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ニューヨークの地下鉄を私はよく利用する。 毎朝通勤の度に地下鉄構内で何やらぶつぶつ言ってる一人のホームレスの男がいた。 男の近くの壁に寄り掛かり内容を盗み聞きした。 目の前をおばさんが通る。 すると男は 「豚」 と呟いた。 私は思った。 なんだただの悪口か、動物に例えているだけか…。 次に普通のビジネスマンが通る。 すると男は 「人」 あぁ、まさに普遍的人間って感じの人だな…。 別の日、暇潰しにまた盗み聞きしてみる。 男の目の前をやつれた男が通る。 すると男は 「牛」 と呟いた。 牛?どちらかと言うと痩せた鳥だが…? 次に典型的な肥満の男が通る、すると男は 「野菜」 と呟いた。 野菜?豚の間違いだろ? 私は家に帰り考えた。 もしや、次に生まれ変わる生き物、すなわち転生を言い当てるのか!? その後、何度もホームレスを観察しているうちに疑問も確信に変わった。 ある日思い切ってホームレスに疑問をぶつけ、能力を身につける方法を教えてくれと懇願した。 ホームレスは淀んだ目で私を見つめた後、私の頭に手をかざした。 次の日からホームレスはいなくなった。 仙人だったのだろうか?はたまた神か? 私は能力を身につけた。 それは期待するものとは違っていた。 ただ単に、その人が直前に食べたものだった 私はあまりのくだらなさに笑ってしまった。 今日から五年振りの父の手料理が食べられる。 感傷を胸に押し込み、私は母の書斎を後にした。 とあるマンションで生活を始めているうちに、ある日部屋に小さな穴があいているのに気づきました。 その穴は隣の部屋に続いていて、何だろうと覗き込みました。 すると、穴の向こうは真っ赤でした。 隣の部屋は赤い壁紙なのかな、と思いつつ次の日も、次の日も その女子大生は小さな穴をのぞいていました。 いつ見ても赤かったので、隣の部屋が気になった女子大生は マンションの大家さんに聞いてみることにしました。 「私の隣の部屋にはどういう人が住んでいるんですか? 」すると大家さんは答えました。 「あなたの隣の部屋には病気で目が赤い人が住んでいますよ。

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サイコパス診断

こないだ夜PCに向かってたときのことなんだけど、 玄関のドアをガンガンガンガン叩かれて超ビビッた。 呼び鈴もあんのに、わざわざ叩くんじゃねーよ!と思って ドアスコープから外をのぞいてみても誰もいないんだわ。 いちおう外に出て確認したんだけどやっぱし誰もいなくて 部屋に入ろうとしたら、隣の家のオバちゃんがちょうど 外に出てきて「こんな夜中に壁ドンドンしないでよ!」って怒られた。 しかも、反対側の家のお兄さんも出てきて同じこと言われて、 両隣の家から同時に怒られるハメになった・・・ ドンドンやってたのオレじゃねーのに・・・orz 両隣にこのことを根に持れたっぽくて、どっちからも 壁コンコン攻撃されたり、ガリガリ引っかかれたりする・・・ 玄関をぶったたいてたヤツ、恨んでやるー!!(ToT) 会社までの徒歩通勤時に取り壊し予定の無人マンションの近くを通るのだが、そこは飛び降り自殺が多く、自殺者の霊の目撃情報も多い曰くつきマンション。 周りに街灯も少ないし夜はかなり不気味で怖い。 この間残業で帰りが23時頃になったときガクブルしながらそこを通ったんだが、一瞬マンションの屋上に人影が見えた気がした。 「!?」 ビビって心臓止まるかと思った。 よく見てみたがやはり屋上に誰かが立っている。 