊吹山麓スポーツ文化振興事業団. 2014年6月22日閲覧。 文化庁. 2014年6月21日閲覧。 米原市. 2011年4月7日閲覧。 2014年6月21日閲覧。 郵便局株式会社 近畿支社 2010年6月25日. 2011年4月7日閲覧。 ビスシャボン伊吹. 2011年4月7日閲覧。 ・ 2010年11月25日. 2011年2月8日閲覧。 [ ]• 朝日新聞 2014-1-28• 米原市 2014年4月1日. 2014年6月13日閲覧。 2009年3月5日. 2011年4月7日閲覧。 2014年5月23日閲覧。 気象庁. 2014年5月23日閲覧。 2011年2月5日閲覧。 国の天然記念物「伊吹山頂草原植物群落」の山頂部の現地解説板による。 日本のハーブ事典 東京堂出版 村上志緒P10• 米原市 2013年12月2日. 2014年6月22日閲覧。 岐阜県 2014年3月. 2014年6月23日閲覧。 岐阜県 2014年3月. 2014年6月23日閲覧。 岐阜県 2014年3月. 2014年6月23日閲覧。 岐阜県 2014年3月. 2014年6月23日閲覧。 岐阜県 2014年3月. 2014年6月23日閲覧。 岐阜県 2014年3月. 2014年6月23日閲覧。 岐阜県 2014年3月. 2014年6月23日閲覧。 エンビジョン環境保全事務局. 2011年4月7日閲覧。 イーグレット・オフィス. 2014年9月5日閲覧。 NHK. 2014年6月13日閲覧。 イーグレット・オフィス. 2014年9月5日閲覧。 近江鉱業株式会社. 2013年11月13日閲覧。 滋賀鉱産株式会社. 2013年11月13日閲覧。 滋賀鉱産株式会社. 2013年11月13日閲覧。 2011年4月7日閲覧。 米原観光協会. 2011年4月7日閲覧。 かすがモリモリ村リフレッシュ館. 2014年6月28日閲覧。 揖斐川町 2010年4月1日. 2014年6月28日閲覧。 伊吹山薬草サミット実行委員会. 2014年6月28日閲覧。 びわこビジターズビューロー 2014年1月10日. 2014年6月22日閲覧。 日本自動車道株式会社. 2013年11月14日閲覧。 公益財団法人伊吹山麓スポーツ文化振興事業団. 2014年6月22日閲覧。 夢高原かっとび伊吹. 2014年6月22日閲覧。 揖斐川町. 2011年4月7日閲覧。 岐阜県. 2014年6月22日閲覧。 2014年6月22日閲覧。 近江鉄道グループ. 2011年4月7日閲覧。 滋賀県. 2014年6月22日閲覧。 NHK. 2011年4月7日閲覧。 NHK. 2011年4月7日閲覧。 関西テレビ. 2011年4月7日閲覧。 参考文献 [ ]• 青木繁(監修)、橋本猛『伊吹山花散歩』、2014年4月2日。 あらたひでひろ(写真)、村瀬忠義(解説)『伊吹山のお花畑』、2007年7月19日。 一等三角点研究会『』、1988年11月。 大川勝德『伊吹山の植物』幻冬舎ルネッサンス、2009年10月20日。 片岡浜子、沢原道則、山本武人、米田実『滋賀県の山』山と溪谷社〈分県登山ガイド〉、2000年6月、改訂第2版。 金丸勝実『鈴鹿・伊吹山』山と溪谷社〈花の山旅〉、2001年6月10日。 『関西百名山地図帳』山と溪谷社、2010年2月。 岐阜県山岳連盟『ぎふ百山』、1987年7月。 小泉武栄『自然を読み解く山歩き』、2007年3月。 『御在所・霊仙・伊吹』〈2014年版〉、2014年3月18日。 須田真一、永幡嘉之、中村康弘、長谷川大、矢野勝也『日本のチョウ』日本チョウ類保全協会、〈フィールドガイド〉、2012年4月30日。 『コンサイス日本山名辞典』徳久球雄(編集)、、1992年10月、修訂版。 高木朋美、田中俊弘「春日村における薬草仲買人・小寺甚五郎の記録 第1報 「買入帳」と「売上帳」」『薬史学雑誌』第31巻第2号、日本薬史学会、1996年12月30日、。 高木朋美、田中俊弘「春日村における薬草仲買人・小寺甚五郎の記録 第2報 「売上帳」に記載された地名の考察」『薬史学雑誌』第32巻第2号、日本薬史学会、1997年12月30日、。 高木朋美、田中俊弘「春日村における薬草仲買人・小寺甚五郎の記録 第3報 「売上帳」に見られる薬草取引量と売上高および品目」『薬史学雑誌』第32巻第2号、日本薬史学会、1997年12月30日、。 竹内望、角川咲江、武藤恭子「伊吹山頂上の残雪表面の雪氷藻類」『日本雪氷協會雜誌』第73巻第5号、、2011年9月15日、。 竹田繁良『伝承地でたどるヤマトタケルの足跡 尾張・美濃・近江・伊勢』、2012年3月8日。 『』、1995年6月。 豊国秀夫『日本の高山植物』山と溪谷社〈山溪カラー名鑑〉、1988年9月。 『新日本山岳誌』ナカニシヤ出版、2005年11月。 『』、1997年3月。 『日本の山1000』山と溪谷社、1992年8月。 『日本百名山地図帳』山と溪谷社、2005年7月。 『日本百名山登山案内』山と溪谷社、1998年12月。 『日本百名山登山ガイド・下』山と溪谷社(編集)、山と溪谷社〈ヤマケイアルペンガイドNEXT〉、2011年6月24日。 『花の百名山地図帳』山と溪谷社(編集)、山と溪谷社、2007年6月20日。 『花の百名山登山ガイド 下』山と溪谷社(編集)、山と溪谷社〈目的別AGビッグフット〉、1996年3月、改訂第5版。 『』、1982年7月。 深田クラブ『』昭文社、1987年。 『植物一日一題』、2008年2月6日。 松井志津子『名古屋から行く 隠れた名山64』七賢出版、1995年6月16日。 安原修次『伊吹山の花』、2003年8月20日。 『山と溪谷2011年1月号付録』山と溪谷社〈山の便利手帳2011〉、2010年12月、 B004DPEH6G。 与呉日出夫『改訂新版 名古屋周辺の山』山と溪谷社〈週末登山コースの百科事典〉、2010年7月。 吉川幸一『こんなに楽しい岐阜の山旅100コース 美濃〈上〉』風媒社、2005年3月。 吉住友一、田中均、笠井道男、岩田好晃、山中保一『鈴鹿を歩く』山と溪谷社〈フルカラー特選ガイド〉、1995年11月。 関連項目 [ ]• 、、、、• ()、(滋賀県 標高第2位の山)• 、、(伊吹山頂草原植物群落)• 、、伊吹鉱山• (日本武尊)• - のの2番艦。 1909年就役。 - 帝国海軍の。 1942年起工、未成。 外部リンク [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 エンビジョン環境保全事務局. 2014年6月23日閲覧。 岐阜県• 山頂行きバスの時刻も掲載• 山の情報が満載.

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山頂には自然の花が咲き誇る!滋賀最高峰の『伊吹山』登山してきました

伊吹 山 標高

山頂のの石像 古くから霊峰とされ、『』、『』においてはが東征の帰途に伊吹山の神を倒そうとして返り討ちにあったとする神話が残されている。 、 、 、 、近畿百名山、 の1つに選定されている。 滋賀県、岐阜県、、の多くの学校ので「伊吹山」に関する語句が歌われている。 山名 [ ] 『日本書紀』では「五十葺山」と記され 、『古事記』では「伊服阜能山」と記述される。 また、「膽吹山」のほか、「伊服阜山」、「伊夫阜山」とも記される。 かつてにおいては「大乗峰」と呼ばれていた。 「伊吹山」の読み方について、国土地理院の登録された山名をはじめ、地図や道路標識などの振り仮名は「いぶきやま」となっており、伊吹山の山麓地域では「いぶきやま」と呼ばれる。 一方、「いぶきさん」という呼び方も存在し 、滋賀県の伊吹町では「いぶきやま」、美濃尾張方面では「いぶきさん」とする名鑑がある ほか、滋賀県内の伊吹山に近い地域では「いぶきやま」、遠い地域になるほど「いぶきさん」と呼ぶ傾向があるとも言われており 、岐阜県でも同様の傾向がある。 『古事記』にはがこの伊吹大明神と戦って敗れる物語がある。 伊吹山の神に苦しめられて敗れたヤマトタケルは病に冒されて山を下り、居醒の泉(米原市のの1つに選定されている「居醒の清水」 )で少し回復したものの、のちに悪化して亡くなったとする伝説が伝えられている。 山頂部にはその日本武尊の石像と 、伊吹山の神の白猪の像が設置されている。 表登山道の三合目西側の「高屋」と呼ばれる場所はヤマトタケルが山の神に出会った場所とされていて、大正時代に石の祠が建立されその中に木造の日本武尊が祀られた。 また文献によれば、古代には・の両国で伊吹神が祀られたことが知られる。 では両神に対する奉叙の記事が散見され、中央にも知られる神であった。 両神は、『』においてもそれぞれ「伊夫伎神社」・「伊富岐神社」として記載されてに列しているほか、美濃の伊富岐神社は美濃国内において(一宮)に次ぐ二宮に位置づけられた。 現在も近江の神社は伊夫岐神社(滋賀県米原市伊吹)として、美濃の神社は(岐阜県不破郡垂井町岩手)として祭祀が継承されている。 なお、創祀については美濃地方の豪族の伊福部氏との関係を指摘する説もある。 山岳宗教と伊吹山寺 [ ] 伊吹山8合目西にある伊吹山寺を開いた三修が修行を行った行導岩 が伊吹山に登り、弥高寺と大平寺を建立したと伝えられている。 を開山したは、この山に分け入り白山信仰を伝えた。 に伝わったと結びついて修験の場として、多くのが山中に建立されるようになった。 -(年間)に三修により、伊吹山の南側の中腹の尾根上に山岳寺院の弥高寺が建立されたことが「」に記録されている。 三修(さんじゅ)により山上と山麓に山岳寺院が建立され、まで山岳修行の山とされていた。 弥高寺は伊吹山寺と呼ばれるの中心となる一つで、伊吹四大寺として他に大平寺、長尾寺、観音寺が建立され 、のちに伊吹護国寺となった。 には修験者による山岳宗教が発達し一時は数百の堂房が山中に建ち隆盛したが、に兵火でほとんどが焼失し現存せずその地名が残されている。 弥高寺は戦国時代にやによりの一部として改造され、1512年(9年)に兵火に遭い、その後ふもとに坊舎が移された。 は伊吹山の太平寺に暮らし、平等石(行道岩)で修行を行い、木彫仏を残している。 「弥高寺跡」は2004年(平成16年)2月27日に、国のに指定された。 年表 [ ]• 673年 - により麓に三関のひとつであるが置かれる。 - 日本七高山(近畿地方の7つの)の一つに数えられる。 712年(5年) - 古事記の景行記に、伊吹山にまつわる日本武尊の伝説が記される。 851-854年(年間) - 伊吹山の南側の中腹の尾根上に山岳寺院の弥高寺が建立された。 1558年(元年)- この年から1570年(永禄13年)の間に、織田信長がから入手した薬草を栽培する菜園を伊吹山に作らせる。 