2014年からサービス開始した、車向け OS「 CarPlay」。 CarPlayを使えば、対応アプリを車のディスプレイ上で操作することができます。 CarPlay対応アプリの中で特に使われているのがカーナビアプリ。 カーナビアプリを使えば、常に最新の道路情報をもとにナビを行ってくれます。 「毎年お金を払って純正ナビを更新する」。 この作業が不要になるので、とても便利です。 ただ残念なことに、どこのサイトでもCarPlayのカーナビアプリの詳細レビューが無く… そこで今回は代表的な Apple純正ナビ、 Google Map、 Yahooカーナビ、カーナビタイム、 4つの使用レビューと、おすすめのカーナビアプリをご紹介します。 CarPlay レビュー|Apple 純正ナビ 一番スタンダードなナビと言えば、Apple純正ナビ。 純正だけあって、CarPlayとの相性は一番良いのが特徴です。 案内ルートの感覚的には、Google Mapほどアグレッシブではなく、国産ナビのように安定だけではない、ちょうどよい塩梅です。 無理してまで急ぎたくはないけど、無理なく迂回ルートがあるなら利用したい、という方におすすめです。 車の画面とスマートフォンの画面はこの様な感じ。 ナビゲーション中はスマートフォン側に交差点情報が表示されます。 車ディスプレイ側では、交差点右左折直前で次の交差点情報も出してくれるのはありがたいです。 Apple純正ナビ1番の特徴は純正ならではの連動性。 地図の縮尺は、狭い道では2D詳細に、広い道に出ると3D広域に、広域のレベルも次の案内ポイントに応じて変わります。 驚きなのがApplewatchとの連携。 ナビをしている最中、曲がる手前でApplewatchが振動して教えてくれます!これが地味に便利で、ここで曲がるのかその次で曲がるのか微妙な交差点の場合でも振動で把握できるので間違えることがありません。 他にも、時間帯によって起動直後に自宅までの経路を出してくれるも優しい設計。 「まさに調べようと思ってた」という時に適切な案内を行ってくれるので非常に重宝します。 案内の音声はちょっとカタコト、多少気になる程度です。 GPSが入らなくなるとナビが固まってしまうのは、今後の改善ポイントですね。 Apple 純正ナビの良い点• 純正ならではの安定性• Applewatchとの連動• 空気を読んで自動で自宅経路を検索してくれる• 交差点右折前に次の右左折情報を出してくれる Apple純正ナビのイマイチな点• 案内が少しカタコト• GPSが受信できないときに固まってしまう CarPlay レビュー|Google Map 次はGoogle Map。 ナビゲーションの特徴は、1秒でも早いルートがあったらそこを案内するくらいアグレッシブです。 「普通に先の交差点で曲がって良いよ」と思っても、無理やり迂回させたりします。 Google Mapの案内を信じすぎず、アグレッシブな道を通そうとしてるかもと思ったら、無視して通過するのがおすすめです。 Google Map1番の特徴は、到着予想時間の正確性です。 現在の渋滞情報だけでなく、将来起こるであろう渋滞予測も考慮したり、法定速度ではなく実速度ベースでの計算になるため、ほとんど到着時刻にズレはありません。 ) 時間の確実性を重視するなら最適なナビアプリです。 Google Mapで検索して時間を把握した後他のアプリを開く、などの活用方法もあります。 他にも案内中車線のどこにいれば良いのかレーン情報を表示してくれたり、細かいニーズにも答えてくれています。 Google Map欠点は、たまにバイクしか通れないようなアグレッシブすぎる道を案内されて死にそうになる、GPSが受信できないと固まるところです。 カーナビアプリではないので、車幅など関係なく過去車両の通行履歴があれば案内してきます。 Google Map の良い点• 到着予想時間が正確• リアルタイムの渋滞に合わせてルートを組んでくれる• レーンキープを表示してくれる• 交差点右折前に次の右左折情報を出してくれる Google Map のイマイチな点• アグレッシブすぎて通れない道を案内してくることがよくある• 通れない道を案内したり、高速をこまめに降ろしたりする• GPSが受信できないときに固まってしまう CarPlay レビュー|Yahoo カーナビ 次は Yahooカーナビ。 