まさか幽霊・・・と思った瞬間その人が飛び降りた。 コンクリートに打ち付けられる嫌な音がして、女の人が倒れてるのが見えた。 慌てて携帯で救急車を呼んでその人に駆け寄った。 血まみれで足は変な方向向いてるし、幽霊ではなかったが、かなり恐怖だった。 落ちた音を聞いてかマンションのベランダから何人かこっちを見てる人もいた。 すぐに救急車が搬送していったけど、家に帰っても現場を思い出してしまいまったく眠れなかった。 次の日聞いたら、重症だったけど命に別状はなかったらしい。 ホント未遂に終わってよかった・・・もし亡くなってたらマジでトラウマになるところだったorz 一人暮らしをしている大学生の男がいた。 男が住んでいるのはごく普通のアパートだが、たまにおかしなことが起こった。 大学から帰ってくるとカーテンの形やゴミ箱の位置などが微妙に変わっている気がするのだ。 最近は誰かにつけられてる様な気もしてきた。 流石に気味が悪くなってきた男は大学の友人に相談した。 男が「もしかして…ストーカーかな?警察に言うのが一番良いと思うけど…警察は実際に被害が無いと動いてくれないって聞くしなぁ…どうしよ……。 」 と困っていると、友人は 「…じゃあ大学に行ってる間ビデオカメラで部屋を撮影しておいて、もしストーカーが部屋に侵入してるのが撮れたらそのテープもって警察に行けば良いじゃん、不法侵入してるわけだからさすがに警察も動いてくれるだろ。 」 と具体的な解決策を提示してくれた。 やはり持つべきは友!これは良い案だ! と思った男は早速次の日の朝、部屋にビデオカメラを設置して録画状態のまま大学へ行った。 大学から帰ってきた男は焦った、久々に部屋に違和感がある。 「これは期待出来る、マジにストーカー写ってるかも…」 と思いながらビデオの録画を止め、再生した。 しばらくは何も写らなかった。 しかし夕方になると、知らない女が包丁を持って部屋に入ってきたのだ。 」ビビった男はすぐに友人に電話をかけた。 「ヤッベー!写ってる写ってるストーカー写ってる!!!! 」 と若干興奮気味に伝え、それからは録画を見ながら友人に内容を実況した。 「ゴミ箱漁ってるよぉ…」 「今度は服の匂い嗅いでる…キメェ!! 」 今までコイツは何回も来ていたのかと思うと、男は背筋が凍る思いだった。 「これで警察も動いてくれるなぁ」 と少しホッとしてると、画面の中の女は押入れに入った。 「うっわ…押し入れの中入ったよ、しかもなかなか出てこない……」 などと友人と喋っていると、また誰かが部屋に入ってきた。 男は言葉を詰まらせた。 部屋に入って来たのは自分だった。 そしてビデオの中の自分はカメラに近付き録画を止める。 そこでビデオは終わっていた。 小学生の頃、5人ぐらいで構成されたいじめのグループがあり、そのターゲットになってるA君がいた。 勉強もスポーツもダメでいつもヘラヘラしているから、いじめられやすかったのだと思う。 性格もおとなしく、いじめられても反撃せずに「やめてよぅ、くちゃーに」と言うだけだった。 この「くちゃーに」ってのは彼の口癖のようで、いじめられる時はいつも決まり言葉のように言っていた。 ある日気の毒に思ったので、彼にどうしてやり返さないのか聞いてみた。 彼はヘラヘラ笑いながら「平気だよ、だって…」と言うだけだったが、その目は笑っていないように思えた。 何しろ人の目を見て鳥肌が立ったのは、後にも先にもその時だけだったから。 翌年彼は転校し、みんな彼のことは忘れていった。 それから20年ほど経ち、同窓会でほどよくアルコールが回ってきた頃「そういえば」と友人が話し始めた。 どうもA君をいじめていたグループが全員亡くなったらしい、しかも全員自殺…と。 