その菜園には、ポルトガル人が自国で用いていた約3,000種のハーブが移植されたといわれている。 末年 - 川崎義令が千種類に及ぶ薬草を採取する。 1912年(元年)10月 - 山頂の弥勒堂近くに礎石を築き、現代にも残る日本武尊の石像が供養される。 2010年まで山頂にあった伊吹山観測所• 1919年(大正8年)8月1日 - 山頂に設置された伊吹山観測所がを開始する。 この観測所の建設時には、周辺で古刀やが発掘された。 1927年(昭和2年)2月14日 - 11. 82m のが観測され、世界山岳気象観測史上1位となる。 1929年(昭和4年)5月1日 - 山頂の観測所が国営の付属伊吹山となる。 1950年(昭和25年)7月24日 - 山腹周辺がの特別保護地区に指定される。 1952年(昭和27年)6月 - 伊吹工場がの伊吹鉱山の操業を開始する。 1957年(昭和32年)1月11日 - がを設置し開業する。 1965年(昭和40年)7月1日 - が全線の供用を開始し、以降は利用によるが増加する。 1967年(昭和42年)3月17日 - 岐阜県が、岐阜県側の山域をに指定する。 1998年(平成10年)3月 - 伊吹山文化資料館が開設された。 2001年(平成13年)3月31日 - 伊吹山測候所の観測が終了する(跡地は2010年に撤去されて更地化された)。 2003年(平成15年)7月25日 - 伊吹山頂草原植物群落が、国の天然記念物に指定される。 2009年 - 伊吹山スキー場が、積雪量の減少と運営会社の都合を理由に営業を休止する。 伊吹山表登山道の登山口(米原市上野)に設置された入山協力金受付• 2010年(平成22年)• 7月1日 - が、オリジナルフレーム「Mt. IBUKI 2010」および「伊吹山からの花便り」を発売する。 7月24日 - ピステジャポン伊吹が観光登山用の伊吹山の営業を再開する。 10月13日 - が麓の上野登山口から登頂する。 伊吹山スキー場のスキー用リフトなどが撤去され、スキー場が閉鎖される。 2014年(平成26年)5月1日 - 入山料金制度を試験導入(1人300円)。 気候 [ ] 伊吹山は冬にからのの通り道となり、では、冬季に北西の方角から吹くを「」と呼ぶ。 で雪も非常に多く、1927年2月14日には世界最深積雪記録となる積雪量1182cmを記録しており、現在でもこの記録は破られていない。 また、旧平年値(1971-2000)における月別平均気温はとほぼ同じ値となっている。 以下、データは2001年3月31日に観測を終了した伊吹山測候所の記録である。 伊吹山 標高1375. 9 49. 8 10. 8 51. 4 14. 6 58. 3 22. 1 71. 8 23. 5 74. 3 25. 4 77. 7 27. 6 81. 7 29. 2 84. 6 28. 8 83. 8 21. 4 70. 5 18. 3 64. 9 13. 8 56. 8 29. 2 84. 6 27. 3 1. 2 34. 2 8. 6 47. 5 13. 3 55. 9 16. 3 61. 3 20. 0 68 21. 1 70 17. 5 63. 5 12. 2 54 6. 5 43. 7 0. 2 32. 4 9. 3 48. 4 18. 7 23. 5 1. 3 34. 3 6. 2 43. 2 11. 1 52 15. 1 59. 2 15. 9 60. 6 12. 2 54 6. 1 43 0. 7 33. 6 23. 7 3. 7 38. 3 2. 5 2. 9 3. 6 21. 9 0. 3 32. 5 6. 5 43. 7 7. 6 45. 7 3. 2 37. 6 25. 9 14. 7 5. 5 2. 3 mm inch - - - 134. 6 5. 299 166. 2 6. 543 279. 7 11. 012 315. 2 12. 409 217. 1 8. 547 253. 7 9. 988 142. 3 5. 602 90. 4 3. 559 - - 出典 1: 伊吹山気温 出典 2:• 西側の上空方面から望む伊吹山 伊吹山は約3億年前に噴火したであったとされており 、やのが発見されたことから、地層には約2億5千年前のに海底に堆積した層が含まれていると考えられている。 その時期にサンゴ礁が形成されたことで石灰質の地層が堆積した。 中腹より上部は、に形成されたが広く分布している。 山頂部では、カレンフェルトや巨大な石灰露岩などのが見られる。 化石が多く含まれ、フズリナやウミユリの化石がよく見られる。 石灰岩には塊状の亀裂が多く、水透しが良く表土は乾燥し易い。 現在は良質の石灰岩が採掘される山として知られている。 山麓はの里としても知られている。 石灰岩層は山肌に降った雨などを浸透させ、伊吹山の山麓には石灰岩層から抽出された分などを多く含む湧水が豊富である。 このうち、にあるの湧水はの一つに選ばれている。 醒ヶ井宿にある居醒の水が平成の名水百選に選ばれたほか、「春照の泉 臼谷の湧水 」が知られている。 南西山麓米原市上野の伊吹山の登山口には「ケカチの水」と呼ばれる湧水がある。 山頂の弥勒堂へ向かう山岳行者が身を清めた場所とされていた。 生物 [ ] 植物 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 標高が低い山であるが、石灰岩層の山であることと地理的な環境条件などの要因でが豊かで植物研究に貴重な山とされ 、らの多くの植物学者や採薬師により調査がなされている。 日本ではに継いでと共に2番目に植物の種類が多い山であるとする調査結果がある。 山麓から山頂にかけて様々なの群生地があり、 Cirsium confertissimum などの9種の固有種がある。 高山の高茎草原に見られる種も自生していて、おもなものとして、、、、シシウド、、シモツケソウ、、、、ユウスゲ、ルリトラノオなどがある。 頂上の残雪表面では雪氷が確認されている。 伊吹山頂草原植物群落(シモツケソウとなどが開花した夏) 山頂部では樹木の生育が抑えられてが少なく、日本では数少ない北方性の高山植物または亜高山性植物の植物が分布する山地草原が発達している。 約300種の温帯性および亜高山性の草木の群生地となっていて、近畿地方以南では他に例がない。 地層形成年代が古いことと高山的な気象条件になることから、伊吹山の固有種を産出している。 日本で分布の西南限となっている種が多数ある。 日本海要素の植物が多い。 石灰岩地を好んで生育する植物が多い。 西日本に分布する南方要素(襲速紀要素)の植物が北上してきている。 多くの薬草(民間薬草が230種ほど、局方薬草19種)が分布し 、、キバナノレンリソウ 、のように、ヨーロッパを原産とする雑草が生育しているが、これらは、がの希望を聞き入れ、伊吹山に土地を与えてを作ったときに、ヨーロッパから持ち込まれたに紛れて入ってきたと推測されている。 オオバギボウシとメラカラコウ群落、オウバギボウシとショウジョウスゲ群落、サラシナショウマ群落、フジテンニンソウ群落、シモツケソウ群落、アカソ群落、岩場のイブキジャコウソウ群落、チシマザサ群落などが草本植物群落の季節ごとのお花畑となる。 2003年(平成15年)7月25日に、「伊吹山頂草原植物群落」が、代表的高山植物帯、特殊岩石地植物群落、著しい植物分布の限界地であることなどにより、国のに指定された。 周囲の木本植物群落としては、イブキシモツケ群落、と群落、と群落などがある。 上野からの登山道の3合目の草原にはユウスゲの群生地があり、などによる対策として防護ネットが設置され、観察路などが整備されている。 2013年(平成25年)から7月下旬に、その群生地で「ユウスゲ祭り」が開催されている。 このユウスゲの群生地付近はオカメガハラと呼ばれ、春から秋にかけて70種ほどの草花が生育している。 またその北側の3合目公衆トイレ周辺では100種ほどの草花が生育している。 2009年(平成21年)から西山麓の姉川左岸の米原市大久保地区周辺にはセツブンソウ、キバナノアマナなどの群生地があり、春先に「セツブンソウふれあい祭り」が開催されている。 山麓はと地帯で、三合目から上部はとなり、1,700を超える多くの植物が分布している。 ユウスゲ 山頂部の高山植物または亜高山性植物 、、、、、、、など 分布の西南限となっている種:、 、、、 、、、 など 日本海側要素の植物 、、、、、、、、、など 伊吹山の固有種 、、、、、 、、、 石灰岩地を好んで生育する植物 、、、、、、など 南方要素の植物 、、など 「イブキ」を冠する和名の種 [ ] イブキトラノオのように最初に伊吹山で発見されたことから、に「イブキ」を冠する種が多数ある。 イブキアザミ、コイブキアザミ、 、、 、、、 、イブキレイジンソウといった20種以上のイブキを冠する種の植物が自生している。 が著書『』で伊吹山を代表する花の一つとして、イブキジャコウソウを紹介した。 和名 学名 属 科 ・伊吹薊 Cirsium confertissimum var. herbicola ・ ・ NT・岐阜 ・伊吹髢草 Elymus caninus ・ ・ ・伊吹九蓋草 Veronicastrum sibiricum ・ ・ ・伊吹金鳳花 Ranunculus japonicus Thunb. var. ibukiensis ・ ・ ・伊吹金毛苔 Ulota perbreviseta ・ Ulota ・Orthotrichaceae ・伊吹小米草 Euphrasia insigna Wettst. subsp. glabrata ・ Thelypteris ・Thelypteridacea ・伊吹下野 Spiraea dasyantha ・ ・ ・伊吹麝香草 Thymus serpyllum ssp. quinquecostatus ・ ・ NT・岐阜 ・伊吹菫 Viola mirabilis var. subglabra ・ ・ VU・滋賀 ・伊吹芹擬 Tilingia holopetala ・ Tilingia ・ ・伊吹仙洞草 Chamaele decumbens Makino f. dilatata ・ セリ科・Apiaceae ・伊吹抑 Poa radula Franch. et Savat ・ イネ科・Poaceae ・伊吹大戟 Euphorbia pekinensis Rupr. var. ibukiensis ・ ・ ・伊吹点火茎 Festuca parvigluma Steud. var. breviaristata ・ イネ科・Poaceae VU・環境省 ・伊吹虎の尾 Persicaria bistorta ・ ・ ・伊吹鳥兜 Aconitum japonicum var. ibukiense ・ キンポウゲ科・Ranunculaceae ・伊吹糠穂 Milium effusum ・ Milium イネ科・Poaceae ・伊吹野豌豆 Vicia sepium ・ ・ ・伊吹旗竿 Arabis gemmifera var. alpicola ・ ・ ・伊吹柏槇 Juniperus chinensis ・ ・ ・伊吹風露 Geranium yesoense var. lobato-dentatum ・ ・ VU・岐阜 ・伊吹防風 Seseli libanotis ssp. コイブキアザミ このうち、以下の種はならびに岐阜県、滋賀県で、にII類(Vulnerable, )あるいは準絶滅危惧(Near Threatened, NT)に指定されている。 