先日CarPlay対応したことで注目が集まっています。 無料で使え、青看板などにも対応しているため、コストパフォーマンスが良いことが特徴です。 実は今回Yahooカーナビを使ってナビを行いませんでした。 理由は操作性の悪さ。 目的地を選択すると、ルート検索結果はカーナビ画面上に。 ルートを変更したい場合は車のコントローラー上から変更しなくてはいけません。 スマートフォンですばやく比較してナビを開始する。 本来ルートを選択してルート案内時にデバイスが車ディスプレイに移るのが自然な流れですが、まだルート選択段階で車ディスプレイに操作を移さなければいけません。 この一手間がとてつもなく使いづらく、ルート案内を行う前にアプリを閉じてしまいました… 問題の画面。 地点を選択するとルート検索以降は車ディスプレイに移り操作が不便になる。 Yahoo カーナビの良い点• 無料で使える• 青看板などに対応 Yahooカーナビのイマイチな点• とにかく案内開始までのフローが面倒臭すぎる CarPlayレビュー|カーナビタイム 最後はカーナビタイム。 NAVITIMEはドライブサポーターと2種類のカーナビアプリを提供していますが、フラッグシップアプリとなります。 案内は国産ナビのように安定したルートを提案しつつ、混雑状況によっては無理しない範囲で迂回もしてくれる、日本人にとってちょうど良い塩梅のカーナビアプリです。 画面はこの様なイメージ。 カーナビタイム1番の特徴は、安心できる案内情報。 青看板や車線情報を画像表示してくれるので間違えることがありません。 音声でも「左車線をお進みください」など、細かなところに気を配っています。 さらに、スマートフォン側の画面は先の案内表示以外に、高速道路の渋滞情報が表示されるなど、便利な情報を提供してくれます。 他にも4つのカーナビアプリで唯一オフライン地図のため、電波の無いところでもナビが継続できます。 1番車載カーナビに近いカーナビアプリです。 GPSが入らなくても直前の車速をもとに自動で進んでくれます。 これもカーナビタイムのみの機能で、トンネルが続く道路では非常に便利な機能です。 ちょっともったいないのが、車画面上に案内の次の交差点情報が出ないので、100m先を右折後、すぐ左折など、案内が続く場面ではどこで曲がればよいのかわかりにくくなってしまいます。 またナビ自体が重くよくフリーズします。 これは走行履歴の表示をオフにすることで多少改善されますがもう一歩の感覚。 重要な交差点で固まるとかなり焦るので早めに改善してほしいです。 縮尺もせっかく設定しても、地点案内のたびにリセットされてしまいます。 これはカーナビタイムが10mの縮尺に対応した直後から起き始めたので不具合かと。 今後の修正に期待です。 カーナビタイムの良い点• 親切なナビゲーション• 安心の経路検索• オフライン地図で通信量が少ない、電波がなくてもナビができる• GPSが入らなくてもナビが進んでくれる• 高速道路料金が出てくれる• スマートフォンで複数ルートを比較できる カーナビタイムのイマイチな点• 曲がる交差点の次の右左折情報を出してくれない• ナビが重い、よく固まる• 縮尺がリセットされる• UIが古臭い CarPlayでおすすめのカーナビアプリは? 今回4つのカーナビアプリを紹介しましたが、シーン別におすすめのアプリをご紹介します。 一般道を無難に移動するなら Apple純正ナビ 一般道をそこそこアグレッシブに、でもGoogleMapほど無茶をしたくないならApple純正ナビがおすすめです。 到着予想時刻も適度に正確なので、一般道でのトータル性能は1番です。 アグレッシブな道案内をしてきた場合は多少空気を読む必要はありますが、どのナビよりも早く到着することは確かです。 トータルバランスで選ぶならカーナビタイムが 1番 トータルバランス、特に高速道路を使ったルート案内のときはカーナビタイムが1番です。 ルートに安心感がありつつ、高速道を使ったルート検索では複数経路で料金を比較することができます。 オフラインにも対応しているので、1番純正カーナビに近い使い方ができます。 今回4つのCarPlay対応カーナビアプリをご紹介しました。 私個人の使い方としては、都市部の一般道は渋滞を避けたいのでGoogle Map、地方や高速道路を使う場合はカーナビタイムと使い分けています。 高速道路を使う場合でも距離が長い場合には、Google Mapで時間を調べてからカーナビタイムを使うなど併用しています。 コネクテッドカーの普及により大衆車にもCarPlayが浸透しそうですが、CarPlayを使ってナビをする場合は是非参考にしてください。 CarPlay 使用車種• メルセデス・ベンツ• E220d アバンギャルド スポーツ• 2016 年式(W213 )• CarPlay:有線接続のみ対応•