その友人も詳しくは知らないが、いじめグループは中学に入った頃から精神的におかしくなり始め、 強制入院させられたが、半年以内に院内で自ら命を絶ったらしい。 そんなことがあったのか、なんか怖いなと思ったとき彼の口癖を思い出した。 くちゃーに… くちゃーに… 僕の学校は、昔は10組くらいまで クラスがあって、 4階も使われてたらしい。 だけど今はクラスが少なくなって4階は使われなくなり、 立ち入り禁止になった。 今では、1,2,3年生は2階、4,5,6年生は3階で授業をしている。 今、この学校では『イストリゲーム』が流行っているのだが、 イストリゲームをすると、 下の階に『ドタドタ』という音が聞こえて非常にうるさい。 僕も、低学年の頃は上から聞こえる音にイライラしていたが、 4年生になり、低学年に同じ思いをしてもらおうと わざとイストリゲームで音を出すようにしてやった。 ・・・また上から、ドタドタと音がする。 きっと上の階もイストリゲームをやっているのだろう。 僕は無性にイラついて、 いつもよりドタドタと音をたてて椅子を取った。 まさか、自分にあんな映画のヒーローのような体験のチャンスが巡ってくるとは、その時は夢にも思わなかった。 夜の繁華街の裏路地で、俺はたまたまその事件現場に遭遇してしまったのだ。 「やめてください、お願いですから・・・」哀願する少女を取り囲むように 「いいじゃねぇかぁ、少しくらいつきあってくれてもよう!」と、3人のチンピラ。 「・・・やめないか、悪党。 」思わず、口をついで出てしまった挑発の文句。 もう後には引けない。 逆上する3人のチンピラ。 ナイフを手にしたやつもいる。 ならば・・・と、俺は左手で、懐からPSPを取り出す。 「PSPキック!」俺はすかさず、正面のナイフを持ったチンピラの鳩尾に蹴りを叩き込む。 悶絶し、倒れるチンピラ。 「PSP裏拳!」返す右拳を、唖然とするモヒカン頭の顔面に叩き込む。 鼻の骨が砕け、昏倒する。 「PSPエルボー!」もう一人のチンピラの頭蓋骨を砕く。 「PSPチョップ!」残るひとりの頚動脈を断ち切る。 一撃必殺。 一瞬にして、俺を取り囲むように倒れ悶絶する血ダルマが4つできあがった。 「次からは、相手を見て喧嘩を売ることだな・・・。 」 返り血で真っ赤に染まったPSPを拭き取りながらそっと、俺に勝利をくれたPSPにつぶやいた。 「持っててよかった、PSP。 」 大学で日本の風俗を研究している私は、 休みを利用して、東北の海沿いの道路を歩いていた。 道路から階段が伸びていて、下には岩場がある。 ふと下りてみたそこには1人の少女がいた。 少女は岩場を、何かを探すように歩いていた。 「何か探しているのですか」私は声を掛けた。 「貝を」少女は言った。 「幸せの丸い貝を探しています」 貝とはまた奇妙だ。 それは希少で高級な貝なのかと問えば違うという。 食用かと問えば、食べる人もいるが、と言う。 となると、恐らく貝殻が必要なのだろう。 「祭で必要なのです」と少女は言う。 「幸せの丸い貝が無いと、祭が台無しになってしまう」 その話に興味を持った私は祭のことを少女に問うが、 少女はよくわからないという。 親類が詳しいというので、 頼み込んで家まで案内してもらった。 少女の家はまさに祭りの前日といった様子で、 着くなりたくさんのご馳走で歓迎された。 酒が入っていたからだろう。 ろくに質問もせぬうちに私は眠ってしまった。 目を覚ますと、もう祭りは始まっていた。 少女はいない。 私は一番近くにいた人に話し掛ける。 「幸せの丸い貝は見つかったのですか」 「ああ、もうここにあるよ」 やがて祭りは佳境に入り、 私は幸せの丸い貝がどんなものなのか理解した。 