絶滅危惧II類・VUの種• 環境省 - イブキコゴメグサ、イブキトボシガラ、コイブキアザミ• 岐阜県 - イブキコゴメグサ、イブキフウロ、イブキレイジンソウ• 滋賀県 - イブキスミレ、イブキレイジンソウ• 準絶滅危惧・NTの種• 環境省 - イブキレイジンソウ• 岐阜県 - イブキアザミ、イブキジャコウソウ、イブキボウフウ、コイブキアザミ• 滋賀県 - イブキボウフウ 動物 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 石灰岩の山であることからが多い。 では、、、、、、などが生息する。 では、草原などに生息する、、、や、、、、、、、、、、となどのなどが生息する。 花には 、 、 、 、 などのを含む多くのが集まる。 産業 [ ] 鉱業 [ ] 伊吹山の石灰岩は、古くは漆塗りの原材料に用いる消石灰として1661年ごろには開発されていたが 、は・需要の急増により大量に採掘されてきた。 1949年にが伊吹山に弥高採鉱場を開き 、1951年に伊吹工場が開発工事に着手する など、大規模に採掘が進められ、南西の稜線は山容が変貌するまでに大きく削り取られた。 1971年からは住友大阪セメント伊吹工場によって南西斜面の緑化活動が始められ、2003年に同社が滋賀鉱産株式会社に事業を引き継いだ現在も続けられている。 鉱山としては現在も近江鉱業および滋賀鉱産が稼行している。 薬草 [ ] 『木曽海道六十九次之内 』、の店が描かれている。 伊吹山は薬草の宝庫として 、古くから利用されていた。 、、が「伊吹三大薬草」とされている。 さらに多くの植物を配合して「伊吹百草」の名で百草茶や入浴剤などが周辺の山麓で生産されていた。 お灸に使用されるもぐさに関しては、古くから伊吹山が産地として知られており『小倉百人一首』には以下のように「恋の熱い思いはさながら伊吹山のもぐさのお灸ようだ」という内容の歌が収められている。 かくとだにえやは伊吹のさしも草さしも知らじな燃ゆる思ひを(『後拾遺集』) 山麓では約280種の薬草が生え、揖斐川町春日川合の古屋地区では昔から薬草を生活の糧にして生きてきた。 薬草仲買人の小寺甚五郎により薬草の買入帳と売上帳が残され、売買された薬草の品目と取引量などが記録されている。 滋賀県米原市の山麓には、薬草を利用した温泉施設がある。 で用いられるとして「伊吹もぐさ」が知られている。 後期ののがを商い、のに「江州柏原、伊吹山の麓の亀屋左京の切り艾」と言う歌を教え込み、歌の流行につれ伊吹艾(いぶきもぐさ)の名が全国に広まるようになった。 滋賀県米原市には、最盛期には10軒以上の艾屋があった。 文化2年(1805年)刊行のにも柏原宿の説明として「此駅は伊吹の麓にして名産伊吹艾の店多し」との記述がみられる。 現在も亀屋佐京商店が営業を続けている。 山麓では薬草に関する以下の施設がある。 ジョイ伊吹(伊吹薬草の里文化センター) - 滋賀県米原市春照37• 伊吹山文化資料館 - 滋賀県米原市春照77• かすがモリモリ村 - 揖斐川町春日六合3429番地• 1998年(平成2年)に、伊吹山麓周辺の自治体により、「伊吹山薬草サミット」が設立された。 薬草のヤクのとして毎年8月9日に、サミット会議およびオープンサミットが開催されている。 会場周辺において構成市町村の薬草を利用した物産販売を実施するなどの事業が行われている。 参加自治体は、岐阜県大垣市、養老町、上石津町、関ヶ原町、揖斐川町、大野町、および滋賀県米原市、で、伊吹山薬草サミット実行委員会の事務局は、大垣市経済部農務課内に置かれている。 初回は1998年に、伊吹山の東山麓の薬草の生産地である揖斐川町春日六合のさざれ石公園で開催された。 登山 [ ] 御座峰から望む伊吹北尾根の登山道、右奥に伊吹山 表登山道 南東山麓の米原市上野から南西斜面のスキー場跡地を経由して山頂に至るルートである。 年間、約30,000人の利用者がある。 登山口のすぐ近くにバス停があり 、記入提出場所がある。 伊吹山ゴンドラを利用して3合目まで上がることもできる(2014年は営業が行われていない。 このルートの一部にもなっているは3合目まで自動車が通行できるように整備されているが、一般車両の通行は禁止されている。 3合目から5合目まではスキー場跡地を登り、夏期は施設や休憩施設、売店小屋が営業している。 5合目から9合目にかけては次第に急勾配となり、の登山道が続く。 このルートは下部の植林地の樹林帯を除き全般的に谷間や森を通らないため、展望は開けるが日差しを遮るものがない。 9合目から山頂部にかけてはロープが張られたお花畑の遊歩道が整備されている。 弥高尾根(やたかおね)道 米原市弥高から南の尾根を登るルートで 、三角点「城跡」(標高838. 7 m)から先は、はっきりしない道となる。 標高900m付近からトラバースして上野登山道の5合目に合流する。 上平寺尾根(じょうへいじおね)道 米原市上平寺から弥高尾根の東にある尾根を上り、三角点「城跡」で弥高尾根に合流する。 登道上には上平寺城跡の草地の広場がある。 弥高尾根と上平寺尾根が合流した先は、山頂まで延びる中尾根と呼ばれる尾根があり、かつては山頂に至る道があったとされている。 中尾根の途中から川戸谷を横切って南東尾根から笹又に至る横がけ道があったことが『史』に記録されている。 北尾根コース(伊吹北尾根縦走路) 伊吹山山頂の北側で岐阜県と滋賀県の県境をなす尾根は 伊吹北尾根と呼ばれている。 笹藪と雑木に覆われていて歩行困難であったが、大垣山岳協会の延べ1,000人程の会員により、1960年(昭和35年)から3年がかりで藪などが切り開いて伊吹山ドライブウェイの北尾根登山口から国見峠に至る、伊吹北尾根縦走路が開設された。 大垣新道と呼ばれることもあり毎年麓の揖斐川町春日の人々による整備が行われている。 御座峰の山頂にはこの縦走路開削を記念して、1999年(平成11年)10月に大垣山岳協会により記念の案内板が設置された。 ただし、伊吹山ドライブウェイは自動車専用道であるため、伊吹山の山頂へ歩いて行くことはできない。 笹又登山道 岐阜県揖斐川町春日川合のさざれ石公園から静馬ヶ原で伊吹北尾根に合流するルートである。 薬草などが栽培されている農地の周囲には鹿などによる害獣対策として防護柵が設置され、登山者用の出入り口の扉がある。 上部は伊吹山ドライブウェイと並行するトラバース道となり、北尾根で「静馬ヶ原」と呼ばれるコルに至る。 山小屋と施設 [ ] 山頂の売店を兼ねた山小屋 山頂には5軒の売店が営業していて、季節によっては一部の店が日中の売店営業だけでなく夜間登山の仮眠所(収容人数350人)として開いている。 営業期間外は閉鎖される。 山頂から日の出を迎えるために夜間登山も盛んに行われ、週末の深夜などは登山者が携行する電灯が山肌に列をなして見られることがある。 上野からの登山道の3合目には自生する山野草の観察路が設置され、5合目には売店、自動販売機、休憩所があり 、6合目には米原市によりが設置されている。 3合目の伊吹山ゴンドラ終点駅の高台には、伊吹高原ホテルの建物があるが営業されていない。 山頂部にある伊吹山寺のは、冬期に緊急避難場所として一部が開放されることがある。 山頂一帯は泊などのが禁止されている。 山頂の一等三角点の近くには伊吹山測候所があったが、2001年に観測業務を終了し、2010年に撤去された。 観光 [ ] 岐阜県揖斐川町のさざれ石公園にある岐阜県の天然記念物「笹又の石灰質角礫巨岩」 麓から山頂直下に至る伊吹山ドライブウェイが、の自家用車や、などにより利用されている。 終点の駐車場からは、山頂部の自然庭園のお花畑をめぐる遊歩道が整備され、山頂部には売店群がある。 伊吹山ドライブウェイ から東尾根を登って9合目まで至る有料道路で、9合目には500台以上を収容できる駐車場のほか、展望設備や飲食店、売店を営業している。 この道路を利用した自転車競技も行われている。 山上でなどののために利用されることもある。 2013年に終点駐車場の観光施設が建て替えられて、スカイテラス伊吹の展望台が設置された。 積雪期には営業を休止し閉鎖される。 詳細は「」を参照 山頂遊歩道 山頂周辺にはを含む野草群落が花畑として保護されており、夏季には色とりどりのお花畑となる。 伊吹山ドライブウェイ終点の駐車場からは遊歩道が整備されている。 遊歩道は3本が整備されていて、20分ないし40分程度で山頂に到達できる。 年間約30万人の利用者がある。 伊吹山文化資料館 南西山麓の滋賀県米原市春照77に、1998年(平成10年)3月に、伊吹山地とその山麓の自然と文化を主なテーマとした「伊吹山文化資料館」が開設された。 伊吹薬草の里文化センター 南西山麓の滋賀県米原市春照37に、「伊吹薬草の里文化センター」(ジョイ伊吹)の複合施設が開設されている。 薬草の古い歴史をもつ旧伊吹町により、前庭に野草園が開設されている。 生涯学習センター、図書室、ジョイホール、グロウブステージ、薬草湯などの施設がある。 薬草湯のにはがあり、北東に伊吹山を望むことができる。 夢高原かっとび伊吹 毎年8月下旬の日曜日に、山岳の「夢高原かっとび伊吹」が開催されている。 滋賀県米原市にある伊吹薬草の里文化センターを起点として、伊吹山の頂上をゴールとする約10kmのコース。 前半のスタート地点から一合目までは舗装路(約4. 5 km)で、後半の一合目から山頂までは登山道(約5. 5 km)、高低差(1,197 m)。 約1,000人ほどが参加している。 伊吹山パラグライダースクール 上野からの伊吹山登山道の1合目上部の旧伊吹山スキー場のゲレンデが、発着場として利用されている。 1合目に事務所を構え、パラグライダーの講習や体験飛行を行っている。 