外貨預金 初めて。 外貨預金とは |外貨預金|イオン銀行

【体験記】主婦が住信SBIネット銀行で初めて外貨普通預金(円⇔米ドル)をしてみた結果

外貨預金 初めて

ニュース番組で「円高ドル安です」などと言及しているのは、まさに外国為替レートの情報です。 各国通貨の価値は日々変動しています。 外貨預金の預入時より引出時のほうが有利なレートになっていると、為替差による利益が生まれます。 たとえば、1ドル=100円のときに米ドル外貨預金に預け、1ドル=103円のときに解約したとします。 この際、預入時は100円だったお金が、手元に返ってくると103円になっています。 つまり、3円の為替差益が得られます。 この為替差益にくわえて高金利な利息も受け取れるため、外貨預金はときに予想以上の利益を生み出す可能性があります。 為替差損による元本割れリスク 一方で、為替変動によって損失が生まれることもあります。 為替変動による利益を「為替差益」というのに対し、損失は「 為替差損(かわせさそん)」といいます。 為替差損が大きくなると、外貨預金が 元本割れとなることもあります。 たとえば、1ドル=100円のときに外貨預金へ預け、為替レートが1ドル=97円のときに解約すると、3円の為替差損となります。 預入時は100円払ったのに、解約時は97円しか受け取れません。 為替差損の避け方 外貨預金で為替差損が生まれそうなとき、損失を抑える方法があります。 より円安になるまで、外貨預金を預けたままにしておくことです。 外貨預金を解約する(円預金に戻す)タイミングは、原則として任意です。 為替差益が出るタイミングまで待ってから解約をすれば、元本割れを回避できます。 ただし、為替レートが長く円高のままだと「今解約すると為替差損が出るので、売るに売れない状態」になる場合もあります。 為替差益と為替差損は日々変動しますが、 利息は確実に受け取れる利益です。 預金金利が高い銀行で外貨預金を利用すれば、為替差損を金利でカバーできる可能性があります。 長期的に外貨預金へお金を預けておけば、そのあいだに利息も増え、元本割れのリスクも下げられます。 長期的に外貨預金で運用するなら、 外貨定期預金も検討することをおすすめします。 外貨定期預金も存在する 外貨預金は普通預金だけでなく、定期預金もあります。 円預金と同じく、預入時に満期を決め、原則途中で引き出さずに運用します。 外貨定期預金は、外貨普通預金よりさらに預金金利が高い傾向にあります。 高い金利で長期的に預け入れれば、より多くの利息を受け取れます。 特にネット銀行は、外貨定期預金の金利アップキャンペーンも積極的に行います。 通常の数倍から数十倍の金利で運用できるプランが出ることもあります。 満期時の取扱方法は3種 外貨定期預金は、満期時に 自動継続するかか 自動解約するかを預入時に選べます。 基本的には円定期預金と同じです。 しばらく外貨預金を使う予定がなければ、「元利金継続型」がおすすめです。 満期時に増えていた利息を含めて「元金」として運用し続けるため、満期を迎えるたびに利息が雪だるま式に増えます。 元利金継続型(自動継続型) 元金・利息ともに預入時と同じ期間の定期預金で自動継続します。 元金継続型(自動継続型) 満期を迎えると、利息部分は外貨普通預金口座に入金され、 元金のみ自動継続されます。 自動払戻型 満期が来たら、元金・利息ともに外貨普通預金口座に払い戻されます。 満期で定期預金を自動解約したい場合におすすめです。 自動継続中の外貨定期預金を「次の満期で払い戻そう」と思った際は、満期を迎える前に自動払戻型へ戻します。 ネットバンキングを利用していれば、スマホやパソコンからすぐに変更できます。 解約と同時に、円に戻されて損することはないので安心です。 外貨普通預金の残高を円に戻す際は、為替レートがより円安なときを選ぶことで為替差益を得られます。 外貨預金に有利なのは円高?円安? 外貨預金を利用するには、円高・円安の理解が不可欠です。 改めて、円高と円安の違いをおさらいします。 円高・円安とは、2つの通貨の為替レートがどちらに動いたかを表す言葉です。 