ああ、それにしても奇妙な風習じゃないか。 ある地方の女子大生が東京の大学に進学が決まり、東京に一人暮らしすることになりました。 とあるマンションで生活をしているうちに、ある日部屋に小さな穴があいているのに気付きました。 その穴は隣の部屋に通じていて、何だろうと覗き込みました。 すると、穴の向こうは真っ赤でした。 真っ赤な背景の中を、黒い影がちらちらと動いています。 隣の部屋は赤い壁紙なのかな、と思いつつ次の日も次の日もその女子大生は穴を覗いてしまいました。 いつ見ても赤かったので、隣の部屋が気になる女子大生はマンションの大家に聞いてみることにしました。 「私の隣の部屋にはどのような人が住んでいるんですか?」 大家は答えます。 「あなたの隣の部屋には病気で目が赤い人が住んでいますよ」 俺が去年某洋楽バンドのライブに行った時の帰りの話。 俺と友達二人 仮にA・Bとする の計三人で行って、 ライブ終了後、テンション最高潮で帰ってたんだよ。 そしたらAが後ろから誰かに肩を叩かれたんだ。 振り返ると、80才くらいの背の小さい腰の曲がったばあちゃんが立ってたんだよ。 なにかな、道に迷ったりでもしたのかな? とか色々思いを巡らしてたら、そのばあちゃんはこう言った。 「私、死にそうに見えます?」って。 一瞬「は?」ってなったんだが なんかばあちゃんの目が虚ろで すごく怖くなって返事もしないでその場を去ったんだ。 しばらく歩いてから、みんなで 俺「怖っ何あれwww」 B「お化けかと思ったぜwww」 A「俺、肩叩かれた時、逆ナンかと思ったぜwww」 俺・B「ねーよwww」 とか半ば笑い話的に話をしてたんだよ。 だけど、話してる途中で気付いちゃったんだよ。 さっきの一言で気付いちゃったんだよ。 ある男と女が車の事故を起こした。 双方の車は完全に大破していたものの、二人は無傷だった。 なんとか車から這い出ると、女は 「男の人だったのね、なんてステキ!ねえ車を見て。もう車はダメみたいだけど、 あたしたちは幸運にもケガはないみたい。きっと神様があたしたちをめぐり合わせてくれたのよ。 今後も会って、二人で残りの人生を楽しみなさいって!そういうことなのよ!」 男は喜び、「そうだとも!まったくそのとおりだ!」 女は自分の車の助手席付近から何かを取り出しながら、男にこう言った。 「ねえ、もうひとつ奇跡が起きてるの。 あたしの車はもうめちゃくちゃなんだけど、このワインは平気みたい。 これって、アレじゃない?神様がお祝いをしなさいってことなのよ!」 女はワインを男に手渡すと、男はうなずき、キャップを開けて半分飲み干し、女に返した。 女はワインを受け取るとすぐにキャップを閉めて男に再度渡した。 男「どうした?きみはやらないのか?」 女「ああ... 。お巡りさんもうすぐくるわよ。」 クリスマス、トムはサンタクロースからのプレゼントを楽しみにしていた。 朝起きるとクリスマスツリーの下にプレゼント箱が3つほどあった。 窓からサンタが中を覗いているのが見える。 サンタはニタニタと笑いながらトムを見ている。 トムはニタニタ笑っているサンタを見て 少し不機嫌に思いながらもプレゼントの置いてある所に行った。 トムはまず一つ目のプレゼントを手に取った。 サンタは更にニタニタと笑っている。 プレゼントの箱を空けると中から長ズボンが出てきた。 トムは少しがっかりしたような表情をしながらも 次の箱を手に取った。 サンタは腹を抱えて笑っている。 二つ目の箱を開けると中からサッカーボールが出てきた。 トムはますます不機嫌になり、とても腹が立った。 