2009年10月4日には が原因と考えられる [ ]墜落事故が2件発生し1人が死亡した。 さざれ石公園 東山麓の揖斐川町にあり、日本の「」にも詠まれるが伊吹山で採掘されると説明している。 1977年(昭和52年)11月18日に、西山腹の岐阜県揖斐郡揖斐川町の「笹又の石灰質巨岩」(重さ約50 )が、岐阜県の天然記念物の指定を受けた。 伊吹北尾根の登山口となっている。 伊吹山スキー場 伊吹山はでの発祥の地として知られている。 1916年(大正5年)春に中山再次郎が関西地方で初めてとなるスキー大会を伊吹山で開催し、3合目には関西地方のスキー普及尽力した中山再次郎 の胸像が建てられている。 古くからが南斜面でを運営していた。 年間約30,000人の利用者があった。 2005年に撤退し譲渡され「ピステジャポン伊吹」として再開したものの、2008年から休業し、その後リフトは撤去されスキー場は閉鎖された。 から望む伊吹山と 山容 名称 標高 m 三角点等級 基準点名 伊吹山からの 方角と距離 km 備考 1,317 北北西 16. 0 滋賀県の第2高峰 494. 52 三等 「大岳」 西北西 13. 2 新・花の百名山 923. 85 二等 「池田山」 東北東 10. 4 池田の森 伊吹山 1,377. 31 一等 「伊吹山」 0 、 1,094 (二等 1,083. 45) 「霊仙山」 南 15. 5 895. 31 二等 「養老山」 南南東 20. 2 1,247 南 26. 6 最高峰 花の百名山 1,144 (標高未確定) 南 29. 1 、花の百名山 新・花の百名山 周辺の峠 [ ]• 静馬ヶ原 - 山頂の北東1. 6 kmの伊吹山と御座峰との、標高約1,100 m、笹又からの登山道と伊吹北尾根との合流点。 国見峠 - 山頂の北5. 5 kmの国見岳と虎子山との鞍部、標高約840 m、とを結ぶ林道が通る。 伊吹北尾根の登山道の登山口。 源流の河川 [ ] 伊吹山の北西面を巻き琵琶湖へと注ぐ 伊吹山をとするには、へ流れる淀川水系と、濃尾平野の河川へ流れる木曽川水系がある。 伊吹山と伊吹北尾根はその西側の淀川水系と東側の木曽川水系とのとなっている。 (淀川水系)• 長谷川(木曽川水系、の)• (木曽川水系、の支流)• (木曽川水系、牧田川の支流) 交通・アクセス [ ] 公共交通機関 上野登山口へは、のが最寄りの鉄道駅で 、5km弱の道のりである。 登山口近くには「伊吹登山口」があり、近江長岡駅またはのからが路線バスを運行している。 登山口の3合目までを利用することもできる。 伊吹山ドライブウェイの9合目駐車場へは、JR西日本の東海道本線桜橋口またはJR東海の東海道本線からを運行しているほか、夏期にはJR東海の東海道本線とからが路線バスを季節運行している。 の2階展望デッキから望む伊吹山 自動車 上野登山口へは、のまたはのからやを経由して10km程度の道のりで、登山口近くでは民家や民間の有料がある。 伊吹山ドライブウェイ入口へは、関ヶ原インターチェンジからを経由して3km程度の道のりである。 南西山麓を通る沿いのとの交差点南西部にがあり、2階には伊吹山展望デッキがある。 伊吹山の風景 [ ] 各方面からの山容 [ ] 麓の、、東海道本線やの車窓などからもそのどっしりとした山容を望むことができる。 西斜面では石灰岩採掘のために削り取られた山肌が目立ち、景観を害している。 西山麓の米原市のからもその山容を望むことができ 、名景とされている。 南側にある清滝山(標高439 m)の山頂は、伊吹山を間近に望むことができる展望台となっている。 東の池田山からは山容を望むことができるが、南東にある南宮山の登山道からは、ほとんど山容を望むことができない。 南南東の養老山地のからは山容を望むことができるが、からは望むことができない。 南の鈴鹿山脈の霊仙山からは、どっしりとした山容を望むことができる。 北北東側の展望、や メディア [ ] 文学 [ ]• がで「かくとだに えやは伊吹の さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを」のを詠んでいる。 1689年(2年)秋ににより「そのままよ 月もたのまし 伊吹山」のが詠まれている。 伊吹弥三郎の - 伊吹山に住む力持ちの男の弥三郎の「の土を運んで伊吹山とをつくった。 」などの多数の怪力話が伝えられている。 伊吹山中では「弥三郎岩屋」などの弥三郎伝説に因んだ地名が残されている。 関連書籍 [ ]• 「」、滋賀県経済部林務課、1937年。 福永円澄『伊吹百草』、2005年6月25日。 村瀬忠義、草川啓三、須藤一成『伊吹山自然観察ガイド』、2007年5月。 監修 阿部勇治 2015年3月1日. 2019年1月16日閲覧。 テレビ番組 [ ] 伊吹山を主題とするテレビ番組が多数放送されている。 『日本百名山 伊吹山』 、1994年4月8日放送• 『花の百名山 伊吹山 イブキジャコウソウ』 NHK衛星第2テレビジョン、1995年12月18日放送• 『さわやか自然百景 滋賀・伊吹山』 NHK総合テレビジョン、、2003年8月31日放送• 『萌ゆるッ 山ガール!! 』 、2010年8月5日放送、出演• 『さわやか自然百景 伊吹山 春』 NHK総合テレビジョン、さわやか自然百景、2014年6月8日放送 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• の寮歌では「 伊吹おろしの雪消えて、木曽の流れにささやけば、先に満ちてる国原の、春永劫にかおるかな」と歌われていた• 伊吹山表登山道の登山口(米原市上野)および伊吹山ドライブウェイ終点駐車場の山頂遊歩道入り口に入山協力金受付所が設置されている。 『伊吹山お花畑植物ガイド』にはイブキタンポポ、コバノミミナグサ、ミヤマコアザミ、ルリトラノオ、イブキアザミ、コイブキアザミ、イブキコゴメグサ、イブキレイジンソウの8種とされており、イブキヒメヤマアザミを加えると9種となる。 これに加えて、イブキフウロを固有種に数えることもある。 伊吹山の多くの地域が共有地であり、かつては広く採草、柴刈り等に利用されていたことも、森林の発達を抑制し草原が維持されてきた要因であると考えられている。 キバナノレンリソウは原産の植物で、伊吹山に定着した。 日本では伊吹山にのみ生育している。 5合目に設置されていた古いトイレは撤去された。 伊吹山は近江長岡駅の北北東7. 1 kmに位置する。 出典 [ ]• 2011年3月21日閲覧。 国土地理院. 2011年2月5日閲覧。 2011年3月21日閲覧。 2010年6月1日. 2011年4月7日閲覧。 武内正『日本山名総覧 1万8000山の住所録』白山書房、1999年、260頁。 『湖国と文化』136号、滋賀県文化振興事業団、2011年。 環境省. 2014年6月22日閲覧。 『伊吹山リーフレット』 伊吹山観光振興会(2014年)• 滋賀県教育委員会事務局文化財保護課. 1 2004年3月. 2014年6月23日閲覧。 (文化遺産オンライン)• 日本のハーブ事典 東京堂出版 村上志緒P10• 滋賀県琵琶湖環境部自然環境保全課 2008年5月29日. 2013年8月15日閲覧。 滋賀県. 2013年11月13日閲覧。 岐阜県. 2011年4月7日閲覧。 公益財団法人伊吹山麓スポーツ文化振興事業団. 2014年6月22日閲覧。 文化庁. 2014年6月21日閲覧。 米原市. 2011年4月7日閲覧。 2014年6月21日閲覧。 郵便局株式会社 近畿支社 2010年6月25日. 2011年4月7日閲覧。 ビスシャボン伊吹. 2011年4月7日閲覧。 ・ 2010年11月25日. 2011年2月8日閲覧。 [ ]• 朝日新聞 2014-1-28• 米原市 2014年4月1日. 2014年6月13日閲覧。 2009年3月5日. 2011年4月7日閲覧。 2014年5月23日閲覧。 気象庁. 2014年5月23日閲覧。 2011年2月5日閲覧。 国の天然記念物「伊吹山頂草原植物群落」の山頂部の現地解説板による。 日本のハーブ事典 東京堂出版 村上志緒P10• 米原市 2013年12月2日. 2014年6月22日閲覧。 岐阜県 2014年3月. 2014年6月23日閲覧。 岐阜県 2014年3月. 2014年6月23日閲覧。 岐阜県 2014年3月. 2014年6月23日閲覧。 岐阜県 2014年3月. 2014年6月23日閲覧。 岐阜県 2014年3月. 2014年6月23日閲覧。 岐阜県 2014年3月. 2014年6月23日閲覧。 岐阜県 2014年3月. 2014年6月23日閲覧。 エンビジョン環境保全事務局. 2011年4月7日閲覧。 イーグレット・オフィス. 2014年9月5日閲覧。 NHK. 2014年6月13日閲覧。 イーグレット・オフィス. 2014年9月5日閲覧。 近江鉱業株式会社. 2013年11月13日閲覧。 滋賀鉱産株式会社. 2013年11月13日閲覧。 滋賀鉱産株式会社. 2013年11月13日閲覧。 2011年4月7日閲覧。 米原観光協会. 2011年4月7日閲覧。 かすがモリモリ村リフレッシュ館. 2014年6月28日閲覧。 揖斐川町 2010年4月1日. 2014年6月28日閲覧。 伊吹山薬草サミット実行委員会. 2014年6月28日閲覧。 びわこビジターズビューロー 2014年1月10日. 2014年6月22日閲覧。 日本自動車道株式会社. 2013年11月14日閲覧。 公益財団法人伊吹山麓スポーツ文化振興事業団. 2014年6月22日閲覧。 夢高原かっとび伊吹. 2014年6月22日閲覧。 揖斐川町. 2011年4月7日閲覧。 岐阜県. 2014年6月22日閲覧。 2014年6月22日閲覧。 近江鉄道グループ. 2011年4月7日閲覧。 滋賀県. 2014年6月22日閲覧。 NHK. 2011年4月7日閲覧。 NHK. 2011年4月7日閲覧。 関西テレビ. 2011年4月7日閲覧。 参考文献 [ ]• 青木繁(監修)、橋本猛『伊吹山花散歩』、2014年4月2日。 あらたひでひろ(写真)、村瀬忠義(解説)『伊吹山のお花畑』、2007年7月19日。 一等三角点研究会『』、1988年11月。 大川勝德『伊吹山の植物』幻冬舎ルネッサンス、2009年10月20日。 片岡浜子、沢原道則、山本武人、米田実『滋賀県の山』山と溪谷社〈分県登山ガイド〉、2000年6月、改訂第2版。 金丸勝実『鈴鹿・伊吹山』山と溪谷社〈花の山旅〉、2001年6月10日。 『関西百名山地図帳』山と溪谷社、2010年2月。 岐阜県山岳連盟『ぎふ百山』、1987年7月。 小泉武栄『自然を読み解く山歩き』、2007年3月。 