ルル うがい 薬。 うがい薬の成分と市販薬一覧 【のど飴タイプもある】

うがい薬のおすすめはコレ!風邪予防から炎症の鎮静までできるうがい薬15選

ルル うがい 薬

はじめまして。 「週刊文春」や「文藝春秋」に医療関係の記事を書いている鳥集(とりだまり)と申します。 あまり知られていない医療の新常識や取材のこぼれ話を、どんどん書いていきますので、どうぞよろしくお願い致します。 さて、この冬はインフルエンザやノロウイルスが猛威をふるっています。 ドラッグストアにはズラリとうがい薬が並んでおり、毎日欠かさず、洗面台でガラガラっとしている人も多いのではないでしょうか。 中でも根強い人気があるのが、茶色くて独特の匂いでおなじみのヨード系のうがい薬です。 でも、ヨード系のうがい薬は、風邪予防には効果的ではないってご存知でしたか? 京都大学環境安全保健機構健康科学センターが2005年に、うがいの効果を調べるため、387人の健康な人たちを「水でうがいする群」「ヨード系の薬でうがいする群」「ふだん通りにする群」に無作為に分けて、60日にわたって風邪の感染率を調べた臨床試験の結果を報告しています。 論文によると、水またはヨードの群の人たちには、少なくとも1日3回うがいをするようお願いしたそうです(Satomura K. Am J Prev Med. 2005;29:302-7)。 強力な殺菌効果で常在菌まで殺してしまう その結果、なんと「水でうがいをする群」がもっとも風邪の感染率が低く、「ヨード系の薬でうがいをする群」は、「ふだん通りにする群」と感染率にほとんど差が出ませんでした。 つまり、風邪予防には、水うがいで十分ということです。 ヨードといえば、手術前の皮膚消毒に使われるくらい、殺菌効果の高い薬です。 それなのに、なぜ風邪予防にはなりにくいのでしょうか。 それは、常日頃から口やのどの粘膜の中に棲んでいる「常在菌」まで殺してしまうからだと考えられています。 腸や皮膚などに棲む菌もそうですが、ふだん健康な人にとって常在菌は、抵抗力を高める働きをしていると考えられています。 いわば「常在菌のバリア」が、病原菌の繁殖やウイルスの侵入をある程度防いでくれているわけです。 そのバリアが、ヨードを使うと崩れてしまうのです。 また、ヨードは気道の粘膜を傷つける可能性も指摘されています。 これらのマイナスの作用によって、プラスの作用が打ち消されてしまうわけですね。 まさに、強い殺菌効果がかえって仇になっていると言えるでしょう。 抑うつ、脱毛……ヨードの過剰摂取は危険がいっぱい もう一つ、ヨード系のうがい薬には、注意したほうがいいことがあります。 ヨードをたくさん飲み込んでしまうと、「甲状腺機能低下症」を起こす危険性があります。 ヨードは甲状腺ホルモンの原料になるのですが、過剰摂取すると甲状腺の働きが低下してしまうのです。 この病気になると、疲労感、眠気、記憶障害、抑うつ、無気力、脱毛、皮膚の乾燥、むくみ、便秘、寒がり、体重増加など、様々な症状が現れます。 ですから、間違ってもヨード系の薬でうがいをした後に、「ごっくん」と飲むようなことはしないでください。 それでも「うがい薬を使いたい」という人に、医師がすすめているのが「アズレン系」のうがい薬です。 薄めると紫色になる液体で、商品名の後に「AZ(〇〇うがい液AZなど)」と入っているものです。 「アズレンスルホン酸ナトリウム」が主成分で、抗炎症作用がありますので、のどが痛くなってきたらアズレン系と覚えておくといいかもしれません。 日本の水道水は優秀だ! ちなみに、福岡市の保育園に通う2~6歳の子ども約2万人を調査した研究では、意外なことにお茶のうがい効果が高かったという結果が出ています。 「水では、なんとなく物足りない」という人は、お茶うがいを試してみるのもいいかもしれません。 また、京都大学の研究では、「水道水に残留する塩素が予防効果を発揮したのでは」とも考えられているそうです。 ですから、塩素を除去する機能のある浄水器を通すと効果が落ちるかもしれません。 とはいえ、日本のように安心して水道水を飲める国は、そうありません。 風邪予防には、せっけんと流水による手洗いも効果的とされています。 水道水で風邪予防できるのですから、ありがたい話です。 「帰ったら手洗いとうがい」。 当たり前のことのようですが、基本的なことをきちんとするのが、健康維持には第一です。

次の

イソジンとルルうがい液どっちが強い?