トムは続けて一番大きな最後の箱を開けた。 すると中から自転車が出てきた。 サンタは雪の上を転がりまわって笑っている。 トムはとうとう耐え切れなくなって泣き出してしまった。 私の親友はLINEで話しているとき寝落ちすることがあり、所謂「既読スルー」をかますことが多々あった。 彼女は常々、 「既読スルーがあったら私は寝ちゃってると思って。 そのうち、起きたら返すから」と言っていた。 その友達が先日、事故で亡くなった。 悲しみの只中で、私はふと彼女とのLINE会話履歴が残っていることに思い当たった。 そのことはわかっていながら、思わず私はそこで彼女に話しかけていた。 「ねえ、帰ってきてよ」と。 私は無意味なことをしたと後悔し、早めの眠りに就くことにした。 携帯の画面に映し出された文字に気づかないままに。 既読 21:48 ねえ、帰ってきてよ ニューヨークの地下鉄を私はよく利用する。 毎朝通勤の度に地下鉄構内で何やらぶつぶつ言ってる一人のホームレスの男がいた。 男の近くの壁に寄り掛かり内容を盗み聞きした。 目の前をおばさんが通る。 すると男は 「豚」 と呟いた。 私は思った。 なんだただの悪口か、動物に例えているだけか…。 次に普通のビジネスマンが通る。 すると男は 「人」 あぁ、まさに普遍的人間って感じの人だな…。 別の日、暇潰しにまた盗み聞きしてみる。 男の目の前をやつれた男が通る。 すると男は 「牛」 と呟いた。 牛?どちらかと言うと痩せた鳥だが…? 次に典型的な肥満の男が通る、すると男は 「野菜」 と呟いた。 野菜?豚の間違いだろ? 私は家に帰り考えた。 もしや、次に生まれ変わる生き物、すなわち転生を言い当てるのか!? その後、何度もホームレスを観察しているうちに疑問も確信に変わった。 ある日思い切ってホームレスに疑問をぶつけ、能力を身につける方法を教えてくれと懇願した。 ホームレスは淀んだ目で私を見つめた後、私の頭に手をかざした。 次の日からホームレスはいなくなった。 仙人だったのだろうか?はたまた神か? 私は能力を身につけた。 それは期待するものとは違っていた。 ただ単に、その人が直前に食べたものだった 私はあまりのくだらなさに笑ってしまった。 最近ボクは毎日たけるくんと公園で遊んでいます。 砂場で山をつくったり、トンネルをほったりしていると、 あっというまに時間がたちます。 夢中であそんでいると、学校のチャイムの音がきこえてきました。 休み時間が終わっちゃう」と、たけるくんが言いました。 ボクが笑いながら「だいじょうぶだよ。 まだまだ休み時間はあるよ」というと、 たけるくんも「そうだね」といって、ふたりで笑いました。 ボクたちは、もう学校のチャイムを気にする必要なんてないのです。 またしばらく遊んでいると、公園のスピーカーから「夕焼けこやけ」が流れてきました。 「5時だ」うす暗くなってきた空を見上げて、たけるくんがいいます。 スピーカーからも「5時になりました。 おうちに帰りましょう」と聞こえてきます。 「おうちに…帰りましょう」と、たけるくんがつぶやく。 「ダメだよ。 この時間に帰ったらバレちゃうよ」ボクがそういうと、 たけるくんは小さくうなづきました。 すっかり暗くなってしまった公園で、ボクたちはだまってブランコをこぎました。 そうして2時間ほど遊んだあと「また明日」といって手をふって、 たけるくんにさよならを言って家に帰りました。 近ごろの警察はなにやってるんだろうね。 血税でで食わせてもらってるくせに、ろくな働きしねぇんだからとんだ穀潰しだ。 先週、職場の近くで殺人事件があったんだよ。 若い女をアイスピックでめった刺し。 