『御在所・霊仙・伊吹』〈2014年版〉、2014年3月18日。 須田真一、永幡嘉之、中村康弘、長谷川大、矢野勝也『日本のチョウ』日本チョウ類保全協会、〈フィールドガイド〉、2012年4月30日。 『コンサイス日本山名辞典』徳久球雄(編集)、、1992年10月、修訂版。 高木朋美、田中俊弘「春日村における薬草仲買人・小寺甚五郎の記録 第1報 「買入帳」と「売上帳」」『薬史学雑誌』第31巻第2号、日本薬史学会、1996年12月30日、。 高木朋美、田中俊弘「春日村における薬草仲買人・小寺甚五郎の記録 第2報 「売上帳」に記載された地名の考察」『薬史学雑誌』第32巻第2号、日本薬史学会、1997年12月30日、。 高木朋美、田中俊弘「春日村における薬草仲買人・小寺甚五郎の記録 第3報 「売上帳」に見られる薬草取引量と売上高および品目」『薬史学雑誌』第32巻第2号、日本薬史学会、1997年12月30日、。 竹内望、角川咲江、武藤恭子「伊吹山頂上の残雪表面の雪氷藻類」『日本雪氷協會雜誌』第73巻第5号、、2011年9月15日、。 竹田繁良『伝承地でたどるヤマトタケルの足跡 尾張・美濃・近江・伊勢』、2012年3月8日。 『』、1995年6月。 豊国秀夫『日本の高山植物』山と溪谷社〈山溪カラー名鑑〉、1988年9月。 『新日本山岳誌』ナカニシヤ出版、2005年11月。 『』、1997年3月。 『日本の山1000』山と溪谷社、1992年8月。 『日本百名山地図帳』山と溪谷社、2005年7月。 『日本百名山登山案内』山と溪谷社、1998年12月。 『日本百名山登山ガイド・下』山と溪谷社(編集)、山と溪谷社〈ヤマケイアルペンガイドNEXT〉、2011年6月24日。 『花の百名山地図帳』山と溪谷社(編集)、山と溪谷社、2007年6月20日。 『花の百名山登山ガイド 下』山と溪谷社(編集)、山と溪谷社〈目的別AGビッグフット〉、1996年3月、改訂第5版。 『』、1982年7月。 深田クラブ『』昭文社、1987年。 『植物一日一題』、2008年2月6日。 松井志津子『名古屋から行く 隠れた名山64』七賢出版、1995年6月16日。 安原修次『伊吹山の花』、2003年8月20日。 『山と溪谷2011年1月号付録』山と溪谷社〈山の便利手帳2011〉、2010年12月、 B004DPEH6G。 与呉日出夫『改訂新版 名古屋周辺の山』山と溪谷社〈週末登山コースの百科事典〉、2010年7月。 吉川幸一『こんなに楽しい岐阜の山旅100コース 美濃〈上〉』風媒社、2005年3月。 吉住友一、田中均、笠井道男、岩田好晃、山中保一『鈴鹿を歩く』山と溪谷社〈フルカラー特選ガイド〉、1995年11月。 関連項目 [ ]• 、、、、• ()、(滋賀県 標高第2位の山)• 、、(伊吹山頂草原植物群落)• 、、伊吹鉱山• (日本武尊)• - のの2番艦。 1909年就役。 - 帝国海軍の。 1942年起工、未成。 外部リンク [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 エンビジョン環境保全事務局. 2014年6月23日閲覧。 岐阜県• 山頂行きバスの時刻も掲載• 山の情報が満載.

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伊吹山の登山は初心者におすすめ!素人に人気のお手軽登山コースとは?

伊吹 山 標高

山頂のの石像 古くから霊峰とされ、『』、『』においてはが東征の帰途に伊吹山の神を倒そうとして返り討ちにあったとする神話が残されている。 、 、 、 、近畿百名山、 の1つに選定されている。 滋賀県、岐阜県、、の多くの学校ので「伊吹山」に関する語句が歌われている。 山名 [ ] 『日本書紀』では「五十葺山」と記され 、『古事記』では「伊服阜能山」と記述される。 また、「膽吹山」のほか、「伊服阜山」、「伊夫阜山」とも記される。 かつてにおいては「大乗峰」と呼ばれていた。 「伊吹山」の読み方について、国土地理院の登録された山名をはじめ、地図や道路標識などの振り仮名は「いぶきやま」となっており、伊吹山の山麓地域では「いぶきやま」と呼ばれる。 一方、「いぶきさん」という呼び方も存在し 、滋賀県の伊吹町では「いぶきやま」、美濃尾張方面では「いぶきさん」とする名鑑がある ほか、滋賀県内の伊吹山に近い地域では「いぶきやま」、遠い地域になるほど「いぶきさん」と呼ぶ傾向があるとも言われており 、岐阜県でも同様の傾向がある。 『古事記』にはがこの伊吹大明神と戦って敗れる物語がある。 伊吹山の神に苦しめられて敗れたヤマトタケルは病に冒されて山を下り、居醒の泉(米原市のの1つに選定されている「居醒の清水」 )で少し回復したものの、のちに悪化して亡くなったとする伝説が伝えられている。 山頂部にはその日本武尊の石像と 、伊吹山の神の白猪の像が設置されている。 表登山道の三合目西側の「高屋」と呼ばれる場所はヤマトタケルが山の神に出会った場所とされていて、大正時代に石の祠が建立されその中に木造の日本武尊が祀られた。 また文献によれば、古代には・の両国で伊吹神が祀られたことが知られる。 では両神に対する奉叙の記事が散見され、中央にも知られる神であった。 両神は、『』においてもそれぞれ「伊夫伎神社」・「伊富岐神社」として記載されてに列しているほか、美濃の伊富岐神社は美濃国内において(一宮)に次ぐ二宮に位置づけられた。 現在も近江の神社は伊夫岐神社(滋賀県米原市伊吹)として、美濃の神社は(岐阜県不破郡垂井町岩手)として祭祀が継承されている。 なお、創祀については美濃地方の豪族の伊福部氏との関係を指摘する説もある。 山岳宗教と伊吹山寺 [ ] 伊吹山8合目西にある伊吹山寺を開いた三修が修行を行った行導岩 が伊吹山に登り、弥高寺と大平寺を建立したと伝えられている。 を開山したは、この山に分け入り白山信仰を伝えた。 に伝わったと結びついて修験の場として、多くのが山中に建立されるようになった。 -(年間)に三修により、伊吹山の南側の中腹の尾根上に山岳寺院の弥高寺が建立されたことが「」に記録されている。 三修(さんじゅ)により山上と山麓に山岳寺院が建立され、まで山岳修行の山とされていた。 弥高寺は伊吹山寺と呼ばれるの中心となる一つで、伊吹四大寺として他に大平寺、長尾寺、観音寺が建立され 、のちに伊吹護国寺となった。 には修験者による山岳宗教が発達し一時は数百の堂房が山中に建ち隆盛したが、に兵火でほとんどが焼失し現存せずその地名が残されている。 弥高寺は戦国時代にやによりの一部として改造され、1512年(9年)に兵火に遭い、その後ふもとに坊舎が移された。 は伊吹山の太平寺に暮らし、平等石(行道岩)で修行を行い、木彫仏を残している。 「弥高寺跡」は2004年(平成16年)2月27日に、国のに指定された。 年表 [ ]• 673年 - により麓に三関のひとつであるが置かれる。 - 日本七高山(近畿地方の7つの)の一つに数えられる。 712年(5年) - 古事記の景行記に、伊吹山にまつわる日本武尊の伝説が記される。 851-854年(年間) - 伊吹山の南側の中腹の尾根上に山岳寺院の弥高寺が建立された。 1558年(元年)- この年から1570年(永禄13年)の間に、織田信長がから入手した薬草を栽培する菜園を伊吹山に作らせる。 その菜園には、ポルトガル人が自国で用いていた約3,000種のハーブが移植されたといわれている。 末年 - 川崎義令が千種類に及ぶ薬草を採取する。 1912年(元年)10月 - 山頂の弥勒堂近くに礎石を築き、現代にも残る日本武尊の石像が供養される。 2010年まで山頂にあった伊吹山観測所• 1919年(大正8年)8月1日 - 山頂に設置された伊吹山観測所がを開始する。 この観測所の建設時には、周辺で古刀やが発掘された。 1927年(昭和2年)2月14日 - 11. 82m のが観測され、世界山岳気象観測史上1位となる。 1929年(昭和4年)5月1日 - 山頂の観測所が国営の付属伊吹山となる。 1950年(昭和25年)7月24日 - 山腹周辺がの特別保護地区に指定される。 1952年(昭和27年)6月 - 伊吹工場がの伊吹鉱山の操業を開始する。 1957年(昭和32年)1月11日 - がを設置し開業する。 1965年(昭和40年)7月1日 - が全線の供用を開始し、以降は利用によるが増加する。 1967年(昭和42年)3月17日 - 岐阜県が、岐阜県側の山域をに指定する。 1998年(平成10年)3月 - 伊吹山文化資料館が開設された。 2001年(平成13年)3月31日 - 伊吹山測候所の観測が終了する(跡地は2010年に撤去されて更地化された)。 2003年(平成15年)7月25日 - 伊吹山頂草原植物群落が、国の天然記念物に指定される。 2009年 - 伊吹山スキー場が、積雪量の減少と運営会社の都合を理由に営業を休止する。 伊吹山表登山道の登山口(米原市上野)に設置された入山協力金受付• 2010年(平成22年)• 7月1日 - が、オリジナルフレーム「Mt. IBUKI 2010」および「伊吹山からの花便り」を発売する。 7月24日 - ピステジャポン伊吹が観光登山用の伊吹山の営業を再開する。 10月13日 - が麓の上野登山口から登頂する。 伊吹山スキー場のスキー用リフトなどが撤去され、スキー場が閉鎖される。 2014年(平成26年)5月1日 - 入山料金制度を試験導入(1人300円)。 気候 [ ] 伊吹山は冬にからのの通り道となり、では、冬季に北西の方角から吹くを「」と呼ぶ。 で雪も非常に多く、1927年2月14日には世界最深積雪記録となる積雪量1182cmを記録しており、現在でもこの記録は破られていない。 また、旧平年値(1971-2000)における月別平均気温はとほぼ同じ値となっている。 以下、データは2001年3月31日に観測を終了した伊吹山測候所の記録である。 伊吹山 標高1375. 9 49. 8 10. 8 51. 4 14. 6 58. 3 22. 1 71. 8 23. 5 74. 3 25. 4 77. 7 27. 6 81. 7 29. 2 84. 6 28. 8 83. 8 21. 4 70. 5 18. 3 64. 9 13. 8 56. 8 29. 2 84. 6 27. 3 1. 2 34. 2 8. 6 47. 5 13. 3 55. 9 16. 3 61. 3 20. 0 68 21. 1 70 17. 5 63. 5 12. 2 54 6. 5 43. 7 0. 2 32. 4 9. 3 48. 4 18. 7 23. 5 1. 3 34. 