ルル うがい 薬

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、「ポビドンヨードが含まれたうがい薬でうがいをすると、新型コロナウイルスが減る」という情報が出回りました。 それに伴い、ドラッグストアなどでは欠品状態が続いているようです。 フリマアプリやオークションサイトでも高値の転売商品が出品されていますが、各運営元は該当する商品の削除や利用者の利用停止の措置をとると発表しています。 また、医薬品であるうがい薬の転売は違法となる恐れも。 専門家や日本医師会、厚生労働省などからは、「研究する価値はあるものの根拠が不足している」とする意見が挙がっているようです。 ネット通販サイトなどでも高値の状態が続いていますが、まだまだ急いで買うには確かな情報が足りないのが現実。 消費者庁長官が会見で述べたように、本来必要としている人にきちんと行き渡るよう、不要な買い占めは控えましょう。 不要不急の外出を控える・きちんと手を洗う・咳エチケットやソーシャルディスタンスを守るといった基本を徹底し、不確かな情報に踊らされすぎないように意識したいですね。 参考: 浅田飴 商品名 ラリンゴール 新コルゲンコーワ うがい薬ワンプッシュ イソジン うがい薬M ルルうがい薬a キレイキレイ うがい薬 うがい薬 コロロ パブロンうがい薬AZ セピーAZうがい薬 のどスッキリうがい薬CP 浅田飴うがい薬W 特徴 さっぱりした口当たりでどなたでも試しやすい! 付属のコップにワンプッシュ。 ニオイや色も気になりにくい 初めて使う方にもぴったり。 心地よい清涼感が広がる 毎日の手洗いと一緒に使ってダブル対策 ご家庭からオフィスシーンまで幅広く活用できる いつでもどこでも気軽に使えるミニボトル入り ハーブ由来の有効成分配合で不快感すっきり 爽やかなミントフレーバー。

次の

ルル (風邪薬)

ルル うがい 薬

うがい液 うがい液といえばイソジン。 医療用ではイソジンガーグル、OTCではイソジンうがい薬が販売されています。 しかし、お客さんによってはその色や味が気に入らないということで、違ううがい薬を希望されることがあります。 医療用のうがい薬で、イソジンガーグルが嫌だと言われたらアズノールうがい液になるだろう。 しかし、イソジンは殺菌効果、アズレンは抗炎症効果と、薬理作用的には全く別のものになる。 OTCではイソジンのようなポピドンヨード系の茶色のうがい薬、アズレン含有の青色のうがい薬、それと塩化セチルピリジニウムを主成分とする透明のうがい薬があります。 最近は透明のうがい薬が安価で、使用感もよく、よく売れている。 ルルうがい薬とかが塩化セチルピリジニウムを成分としたうがい薬である。 この塩化セチルピリジニウムは殺菌効果のある消毒薬となるので、イソジンと比較できる。 ピリジン環を有する四級アンモニウム化合物であり、ブドウ球菌を始めとしたグラム陽性バクテリアに対する強い殺菌作用があり、その他の真菌に対しても殺菌作用を有する。 その特性から液体歯磨剤や、口内の殺菌を目的としてトローチとして、あるいは喉の殺菌を目的としたうがい薬など医薬品に利用されている。 塩化セチルピリジニウムは第四級アンモニウム塩ということで、塩化ベンザルコニウムや塩化ベンゼトニウムと同じ分類となる。 今日の治療薬で調べると、第四級アンモニウム塩は低水準消毒薬で、ポピドンヨードは中水準消毒薬となる。 粘膜に使用できる消毒薬としては、ポピドンヨードと第四級アンモニウム塩しか載っていない。 塩化セチルピリジニウムといえば、「ヴィックス メディケイテッド ドロップ」みたいなのど飴とか、デンタルリンスみたいなマウスウォッシュ、洗口液に入っています。 ヨードよりもお手軽感があります。 医薬品という感じではない。 どっちが強いですか? 薬について聞かれるとき、「どっちが強いですか?」とシンプルな質問をされることが多い。 しかし強いということはそれだけ副作用も懸念されるということ。 イソジンとルルうがい液を比べたら、ポピドンヨードが中水準、塩化セチルピリジニウムが低水準なので、イソジンうがい液のほうが強い、となる。 しかし、ヨードは甲状腺の疾患をもつ患者さんに注意を要するし、妊婦でもヨード過剰になると胎児に影響を及ぼす可能性があります。 うがい薬を使う目的としては、風邪予防、口臭予防、風邪の最中などある。 口臭予防では洗口液を使うことが多いと思われる。 風邪予防に対しては、水によるうがいよりもイソジンうがい液のほうが勝るというようなエビデンスは無かったと思うので、何を使っても良いだろう。 風邪の最中、風邪っぽいという時にうがい薬を求めにくるお客さんが一番多いと思われる。 ちなみにウイルスに対する効果は塩化セチルピリジニウムはほとんど期待できない。 ウイルスもやっつけたいということであればイソジンうがい液になるんだろう。 しかし、うがい薬で抹殺できるほどウイルスはやわじゃない。 逆にイソジンで粘膜を傷めるので、治癒が遅くなるということも考えられる。 ということで、うがい薬の選択基準としては、使用感、好みや気分で選んでOK、ただ効果についてはわかりません。 うがいすること自体は、加湿効果なども期待でき、勧められますが、「水うがいで十分ですよ」とお客さんに話すと店長から怒られる。 含嗽薬 うがいのために口腔、咽頭などの局所に適用する液状の製剤である。 681• 183• 257• 189• 251• 104• 283• 249• 127• 113• 240• 127• 177• 188• 116•

次の