しかも普通のアイスピックじゃない、業務用の三本歯のやつでだぜ?怖ぇだろ。 小さな町だから、どこいってもその話で持ちきりだよ。 マスコミもかなり大きく取り上げてる。 滅多にない大ニュースだから無理もないけど、恐怖を煽るだけ煽って無責任なもんだ。 うちのばあちゃんなんか、可哀相なくらい怯えちゃって、毎日何時間も仏壇の前で手を合わせてる。 なのに警察ときたら、まだ凶器すら判明できないだとよ。 まったく馬鹿にしてるとしか思えないね。 ある時、父さんが家にロボットを連れてきた。 そのロボットは特別で、ウソをついた人の顔をひっぱたくって言う物騒な代物らしい。 そんなある日…。 僕は学校から帰宅するのがかなり遅くなってしまった。 すると父がこう尋ねてきた。 「どうしてこんなに遅くなったんだ?」 僕は答えた。 「今日は学校で補習授業があったんだよ」 すると驚いたことに、ロボットが急に飛び上がり、僕の顔をひっぱたいた。 父は言った。 「いいか、このロボットはウソを感知して、 ウソついた者の顔をひっぱたくのさ。 さあ、正直に言いなさい」 そして父がもう一度聞いてきた。 「どうして遅くなったんだ?」 僕は本当のことを言うことにした。 「映画を見に行ってたんだ」 父はさらに聞いてきた。 「なんの映画なんだ?」 「十戒だよ」 これに反応して、ロボットがまた僕の顔をひっぱたいた。 「ごめんなさい…父さん。 実を言うと『Sexクイーン』ってのを見てたんだ」 「何て低俗な映画を見てるんだ、恥を知れ!いいか、父さんがお前くらいの頃は、 そんな映画を見たり態度が悪かったことなんて無かったんだぞ」 するとロボットはきつい一発を父に食らわせた。 それを聞いていた母が、キッチンから顔を覗かせるとこう言った。 「さすが親子ね、あなたの子だけあるわ」 母も顔をひっぱたかれた。 今日は親友のA君が転校するのでお別れ会をやった。 みんなと別れるのが寂しいのか、A君はちょっと落ち込んでるみたいだった。 お別れ会はとても素晴らしいものだった。 途中、歌が得意なM君が歌を歌って盛り上げてくれたり、 学級委員のS子が詩の朗読をして雰囲気を作ってくれた。 そして、お別れ会のクライマックス。 親友の僕がA君にプレゼントを手渡す瞬間だ。 プレゼントはクラス全員で書いた寄せ書き。 昨日、出席番号順で周ってきたその白い綺麗な色紙に、僕は今までの思いを込めて 「ありがとう」と、一言だけ書いた。 親友なのにそれだけ?と思うかもしれないけど、その言葉だけで気持ちは十分伝わるはず。 僕は綺麗な袋に入った色紙をA君に渡した。 「元気でね、A君・・・」 「今までありがとう、W君・・・」 A君はちょっと照れたような表情を浮かべて、袋の中の寄せ書きを見た後 感極まったのか号泣してしまった。 そんなA君を見て、たまらず僕も号泣してしまった。 プレゼントをこんなに喜んでもらえるなんて、本当に嬉しい。 二人して泣いてる姿が滑稽だったのか、クラスの皆がニヤニヤしながらこっちを見ている。 僕は急に恥ずかしくなって、照れ笑いをした。 本当に、とても素晴らしいお別れ会になりました。 友達と二人で話してたら、 久しぶりに心霊写真を撮ってみたいと誰かが言い出したので、 近くの山道に惨殺事件があってからも未だに取り壊されず残されてた民家があるので夜中に行ってみた。 玄関から居間、風呂場とトイレ、キッチンに父親の部屋、階段から二階へ行き、 子供部屋からベランダ、母親の部屋、階段を降りて一階へ。 最後に家をバックに一人ずつ。 片っ端から写真撮って帰った。 んで今日。 出来上がった写真を見て俺達は驚いた。 何も写ってないのだ。 もちろん俺達は普通に写ってる。 