3 6. 2 43. 2 11. 1 52 15. 1 59. 2 15. 9 60. 6 12. 2 54 6. 1 43 0. 7 33. 6 23. 7 3. 7 38. 3 2. 5 2. 9 3. 6 21. 9 0. 3 32. 5 6. 5 43. 7 7. 6 45. 7 3. 2 37. 6 25. 9 14. 7 5. 5 2. 3 mm inch - - - 134. 6 5. 299 166. 2 6. 543 279. 7 11. 012 315. 2 12. 409 217. 1 8. 547 253. 7 9. 988 142. 3 5. 602 90. 4 3. 559 - - 出典 1: 伊吹山気温 出典 2:• 西側の上空方面から望む伊吹山 伊吹山は約3億年前に噴火したであったとされており 、やのが発見されたことから、地層には約2億5千年前のに海底に堆積した層が含まれていると考えられている。 その時期にサンゴ礁が形成されたことで石灰質の地層が堆積した。 中腹より上部は、に形成されたが広く分布している。 山頂部では、カレンフェルトや巨大な石灰露岩などのが見られる。 化石が多く含まれ、フズリナやウミユリの化石がよく見られる。 石灰岩には塊状の亀裂が多く、水透しが良く表土は乾燥し易い。 現在は良質の石灰岩が採掘される山として知られている。 山麓はの里としても知られている。 石灰岩層は山肌に降った雨などを浸透させ、伊吹山の山麓には石灰岩層から抽出された分などを多く含む湧水が豊富である。 このうち、にあるの湧水はの一つに選ばれている。 醒ヶ井宿にある居醒の水が平成の名水百選に選ばれたほか、「春照の泉 臼谷の湧水 」が知られている。 南西山麓米原市上野の伊吹山の登山口には「ケカチの水」と呼ばれる湧水がある。 山頂の弥勒堂へ向かう山岳行者が身を清めた場所とされていた。 生物 [ ] 植物 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 標高が低い山であるが、石灰岩層の山であることと地理的な環境条件などの要因でが豊かで植物研究に貴重な山とされ 、らの多くの植物学者や採薬師により調査がなされている。 日本ではに継いでと共に2番目に植物の種類が多い山であるとする調査結果がある。 山麓から山頂にかけて様々なの群生地があり、 Cirsium confertissimum などの9種の固有種がある。 高山の高茎草原に見られる種も自生していて、おもなものとして、、、、シシウド、、シモツケソウ、、、、ユウスゲ、ルリトラノオなどがある。 頂上の残雪表面では雪氷が確認されている。 伊吹山頂草原植物群落(シモツケソウとなどが開花した夏) 山頂部では樹木の生育が抑えられてが少なく、日本では数少ない北方性の高山植物または亜高山性植物の植物が分布する山地草原が発達している。 約300種の温帯性および亜高山性の草木の群生地となっていて、近畿地方以南では他に例がない。 地層形成年代が古いことと高山的な気象条件になることから、伊吹山の固有種を産出している。 日本で分布の西南限となっている種が多数ある。 日本海要素の植物が多い。 石灰岩地を好んで生育する植物が多い。 西日本に分布する南方要素(襲速紀要素)の植物が北上してきている。 多くの薬草(民間薬草が230種ほど、局方薬草19種)が分布し 、、キバナノレンリソウ 、のように、ヨーロッパを原産とする雑草が生育しているが、これらは、がの希望を聞き入れ、伊吹山に土地を与えてを作ったときに、ヨーロッパから持ち込まれたに紛れて入ってきたと推測されている。 オオバギボウシとメラカラコウ群落、オウバギボウシとショウジョウスゲ群落、サラシナショウマ群落、フジテンニンソウ群落、シモツケソウ群落、アカソ群落、岩場のイブキジャコウソウ群落、チシマザサ群落などが草本植物群落の季節ごとのお花畑となる。 2003年(平成15年)7月25日に、「伊吹山頂草原植物群落」が、代表的高山植物帯、特殊岩石地植物群落、著しい植物分布の限界地であることなどにより、国のに指定された。 周囲の木本植物群落としては、イブキシモツケ群落、と群落、と群落などがある。 上野からの登山道の3合目の草原にはユウスゲの群生地があり、などによる対策として防護ネットが設置され、観察路などが整備されている。 2013年(平成25年)から7月下旬に、その群生地で「ユウスゲ祭り」が開催されている。 このユウスゲの群生地付近はオカメガハラと呼ばれ、春から秋にかけて70種ほどの草花が生育している。 またその北側の3合目公衆トイレ周辺では100種ほどの草花が生育している。 2009年(平成21年)から西山麓の姉川左岸の米原市大久保地区周辺にはセツブンソウ、キバナノアマナなどの群生地があり、春先に「セツブンソウふれあい祭り」が開催されている。 山麓はと地帯で、三合目から上部はとなり、1,700を超える多くの植物が分布している。 ユウスゲ 山頂部の高山植物または亜高山性植物 、、、、、、、など 分布の西南限となっている種:、 、、、 、、、 など 日本海側要素の植物 、、、、、、、、、など 伊吹山の固有種 、、、、、 、、、 石灰岩地を好んで生育する植物 、、、、、、など 南方要素の植物 、、など 「イブキ」を冠する和名の種 [ ] イブキトラノオのように最初に伊吹山で発見されたことから、に「イブキ」を冠する種が多数ある。 イブキアザミ、コイブキアザミ、 、、 、、、 、イブキレイジンソウといった20種以上のイブキを冠する種の植物が自生している。 が著書『』で伊吹山を代表する花の一つとして、イブキジャコウソウを紹介した。 和名 学名 属 科 ・伊吹薊 Cirsium confertissimum var. herbicola ・ ・ NT・岐阜 ・伊吹髢草 Elymus caninus ・ ・ ・伊吹九蓋草 Veronicastrum sibiricum ・ ・ ・伊吹金鳳花 Ranunculus japonicus Thunb. var. ibukiensis ・ ・ ・伊吹金毛苔 Ulota perbreviseta ・ Ulota ・Orthotrichaceae ・伊吹小米草 Euphrasia insigna Wettst. subsp. glabrata ・ Thelypteris ・Thelypteridacea ・伊吹下野 Spiraea dasyantha ・ ・ ・伊吹麝香草 Thymus serpyllum ssp. quinquecostatus ・ ・ NT・岐阜 ・伊吹菫 Viola mirabilis var. subglabra ・ ・ VU・滋賀 ・伊吹芹擬 Tilingia holopetala ・ Tilingia ・ ・伊吹仙洞草 Chamaele decumbens Makino f. dilatata ・ セリ科・Apiaceae ・伊吹抑 Poa radula Franch. et Savat ・ イネ科・Poaceae ・伊吹大戟 Euphorbia pekinensis Rupr. var. ibukiensis ・ ・ ・伊吹点火茎 Festuca parvigluma Steud. var. breviaristata ・ イネ科・Poaceae VU・環境省 ・伊吹虎の尾 Persicaria bistorta ・ ・ ・伊吹鳥兜 Aconitum japonicum var. ibukiense ・ キンポウゲ科・Ranunculaceae ・伊吹糠穂 Milium effusum ・ Milium イネ科・Poaceae ・伊吹野豌豆 Vicia sepium ・ ・ ・伊吹旗竿 Arabis gemmifera var. alpicola ・ ・ ・伊吹柏槇 Juniperus chinensis ・ ・ ・伊吹風露 Geranium yesoense var. lobato-dentatum ・ ・ VU・岐阜 ・伊吹防風 Seseli libanotis ssp. コイブキアザミ このうち、以下の種はならびに岐阜県、滋賀県で、にII類(Vulnerable, )あるいは準絶滅危惧(Near Threatened, NT)に指定されている。 絶滅危惧II類・VUの種• 環境省 - イブキコゴメグサ、イブキトボシガラ、コイブキアザミ• 岐阜県 - イブキコゴメグサ、イブキフウロ、イブキレイジンソウ• 滋賀県 - イブキスミレ、イブキレイジンソウ• 準絶滅危惧・NTの種• 環境省 - イブキレイジンソウ• 岐阜県 - イブキアザミ、イブキジャコウソウ、イブキボウフウ、コイブキアザミ• 滋賀県 - イブキボウフウ 動物 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 石灰岩の山であることからが多い。 では、、、、、、などが生息する。 では、草原などに生息する、、、や、、、、、、、、、、となどのなどが生息する。 花には 、 、 、 、 などのを含む多くのが集まる。 産業 [ ] 鉱業 [ ] 伊吹山の石灰岩は、古くは漆塗りの原材料に用いる消石灰として1661年ごろには開発されていたが 、は・需要の急増により大量に採掘されてきた。 1949年にが伊吹山に弥高採鉱場を開き 、1951年に伊吹工場が開発工事に着手する など、大規模に採掘が進められ、南西の稜線は山容が変貌するまでに大きく削り取られた。 1971年からは住友大阪セメント伊吹工場によって南西斜面の緑化活動が始められ、2003年に同社が滋賀鉱産株式会社に事業を引き継いだ現在も続けられている。 鉱山としては現在も近江鉱業および滋賀鉱産が稼行している。 薬草 [ ] 『木曽海道六十九次之内 』、の店が描かれている。 伊吹山は薬草の宝庫として 、古くから利用されていた。 、、が「伊吹三大薬草」とされている。 さらに多くの植物を配合して「伊吹百草」の名で百草茶や入浴剤などが周辺の山麓で生産されていた。 お灸に使用されるもぐさに関しては、古くから伊吹山が産地として知られており『小倉百人一首』には以下のように「恋の熱い思いはさながら伊吹山のもぐさのお灸ようだ」という内容の歌が収められている。 かくとだにえやは伊吹のさしも草さしも知らじな燃ゆる思ひを(『後拾遺集』) 山麓では約280種の薬草が生え、揖斐川町春日川合の古屋地区では昔から薬草を生活の糧にして生きてきた。 薬草仲買人の小寺甚五郎により薬草の買入帳と売上帳が残され、売買された薬草の品目と取引量などが記録されている。 滋賀県米原市の山麓には、薬草を利用した温泉施設がある。 で用いられるとして「伊吹もぐさ」が知られている。 