次のカーナビに配信される渋滞情報は、VICS(Vehicle Information Communication System)という、道路交通情報通信システムによって配信されています。 VICSセンターでは各都道府県警察や日本道路交通情報センター、駐車場などから事故や工事情報、渋滞情報を24時間収集しており、その得られた渋滞情報を編集してカーナビに配信しています。 カーナビの渋滞情報を受信する仕組み 冒頭でカーナビはGPSシステムを使って車の位置情報を把握すると言いましたが、具体的には人工衛星から発信される電波をカーナビが受信して現在の位置情報を把握しています。 それではカーナビはどこで配信された渋滞情報を受信しているのでしょうか。 渋滞情報の電波を配信しているものは主に3つあります。 光ビーコン、電波ビーコン、FM多重放送です。 光ビーコンとは主に一般道路上に設置されている情報提供機器のことです。 幹線道路など一般道を走っている時の渋滞情報は、光ビーコンから配信された情報をカーナビが受けとって表示をしています。 光ビーコンでは渋滞情報だけでなく、事故や天候などによる道路の規制情報や駐車場の満車状況なども配信しています。 電波ビーコンとは主に高速道路に設置されている情報提供機器のことです。 高速道路では電波ビーコンから配信されたデータをカーナビが受信しています。 電波ビーコンでは渋滞情報や道路規制情報の他に、インターチェンジ間の所要時間なども配信しています。 FM多重放送とはFMラジオ局の電波を使って配信するものです。 FMラジオを受信できるところならカーナビで渋滞情報を受信することができます。 一般道でも高速道路でもどちらでも情報を配信することができます。 以上のように、近年の高度道路交通システムの発展で、刻々と変化する渋滞情報をリアルタイムでカーナビが受信できるようになっています。 道路の渋滞情報や駐車場の満車状態などを事前にチェックできるので、長距離ドライブ前に確認すると快適なドライブが楽しめますね。 みなさんはシガーソケットをどのように活用していますか?最近ではシガーソケット(シガーライター)本来の使用は見かけなくなり、一度も使ったことがないばかりか、普段はソケットの蓋により存在も知らない方も多いようです。 シガーソケット(シガーライター)の使い方を知ることで、さまざまな活用方法が広がります。 そこで今回は、シガーソケット(シガーライター)からUSB経由でカーナビの電源はとれるのかという疑問について解説します。 現在、車内で音楽を楽しむ際には、カーナビゲーションを利用して音楽を楽しむ方をはじめ、自身が持っている外付けHDDにあらかじめお気に入りの音楽を保存し、USBケーブルで接続しドライブ中に楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。 しかしながら、どんな車種でもカーナビに接続する時のUSBの差し込み口の場所が共通しているとは限りません。 そこで今回は、USBケーブルでカーナビを接続する時の場所(差し込み口)はどこにあるの?という疑問について解説します。 多くのユーザーがカーナビゲーションを利用して音楽を楽しんでいると思います。 主流になりつつある現在のカーナビゲーションには大きく分けて、メモリーナビゲーションとHDDナビゲーションというものがあるのはご存知でしょうか? そこで今回は音質で比較した場合のメモリーナビとHDDナビの違いについて解説します。 現在、多くのユーザーがカーナビゲーションを利用してドライブを楽しんでいると思います。 もはや現代カーライフの必需品と言えるまで、カーナビゲーションの搭載率は年々高まっています。 しかしながら、最新のカーナビゲーションと言っても、メモリーナビゲーションやHDDナビゲーションなど、いくつかのタイプに分かれています。 