霊的な物が何も写ってなかったのだ。 「・・おかしくね?」 「もう成仏しちゃったとか、じゃねぇかな?」 「やっぱそうなのかな。 じゃあ、あそこ行ってももう心霊写真撮れないって事か。 無駄だったなぁ」 「そうでもないよ。 行く途中に結構周りから孤立してる民家、一軒あるから。 次はそこ行こうぜ」 「おぉ!マジで?そこも廃墟?」 「んな訳ねぇじゃん。 普通に人住んでたよ。 今日の夜行こうぜ」 「おっけ、分かった。 今の内に適当に準備しとくわ」 楽しみだ。 かなり久しぶりだから何かワクワクする 最近、近所で連続殺人事件が起きている。 被害者は全て同じ小学校の子供。 その犯行はとても残虐で、死体は見るに耐えないカタチになっているという。 事件現場に供えられた沢山の花。 しかしその中にクローバーが大量に供えてある。 他の現場でも必ずクローバーが大量に供えられている。 どうやら、あるお婆さんが供えているらしい。 歳は80といったところだろうか。 とても温厚そうなお婆さん。 涙は見せず、優しい笑顔で花を供え、手を合せて帰っていく。 お孫さんなのだろうか。 知り合いの子供さんなのだろうか。 私も花を供えにと思い現場へ向かうと、ちょうどそのお婆さんと会った。 お婆さんはいつものようにクローバーを供えている。 「何故クローバーを供えているんですか?」 「クローバーって、四葉とかあったりして幸せな花じゃない? 向こうでも幸せにしてほしいって意味を込めてるのよ。 」 そう答えるお婆さんは、とても優しい目をしていたが、時折切ない表情も垣間見えた。 「実はね、私の孫も亡くなってしまったのよ。 別の事件なんだけど、学校の事故で。 詳しい事はまだわかっていないらしいんだけどね。 この殺人事件で亡くなった子達、孫ととても仲良くしてくれてたらしいのよ。 だからこうして、全員にクローバーを供えているの。 」 涙しながらそう話すと、お婆さんはその場を去っていった。 こんな優しいお婆さんもいるんだなという思いにふけりながら帰宅した。 ある日、地方に住んでいる6歳の幼女が1人行方不明になった 母親が公園で主婦友達と話している数分の間に公園から居なくなった どこを探しても居ない、警察も検問を各地に配置したが一向に見つからない 警察も半分諦めていた 1ヵ月後、諦めきれない親がとうとう最後の手段とも言える アメリカで有名な透視能力者を大金を叩いて招いた 早速両親は娘が今、どこにいるのか透視して貰った 透視能力者は透視を始めた 何分か経って透視能力者は一言 「この子は元気ですよ」 この言葉に両親、親族は大喜び さらに透視能力者は 「この子の周りには豪華絢爛な家具が見えるので多分、裕福な家庭にいる事が推測されます」 この言葉に両親、親族は多少の疑問を抱きながらも喜んだ そして母親が核心に迫った 「娘は今、どこにいるのですか?詳しい場所を教えて下さい」と熱の入った口調で言った 透視能力者は一言こう言った 「あなたの娘さんは世界中にいます」 俺が行ってた高校の部室棟に「ヤリ部屋」って呼ばれてる空き部屋があって しょっちゅう誰かがヤリまくってた。 後輩つれこんだりするやつもけっこういたしみんなやりたい放題だった。 バスケ部のマネージャーなんか数人に回されてたりしてた。 「やめて!いや!」とかいう声がよくもれ聞こえてきた。 他にも長身で切れ長の涼しい目もとのあの子とか、小柄でぽっちゃりでタレ目の 可愛いあの子とか、しまいにゃあドジっ子メガネっ子の生真面目な生徒会の あの子までもが・・。 荒れてた・・・誰も止められなかった・・・ていうかヤルほうに まわらなきゃ損、・・・って感じ?。 