後期ののがを商い、のに「江州柏原、伊吹山の麓の亀屋左京の切り艾」と言う歌を教え込み、歌の流行につれ伊吹艾(いぶきもぐさ)の名が全国に広まるようになった。 滋賀県米原市には、最盛期には10軒以上の艾屋があった。 文化2年(1805年)刊行のにも柏原宿の説明として「此駅は伊吹の麓にして名産伊吹艾の店多し」との記述がみられる。 現在も亀屋佐京商店が営業を続けている。 山麓では薬草に関する以下の施設がある。 ジョイ伊吹(伊吹薬草の里文化センター) - 滋賀県米原市春照37• 伊吹山文化資料館 - 滋賀県米原市春照77• かすがモリモリ村 - 揖斐川町春日六合3429番地• 1998年(平成2年)に、伊吹山麓周辺の自治体により、「伊吹山薬草サミット」が設立された。 薬草のヤクのとして毎年8月9日に、サミット会議およびオープンサミットが開催されている。 会場周辺において構成市町村の薬草を利用した物産販売を実施するなどの事業が行われている。 参加自治体は、岐阜県大垣市、養老町、上石津町、関ヶ原町、揖斐川町、大野町、および滋賀県米原市、で、伊吹山薬草サミット実行委員会の事務局は、大垣市経済部農務課内に置かれている。 初回は1998年に、伊吹山の東山麓の薬草の生産地である揖斐川町春日六合のさざれ石公園で開催された。 登山 [ ] 御座峰から望む伊吹北尾根の登山道、右奥に伊吹山 表登山道 南東山麓の米原市上野から南西斜面のスキー場跡地を経由して山頂に至るルートである。 年間、約30,000人の利用者がある。 登山口のすぐ近くにバス停があり 、記入提出場所がある。 伊吹山ゴンドラを利用して3合目まで上がることもできる(2014年は営業が行われていない。 このルートの一部にもなっているは3合目まで自動車が通行できるように整備されているが、一般車両の通行は禁止されている。 3合目から5合目まではスキー場跡地を登り、夏期は施設や休憩施設、売店小屋が営業している。 5合目から9合目にかけては次第に急勾配となり、の登山道が続く。 このルートは下部の植林地の樹林帯を除き全般的に谷間や森を通らないため、展望は開けるが日差しを遮るものがない。 9合目から山頂部にかけてはロープが張られたお花畑の遊歩道が整備されている。 弥高尾根(やたかおね)道 米原市弥高から南の尾根を登るルートで 、三角点「城跡」(標高838. 7 m)から先は、はっきりしない道となる。 標高900m付近からトラバースして上野登山道の5合目に合流する。 上平寺尾根(じょうへいじおね)道 米原市上平寺から弥高尾根の東にある尾根を上り、三角点「城跡」で弥高尾根に合流する。 登道上には上平寺城跡の草地の広場がある。 弥高尾根と上平寺尾根が合流した先は、山頂まで延びる中尾根と呼ばれる尾根があり、かつては山頂に至る道があったとされている。 中尾根の途中から川戸谷を横切って南東尾根から笹又に至る横がけ道があったことが『史』に記録されている。 北尾根コース(伊吹北尾根縦走路) 伊吹山山頂の北側で岐阜県と滋賀県の県境をなす尾根は 伊吹北尾根と呼ばれている。 笹藪と雑木に覆われていて歩行困難であったが、大垣山岳協会の延べ1,000人程の会員により、1960年(昭和35年)から3年がかりで藪などが切り開いて伊吹山ドライブウェイの北尾根登山口から国見峠に至る、伊吹北尾根縦走路が開設された。 大垣新道と呼ばれることもあり毎年麓の揖斐川町春日の人々による整備が行われている。 御座峰の山頂にはこの縦走路開削を記念して、1999年(平成11年)10月に大垣山岳協会により記念の案内板が設置された。 ただし、伊吹山ドライブウェイは自動車専用道であるため、伊吹山の山頂へ歩いて行くことはできない。 笹又登山道 岐阜県揖斐川町春日川合のさざれ石公園から静馬ヶ原で伊吹北尾根に合流するルートである。 薬草などが栽培されている農地の周囲には鹿などによる害獣対策として防護柵が設置され、登山者用の出入り口の扉がある。 上部は伊吹山ドライブウェイと並行するトラバース道となり、北尾根で「静馬ヶ原」と呼ばれるコルに至る。 山小屋と施設 [ ] 山頂の売店を兼ねた山小屋 山頂には5軒の売店が営業していて、季節によっては一部の店が日中の売店営業だけでなく夜間登山の仮眠所(収容人数350人)として開いている。 営業期間外は閉鎖される。 山頂から日の出を迎えるために夜間登山も盛んに行われ、週末の深夜などは登山者が携行する電灯が山肌に列をなして見られることがある。 上野からの登山道の3合目には自生する山野草の観察路が設置され、5合目には売店、自動販売機、休憩所があり 、6合目には米原市によりが設置されている。 3合目の伊吹山ゴンドラ終点駅の高台には、伊吹高原ホテルの建物があるが営業されていない。 山頂部にある伊吹山寺のは、冬期に緊急避難場所として一部が開放されることがある。 山頂一帯は泊などのが禁止されている。 山頂の一等三角点の近くには伊吹山測候所があったが、2001年に観測業務を終了し、2010年に撤去された。 観光 [ ] 岐阜県揖斐川町のさざれ石公園にある岐阜県の天然記念物「笹又の石灰質角礫巨岩」 麓から山頂直下に至る伊吹山ドライブウェイが、の自家用車や、などにより利用されている。 終点の駐車場からは、山頂部の自然庭園のお花畑をめぐる遊歩道が整備され、山頂部には売店群がある。 伊吹山ドライブウェイ から東尾根を登って9合目まで至る有料道路で、9合目には500台以上を収容できる駐車場のほか、展望設備や飲食店、売店を営業している。 この道路を利用した自転車競技も行われている。 山上でなどののために利用されることもある。 2013年に終点駐車場の観光施設が建て替えられて、スカイテラス伊吹の展望台が設置された。 積雪期には営業を休止し閉鎖される。 詳細は「」を参照 山頂遊歩道 山頂周辺にはを含む野草群落が花畑として保護されており、夏季には色とりどりのお花畑となる。 伊吹山ドライブウェイ終点の駐車場からは遊歩道が整備されている。 遊歩道は3本が整備されていて、20分ないし40分程度で山頂に到達できる。 年間約30万人の利用者がある。 伊吹山文化資料館 南西山麓の滋賀県米原市春照77に、1998年(平成10年)3月に、伊吹山地とその山麓の自然と文化を主なテーマとした「伊吹山文化資料館」が開設された。 伊吹薬草の里文化センター 南西山麓の滋賀県米原市春照37に、「伊吹薬草の里文化センター」(ジョイ伊吹)の複合施設が開設されている。 薬草の古い歴史をもつ旧伊吹町により、前庭に野草園が開設されている。 生涯学習センター、図書室、ジョイホール、グロウブステージ、薬草湯などの施設がある。 薬草湯のにはがあり、北東に伊吹山を望むことができる。 夢高原かっとび伊吹 毎年8月下旬の日曜日に、山岳の「夢高原かっとび伊吹」が開催されている。 滋賀県米原市にある伊吹薬草の里文化センターを起点として、伊吹山の頂上をゴールとする約10kmのコース。 前半のスタート地点から一合目までは舗装路(約4. 5 km)で、後半の一合目から山頂までは登山道(約5. 5 km)、高低差(1,197 m)。 約1,000人ほどが参加している。 伊吹山パラグライダースクール 上野からの伊吹山登山道の1合目上部の旧伊吹山スキー場のゲレンデが、発着場として利用されている。 1合目に事務所を構え、パラグライダーの講習や体験飛行を行っている。 2009年10月4日には が原因と考えられる [ ]墜落事故が2件発生し1人が死亡した。 さざれ石公園 東山麓の揖斐川町にあり、日本の「」にも詠まれるが伊吹山で採掘されると説明している。 1977年(昭和52年)11月18日に、西山腹の岐阜県揖斐郡揖斐川町の「笹又の石灰質巨岩」(重さ約50 )が、岐阜県の天然記念物の指定を受けた。 伊吹北尾根の登山口となっている。 伊吹山スキー場 伊吹山はでの発祥の地として知られている。 1916年(大正5年)春に中山再次郎が関西地方で初めてとなるスキー大会を伊吹山で開催し、3合目には関西地方のスキー普及尽力した中山再次郎 の胸像が建てられている。 古くからが南斜面でを運営していた。 年間約30,000人の利用者があった。 2005年に撤退し譲渡され「ピステジャポン伊吹」として再開したものの、2008年から休業し、その後リフトは撤去されスキー場は閉鎖された。 から望む伊吹山と 山容 名称 標高 m 三角点等級 基準点名 伊吹山からの 方角と距離 km 備考 1,317 北北西 16. 0 滋賀県の第2高峰 494. 52 三等 「大岳」 西北西 13. 2 新・花の百名山 923. 85 二等 「池田山」 東北東 10. 4 池田の森 伊吹山 1,377. 31 一等 「伊吹山」 0 、 1,094 (二等 1,083. 45) 「霊仙山」 南 15. 5 895. 31 二等 「養老山」 南南東 20. 2 1,247 南 26. 6 最高峰 花の百名山 1,144 (標高未確定) 南 29. 1 、花の百名山 新・花の百名山 周辺の峠 [ ]• 静馬ヶ原 - 山頂の北東1. 6 kmの伊吹山と御座峰との、標高約1,100 m、笹又からの登山道と伊吹北尾根との合流点。 国見峠 - 山頂の北5. 5 kmの国見岳と虎子山との鞍部、標高約840 m、とを結ぶ林道が通る。 伊吹北尾根の登山道の登山口。 源流の河川 [ ] 伊吹山の北西面を巻き琵琶湖へと注ぐ 伊吹山をとするには、へ流れる淀川水系と、濃尾平野の河川へ流れる木曽川水系がある。 伊吹山と伊吹北尾根はその西側の淀川水系と東側の木曽川水系とのとなっている。 (淀川水系)• 長谷川(木曽川水系、の)• (木曽川水系、の支流)• (木曽川水系、牧田川の支流) 交通・アクセス [ ] 公共交通機関 上野登山口へは、のが最寄りの鉄道駅で 、5km弱の道のりである。 登山口近くには「伊吹登山口」があり、近江長岡駅またはのからが路線バスを運行している。 登山口の3合目までを利用することもできる。 伊吹山ドライブウェイの9合目駐車場へは、JR西日本の東海道本線桜橋口またはJR東海の東海道本線からを運行しているほか、夏期にはJR東海の東海道本線とからが路線バスを季節運行している。 の2階展望デッキから望む伊吹山 自動車 上野登山口へは、のまたはのからやを経由して10km程度の道のりで、登山口近くでは民家や民間の有料がある。 伊吹山ドライブウェイ入口へは、関ヶ原インターチェンジからを経由して3km程度の道のりである。 南西山麓を通る沿いのとの交差点南西部にがあり、2階には伊吹山展望デッキがある。 伊吹山の風景 [ ] 各方面からの山容 [ ] 麓の、、東海道本線やの車窓などからもそのどっしりとした山容を望むことができる。 西斜面では石灰岩採掘のために削り取られた山肌が目立ち、景観を害している。 