たとえば、「円高」と「ドル安」はどちらも「ドルに対し円の価値が上がった」ことを指します。 外貨預金を預ける際は円高、 外貨預金の解約は円安のほうが有利だと覚えておくと安心です。 円高のタイミングで外貨預金に預け、その後円安になるほど利益が出ます。 円の価値が高く、多くの外貨を買い付けられるため、外貨預金の 預け入れに向いています。 円の価値が下がり、今まで100円あれば1ドルを買えたのに、130円が必要になってしまいました。 逆に、ドルから円を買い付けるのに有利なので、外貨預金の 引き出し(解約)に向いています。 為替相場のチャートは、基本的にドルベースで表示されています。 チャートのグラフが右肩上がりになっている状態は「円安ドル高」が進んでいることを意味します。 つまり、 チャートが上がると利益、チャートのグラフが下がると損になります。 ファイナンス 米ドル/円チャート 外貨預金の「為替手数料」に注意 円預金も外貨預金も、預金サービスの利用自体には手数料はかかりません。 ただし、外貨預金は預入時と引出時に 為替手数料(為替コスト)がかかります。 為替レートは、売るときと買うときに差があります。 この売買レートの差が、為替手数料にあたります。 以下は、とある日の三井住友銀行の為替レートです。 TTS(買いレート) 円預金から外貨預金に預入れるときの為替レート。 TTB(売りレート) 外貨預金を円預金に戻すときの為替レート。 解約する時はこちらのレートが適用される。 上記の図を見ると、米ドルの買いレートと売りレートのあいだに「1円(100銭)」の差があります。 これが三井住友銀行の為替手数料となります。 この時点で、三井住友銀行の米ドルの外貨預金へ預け入れると、1ドル買うのに102円98銭がかかります。 この外貨預金をすぐに解約すると、101円98銭しか受け取れず、1円(100銭)の損失が出ます。 実際は、為替レートは刻一刻と変化しています。 為替レートが変動し、売りレートが1ドル=103円になったときに解約すれば、為替差益として0. 02銭の利益が出る計算になります。 大手銀行の為替手数料は高い 外貨預金の為替手数料は、銀行によって異なります。 大手銀行は、為替手数料はかなり高めに設定されています。 為替手数料が低い銀行を選ぶと、利息や為替差益を手数料で圧迫しないため、元本割れしにくくなります。 外貨預金を利用する金融機関を選ぶ際は、金利だけでなく為替手数料も比較することをおすすめします。 特にネット銀行のなかには、為替手数料が格安の銀行が多くあります。 大手銀行の約4分の1の手数料ですむ場合もあります。 ペイオフとは、お金を預けている金融機関が破綻しても、預金1,000万円とその利息までは保護される仕組みです。 円普通預金や円定期預金は、ペイオフの対象です()。 対して外貨預金は、銀行が破綻しても保護する制度はありません。 倒産した銀行の財政状況によっては、全額が戻ってこない可能性もあります。 不安な方は、自己資本率の高い銀行などを選ぶことをおすすめします。 外貨預金の金利が高いネット銀行は、財務健全性の高い銀行が多い傾向にあります。 なかには、メガバンクや地方銀行より自己資本率が高いネット銀行もあります。 外貨預金の始め方 外貨預金は、外貨預金を取り扱う国内の銀行で手続きすればすぐに利用できます。 海外の銀行で口座開設する必要はありません。 通貨の売買から保管まで、すべて日本の銀行が行います。 インターネットバンキング 大手銀行や地方銀行は、銀行窓口でも外貨預金の手続きが可能です。 しかし、店頭よりネットから申し込むほうが、為替手数料が低くなる銀行が多めです。 ネットからの申し込みがおすすめです。 ネットバンキングを使えば、スキマ時間に外貨預金の申し込みや解約が可能です。 土日や祝日、夜間や早朝でも取り引きでき便利です。 通貨の選び方 外貨預金に申し込む際は、どの通貨に預け入れるかを選ぶ必要があります。 外貨預金というと、多くの人が「米ドル」を想像すると思います。 金融機関によっては、先進国から新興国まで、幅広い国の通貨の取り扱いがあり、迷うかもしれません。