そこで今回は、メモリーナビにはどんな機能が備わっているかという疑問について解説します。 パーツに関する総合情報 パーツの購入や買い替えに役立つ情報をご紹介!車のパーツを知ることにより、トラブルの事前回避や、より快適なカーライフを実現しよう! 車のタイヤは車体を支える重要なアイテムです。 車のタイヤ交換やホイールのドレスアップをする際に、タイヤ・ホイールの基本を知っておくことが大切です。 車のパーツ初心者の方でも、車中でより良い音を楽しみたいと、カーオーディオに関して興味を持っている方も多いと思います。 カーナビは今や新車で標準装備されるくらい一般的になっており、カーナビの設置タイプや記録媒体の種類も様々なものがあります。 選択できる時代だからこそ、間違いのないカーナビ選びをしたいものです。 愛車を自分の好みに仕上がるために欠かせないカスタムパーツですが、エアロパーツを始め、足廻り系、排気系、吸気系、駆動系、制動系など多岐にわたり、たくさんのパーツが発売されています。 ここでは、カスタムパーツを購入する際に役立つ情報や疑問にお答えします。 iPhoneアプリケーションで、いつでもどこでもパーツを探して購入ができます!iPhoneユーザーは必見! パーツでわからないことがあればここで調べよう! パーツの取り付け方法からグレードアップまでグーネットパーツが徹底追求 パーツの上手な買い方を徹底追求! カー用品ピックアップ 商品リスト パーツ特集企画 バックナンバー 最大限86を楽しむことができるカスタムパーツをラインアップ 素性を活かしたチューニングを施して国産ホットハッチを全力で楽しむ 街中に溶け込むオシャレデザインから一転力強さを主張するアグレッシブカスタム 話題のクルマを大胆にドレスアップひと目でわかるカーブティックコーデ 表情豊かな新進気鋭のコンパクトトールワゴンスタイルと実用性を両立させる 固定概念を払拭した新スタイルでハイエースの可能性を見いだす 実用性と走りを両立したスポーツセダンをスパルタンなテイストに仕上げる 軽自動車と思えないほどの佇まいがクラス以上の存在感をもたらす 大胆なビス留めオーバーフェンダーや洗練されたパフォーマンスで常識を覆す 憧れの無限パーツを身に付けスポーティにドレスアップする ハーフエアロをチョイ足しするだけでガラリと印象を変えることができる やりすぎるくらいが丁度いい クラスを超えた佇まいで魅せる ・.
次のスマートフォンやタブレットで利用できる「カーナビタイム」が、車載機でもそのまま利用可能になる。 QNXはBlackBerryが所有するOS。 同社のロゴがアイコンに入っており、基本UIもスマートフォンやタブレットに近い Volkswagen Drive App フォルクスワーゲン利用者向けのカーナビアプリ「Volkswagen Drive App」も展示しており、来場者はフォルクスワーゲンに乗ってアプリの使用感を試せる。 こちらもドライブサポーターがベースになっており、フォルクスワーゲン向けにカスタマイズ。 アプリトップにはフォルクスワーゲンのアクセサリーを取り扱っているE-SHOPのリンクや、フォルクスワーゲンの車種を紹介する機能もある。 もちろん、ルート案内や、地点、駐車場、ガソリンスタンド、EV充電スタンド検索なども利用できる。 関連記事• ナビタイムジャパンが、東京ビッグサイトで3月11〜13日に開催される「第6回 国際自動車通信技術展」へ出展する。 iOS向けカーナビアプリ「NAVITIMEドライブサポーター」に、音声による指示で目的地の設定や周辺施設の検索を行える「ボイスコントロール」機能が追加された。 ナビタイムジャパンは、提供中の各種サービスで検索できる避難場所情報に、各自治体が公開しているオープンデータの追加を開始した。 iOS向けのナビアプリ「NAVITIME」が大幅にバージョンアップ。 UIを刷新して3D地図の表示が可能になったほか、新機能も追加された。 国際自動車通信技術展のナビタイムブースで、Androidを搭載した車載機向けにナビアプリを提供するソリューションや、ルームミラーにナビアプリの情報を表示する「ミラーアプリ」を紹介している。 関連リンク•
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