西山麓の米原市のからもその山容を望むことができ 、名景とされている。 南側にある清滝山(標高439 m)の山頂は、伊吹山を間近に望むことができる展望台となっている。 東の池田山からは山容を望むことができるが、南東にある南宮山の登山道からは、ほとんど山容を望むことができない。 南南東の養老山地のからは山容を望むことができるが、からは望むことができない。 南の鈴鹿山脈の霊仙山からは、どっしりとした山容を望むことができる。 北北東側の展望、や メディア [ ] 文学 [ ]• がで「かくとだに えやは伊吹の さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを」のを詠んでいる。 1689年(2年)秋ににより「そのままよ 月もたのまし 伊吹山」のが詠まれている。 伊吹弥三郎の - 伊吹山に住む力持ちの男の弥三郎の「の土を運んで伊吹山とをつくった。 」などの多数の怪力話が伝えられている。 伊吹山中では「弥三郎岩屋」などの弥三郎伝説に因んだ地名が残されている。 関連書籍 [ ]• 「」、滋賀県経済部林務課、1937年。 福永円澄『伊吹百草』、2005年6月25日。 村瀬忠義、草川啓三、須藤一成『伊吹山自然観察ガイド』、2007年5月。 監修 阿部勇治 2015年3月1日. 2019年1月16日閲覧。 テレビ番組 [ ] 伊吹山を主題とするテレビ番組が多数放送されている。 『日本百名山 伊吹山』 、1994年4月8日放送• 『花の百名山 伊吹山 イブキジャコウソウ』 NHK衛星第2テレビジョン、1995年12月18日放送• 『さわやか自然百景 滋賀・伊吹山』 NHK総合テレビジョン、、2003年8月31日放送• 『萌ゆるッ 山ガール!! 』 、2010年8月5日放送、出演• 『さわやか自然百景 伊吹山 春』 NHK総合テレビジョン、さわやか自然百景、2014年6月8日放送 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• の寮歌では「 伊吹おろしの雪消えて、木曽の流れにささやけば、先に満ちてる国原の、春永劫にかおるかな」と歌われていた• 伊吹山表登山道の登山口(米原市上野)および伊吹山ドライブウェイ終点駐車場の山頂遊歩道入り口に入山協力金受付所が設置されている。 『伊吹山お花畑植物ガイド』にはイブキタンポポ、コバノミミナグサ、ミヤマコアザミ、ルリトラノオ、イブキアザミ、コイブキアザミ、イブキコゴメグサ、イブキレイジンソウの8種とされており、イブキヒメヤマアザミを加えると9種となる。 これに加えて、イブキフウロを固有種に数えることもある。 伊吹山の多くの地域が共有地であり、かつては広く採草、柴刈り等に利用されていたことも、森林の発達を抑制し草原が維持されてきた要因であると考えられている。 キバナノレンリソウは原産の植物で、伊吹山に定着した。 日本では伊吹山にのみ生育している。 5合目に設置されていた古いトイレは撤去された。 伊吹山は近江長岡駅の北北東7. 1 kmに位置する。 出典 [ ]• 2011年3月21日閲覧。 国土地理院. 2011年2月5日閲覧。 2011年3月21日閲覧。 2010年6月1日. 2011年4月7日閲覧。 武内正『日本山名総覧 1万8000山の住所録』白山書房、1999年、260頁。 『湖国と文化』136号、滋賀県文化振興事業団、2011年。 環境省. 2014年6月22日閲覧。 『伊吹山リーフレット』 伊吹山観光振興会(2014年)• 滋賀県教育委員会事務局文化財保護課. 1 2004年3月. 2014年6月23日閲覧。 (文化遺産オンライン)• 日本のハーブ事典 東京堂出版 村上志緒P10• 滋賀県琵琶湖環境部自然環境保全課 2008年5月29日. 2013年8月15日閲覧。 滋賀県. 2013年11月13日閲覧。 岐阜県. 2011年4月7日閲覧。 公益財団法人伊吹山麓スポーツ文化振興事業団. 2014年6月22日閲覧。 文化庁. 2014年6月21日閲覧。 米原市. 2011年4月7日閲覧。 2014年6月21日閲覧。 郵便局株式会社 近畿支社 2010年6月25日. 2011年4月7日閲覧。 ビスシャボン伊吹. 2011年4月7日閲覧。 ・ 2010年11月25日. 2011年2月8日閲覧。 [ ]• 朝日新聞 2014-1-28• 米原市 2014年4月1日. 2014年6月13日閲覧。 2009年3月5日. 2011年4月7日閲覧。 2014年5月23日閲覧。 気象庁. 2014年5月23日閲覧。 2011年2月5日閲覧。 国の天然記念物「伊吹山頂草原植物群落」の山頂部の現地解説板による。 日本のハーブ事典 東京堂出版 村上志緒P10• 米原市 2013年12月2日. 2014年6月22日閲覧。 岐阜県 2014年3月. 2014年6月23日閲覧。 岐阜県 2014年3月. 2014年6月23日閲覧。 岐阜県 2014年3月. 2014年6月23日閲覧。 岐阜県 2014年3月. 2014年6月23日閲覧。 岐阜県 2014年3月. 2014年6月23日閲覧。 岐阜県 2014年3月. 2014年6月23日閲覧。 岐阜県 2014年3月. 2014年6月23日閲覧。 エンビジョン環境保全事務局. 2011年4月7日閲覧。 イーグレット・オフィス. 2014年9月5日閲覧。 NHK. 2014年6月13日閲覧。 イーグレット・オフィス. 2014年9月5日閲覧。 近江鉱業株式会社. 2013年11月13日閲覧。 滋賀鉱産株式会社. 2013年11月13日閲覧。 滋賀鉱産株式会社. 2013年11月13日閲覧。 2011年4月7日閲覧。 米原観光協会. 2011年4月7日閲覧。 かすがモリモリ村リフレッシュ館. 2014年6月28日閲覧。 揖斐川町 2010年4月1日. 2014年6月28日閲覧。 伊吹山薬草サミット実行委員会. 2014年6月28日閲覧。 びわこビジターズビューロー 2014年1月10日. 2014年6月22日閲覧。 日本自動車道株式会社. 2013年11月14日閲覧。 公益財団法人伊吹山麓スポーツ文化振興事業団. 2014年6月22日閲覧。 夢高原かっとび伊吹. 2014年6月22日閲覧。 揖斐川町. 2011年4月7日閲覧。 岐阜県. 2014年6月22日閲覧。 2014年6月22日閲覧。 近江鉄道グループ. 2011年4月7日閲覧。 滋賀県. 2014年6月22日閲覧。 NHK. 2011年4月7日閲覧。 NHK. 2011年4月7日閲覧。 関西テレビ. 2011年4月7日閲覧。 参考文献 [ ]• 青木繁(監修)、橋本猛『伊吹山花散歩』、2014年4月2日。 あらたひでひろ(写真)、村瀬忠義(解説)『伊吹山のお花畑』、2007年7月19日。 一等三角点研究会『』、1988年11月。 大川勝德『伊吹山の植物』幻冬舎ルネッサンス、2009年10月20日。 片岡浜子、沢原道則、山本武人、米田実『滋賀県の山』山と溪谷社〈分県登山ガイド〉、2000年6月、改訂第2版。 金丸勝実『鈴鹿・伊吹山』山と溪谷社〈花の山旅〉、2001年6月10日。 『関西百名山地図帳』山と溪谷社、2010年2月。 岐阜県山岳連盟『ぎふ百山』、1987年7月。 小泉武栄『自然を読み解く山歩き』、2007年3月。 『御在所・霊仙・伊吹』〈2014年版〉、2014年3月18日。 須田真一、永幡嘉之、中村康弘、長谷川大、矢野勝也『日本のチョウ』日本チョウ類保全協会、〈フィールドガイド〉、2012年4月30日。 『コンサイス日本山名辞典』徳久球雄(編集)、、1992年10月、修訂版。 高木朋美、田中俊弘「春日村における薬草仲買人・小寺甚五郎の記録 第1報 「買入帳」と「売上帳」」『薬史学雑誌』第31巻第2号、日本薬史学会、1996年12月30日、。 高木朋美、田中俊弘「春日村における薬草仲買人・小寺甚五郎の記録 第2報 「売上帳」に記載された地名の考察」『薬史学雑誌』第32巻第2号、日本薬史学会、1997年12月30日、。 高木朋美、田中俊弘「春日村における薬草仲買人・小寺甚五郎の記録 第3報 「売上帳」に見られる薬草取引量と売上高および品目」『薬史学雑誌』第32巻第2号、日本薬史学会、1997年12月30日、。 竹内望、角川咲江、武藤恭子「伊吹山頂上の残雪表面の雪氷藻類」『日本雪氷協會雜誌』第73巻第5号、、2011年9月15日、。 竹田繁良『伝承地でたどるヤマトタケルの足跡 尾張・美濃・近江・伊勢』、2012年3月8日。 『』、1995年6月。 豊国秀夫『日本の高山植物』山と溪谷社〈山溪カラー名鑑〉、1988年9月。 『新日本山岳誌』ナカニシヤ出版、2005年11月。 『』、1997年3月。 『日本の山1000』山と溪谷社、1992年8月。 『日本百名山地図帳』山と溪谷社、2005年7月。 『日本百名山登山案内』山と溪谷社、1998年12月。 『日本百名山登山ガイド・下』山と溪谷社(編集)、山と溪谷社〈ヤマケイアルペンガイドNEXT〉、2011年6月24日。 『花の百名山地図帳』山と溪谷社(編集)、山と溪谷社、2007年6月20日。 『花の百名山登山ガイド 下』山と溪谷社(編集)、山と溪谷社〈目的別AGビッグフット〉、1996年3月、改訂第5版。 『』、1982年7月。 深田クラブ『』昭文社、1987年。 『植物一日一題』、2008年2月6日。 松井志津子『名古屋から行く 隠れた名山64』七賢出版、1995年6月16日。 安原修次『伊吹山の花』、2003年8月20日。 『山と溪谷2011年1月号付録』山と溪谷社〈山の便利手帳2011〉、2010年12月、 B004DPEH6G。 与呉日出夫『改訂新版 名古屋周辺の山』山と溪谷社〈週末登山コースの百科事典〉、2010年7月。 吉川幸一『こんなに楽しい岐阜の山旅100コース 美濃〈上〉』風媒社、2005年3月。 吉住友一、田中均、笠井道男、岩田好晃、山中保一『鈴鹿を歩く』山と溪谷社〈フルカラー特選ガイド〉、1995年11月。 関連項目 [ ]• 、、、、• ()、(滋賀県 標高第2位の山)• 、、(伊吹山頂草原植物群落)• 、、伊吹鉱山• (日本武尊)• - のの2番艦。 1909年就役。 - 帝国海軍の。 1942年起工、未成。 外部リンク [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 エンビジョン環境保全事務局. 2014年6月23日閲覧。 岐阜県• 山頂行きバスの時刻も掲載• 山の情報が満載.

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