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日本の銀行で「外貨預金による資産形成」は、おすすめできない

外貨預金 初めて

外貨預金で気を付ける3つのポイント 為替コストを意識すること 銀行のホームページを拝見すると、どの銀行も金利がお得であることが全面的に押し出されています。 顧客の資金を集めるための宣伝文句として必要な施策なのでしょうが、私たち運用者は金利だけで判断するのではなく、外貨両替の為替コストを含めたトータル収支の観点を持つ必要があります。 実は銀行の為替手数料は、かなりボッタクリであることをご存知でしょうか? 金利収入だけを見れば、満期を迎えた時にプラスにはなると思いますが、為替コストを加味すると間違いなくマイナスになります。 銀行としては、金利を私たち運用者に支払うと収益はマイナスになります。 これではボランティア活動というよりお金のバラマキでしかありません。 ビジネスとしても成り立ちませんよね。 銀行にとって、預金者に払い出した金利のマイナス分を埋めるのが為替コスト(手数料)です。 金利の数字に騙されてはいけない 外貨預金の高い金利を見ると円預金の長い低金利に慣れきってしまった私たちにとって非常に魅力に見えますよね。 ところが多くの銀行では、短期間の金利も年率で表記していることが多いため、金利の計算がよく分からない投資家にとって勘違いしやすい点があります。 陰謀論ですが、日本人の多くが金利をよく分かっていないことを逆手にとっている可能性も考えられます。 外貨預金を始める人は、金利を計算してリターンがどれくらい得られるのかしっかり把握するところからスタートしましょう。 為替変動リスク 外貨預金は円から外国通貨に変えるため、為替変動リスクが必ず伴います。 外貨預金は金利だけでなく、為替変動に伴うリスクがあることも理解しておく必要があります。 外貨預金を始める前に必要な2つの知識 外貨預金の金利の計算方法 外貨預金(定期)の金利は、1週間~1ヶ月の超短期、3ヶ月~6ヶ月の短期、1年~5年の長期というように、期間ごとでプログラム(コース)が決められています。 下記の内容を前提にもう少し具体的な数字を使って計算してみましょう。 100万円分を外貨預金• 為替コストは、売値と買値の差(スプレッド)で算出できます。 豪ドルの為替コストは40銭• 6(売値)、85. 4(買値)• 92円(売値)に円安にならなけれな為替コストを補うことができません。 金利収入はたしかにプラスの儲けは出ますが、その金利をはるかに上回る為替コストで実際には元本を割ってしまうことが分かります。 外貨預金でお金を増やすには、円安のタイミングで円に戻さなければなりません。 外貨預金を賢く運用する方法 為替リスクをヘッジできる環境で外貨預金を行う 為替はいくら予想したところで当てることはできません。 いくら金利が高い銀行でも為替差損が出てしまえば、時間だけを浪費するだけです。 そこで外貨預金を始める際は、為替差損が出てもヘッジできる環境(銀行)で運用するべきです。 為替差損が出ても回避できるのが新生銀行です。 新生銀行の為替コストは、ソニー銀行や楽天銀行、住信SBI銀行と比べると見劣りする部分はあります。 しかし、新生銀行の海外プリペイドカードGAICAを活用することで外貨預金で増えたお金をそのまま海外で使うことができます。 FXで為替コストを最小限に抑える FXと聞くとハイリスク・ハイリターンのイメージがありますが、FXでも外貨預金と全く同じように運用することができます。 FXで外貨預金のように運用する場合は、最大レバレッジを2倍に抑えると安心です。 下記の前提条件をもとにレバレッジごとのロスカットレートを計算したのが表の内容です。 [前提]• 預かり:100万円• 0円 FXにはロスカットルールが存在しますが、レバレッジ1倍なら外貨預金と同じ運用方法になるため、オーストラリアが崩壊しない限りロスカットはされません。 97円が最小の水準なので、レバレッジ2倍で運用すれば全く問題ありません。 0円ですが、この水準でも余裕はありますね。 FXは、レバレッジを掛け過ぎるとハイリスク・ハイリターンになりますが、このようにレバレッジを抑えることで外貨預金と同じように安全かつ効率的に運用することができます。

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外貨預金を始めたい 今、おすすめの国はどこですか?

外貨預金 初めて

野瀬: 外貨預金を始めようと思っている方は、高金利に魅力を感じていることが多いと思います。 しかし、基本的に「高金利=高利回り」ではないことに注意すべきです。 外貨預金の表面上の利率は将来の為替レートで調整され、円で運用するのも、外貨で運用するのも理論的には同じになるからです。 例えば、米ドル金利が3%で円金利が1%だったとすると、金利差が2%存在することになります。 その場合、1年後の米ドルは円に対して2%下落し、円高になるように将来の為替レートは設定されます。 1年後に実際の為替レートがいくらになるのかはわかりませんが、金利が高い通貨はせっかく投資しても為替差損によって金利分が帳消しになってしまうことは珍しくないのです。 実際、高金利通貨を狙って新興国の通貨で外貨預金をした結果、高い金利は受け取れたものの、為替が急落してトータルでは損をしてしまったというケースはよくあります。 為替手数料に注意 また、日本国内の外貨預金は為替手数料が高く、手数料込みで考えるとリスクに見合ったリターンが得られないという問題があります。 金利だけではなく手数料も勘案した手取りのリターンがどうなるかを計算することが大切です。 例えば、米ドルの外貨預金で為替手数料が買い・売りそれぞれ1ドルにつき1円とすれば、手数料率は片道で1%、往復で2%になります。 つまり1年間の金利が2%だったとしても、為替手数料で金利のほとんどが消えてしまうということです。 外貨資産を持たないこともリスクだと思いますが、どのような商品を選択するかを間違えてしまうとせっかくの投資で目的が達成できない可能性があります。 ベースはドルとユーロ 外貨預金に限らず、外貨投資を行う場合は通貨配分が重要です。 ベースとなる投資対象通貨は、ドルとユーロになります。 この2つの通貨を中心にそれ以外の通貨にも分散させていくことが基本です。 その上で、自分の通貨に対する相場観があれば、それを反映させていくのがよいでしょう。 ちなみに私が保有している外貨は、ユーロよりも米ドルに大きく比率を傾けています。 外貨投資は、短期の利益を目的にするべきではないと私は思います。 自分の資産全体の配分を考え、円に偏りすぎていることを修正していく過程で、外貨資産を保有すべきだということです。 そのような視点からすれば、いきなり外貨預金のような外貨投資をするのではなく、まずは資産全体の通貨配分を考え、そのフレームワークのなかで、通貨の選択を行っていくことがよいでしょう。

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