去年共学になって女子も入学してきたらしいけど少しは良くなってるんだろうか あと10分ほどで真夜中になるという時間帯に、私は特急電車に乗っていた。 やがて、途中の駅で一人の男が乗り込んできた。 その男は、電車のドアが閉まると、突然我に返ったように乗客の顔を見回し始めた。 「すみません。 あなたの年齢は28歳ですか?」 男が私に話しかけてきた。 「そうですが、どうしてわかったんですか」 私が聞き返しても、男は無視して、また別の人に話しかけた。 「あなたの年齢は45歳ですか?」 「そうですけど……」 「あなたは62歳ですね?」 「どうしてわかったんだ?」 そんなやり取りを繰り返していく。 どうやら、その男には、顔を見ただけで年齢を当てる特殊能力があるらしい。 次の停車駅までは、まだ15分以上ある。 私を含め、乗客たちは全員その男に注目し始めた。 「あなたは50歳ですね?」 「そうですが、あと5分で日付が変わったら、51歳になるんですよ」 最後に質問された女性は、笑顔でそう答えた。 年齢を当てていた男の顔が、その途端に青くなった。 「凄いですね。 百発百中じゃないですか」 私は男に話しかけた。 すると、男は青い顔を私に向け、こう言った。 今日から五年振りの父の手料理が食べられる。 感傷を胸に押し込み、私は母の書斎を後にした スピード違反を取り締まっていた巡査は、 やたら速度の遅いクルマを発見し、かえって危険なため停止させた。 中には80歳くらいの女性が5人乗っていたが、 運転していた老婆以外は、みな目を見開き、真っ青な顔色をしていた。 運転席の老婆は、不思議そうに尋ねた。 「お巡りさん、あたしはいつも標識どおりの速度で走ってますよ。 今だって標識どおりの21キロで走ってたんですから」 巡査は事情を理解し、微笑みながら言った。 「あれま、そうでしたか。 それは失礼しました」 巡査は老婆に運転に気を付けるように言ってから、一つ気になっていることを口にした。 「なぜほかの4人の方々はさっきから一言も喋らないのですか?何だか全員放心状態のように見えますが」 すると運転席の老婆が答えた。 「さっきまで、みんなで楽しくお喋りしてたんですけどね。 誰かに見せるわけでもないが、何となく最初は自己紹介。 両親を墜落事故で亡くした俺は去年から妹と二人暮らし…だったのだが、 その妹は今年の春から留学中。 帰ってくるのは3月だ。 というわけで今年の冬は一人で生活。 暇だから日記でも書いてみる。 ちなみにこれは妹が去年のクリスマスにくれたノート。 ツリーの絵が描いてある。 ん…意外と書くこと無いな。 今日はもう寝ることにする。 妹、おやすみ。 妹との思い出を書こうとしても、なかなか手が動かない。 本当に俺って妹がいないと何もできないんだな。 妹に会いたい。 なんでもクリスマスに合コンをやるらしい。 「もう、お兄ちゃんったら!しっかりしてよね!」 ってまた言って欲しい。 絶対に言ってくれないけど。 今は俺が大事に使ってます。 そういえば今年は妹にプレゼント買わないからお金が結構あまってるな。 はぁ…妹に会いたい。 正月には帰って来ないらしいから会うのは3ヶ月以上先か。 お金たまったしアメリカ行きてぇなぁ。 妹に会いたい。 妹に会いたい。 妹に会いたい。 妹に会いたい。 ということでこれが最後の日記です。 クリスマスパーティをやったんだそうだ。 そして妹は急遽、日本に帰宅するらしい。 あやうく俺がアメリカに行くところだった。 妹はお年玉がそんなに欲しいのか?(笑)それとも俺に会いたくなったか? かわいいやつだ。 お年玉たくさん用意して待ってるからな。 日本に向かう飛行機が墜落したそうだ。 死体が握り締めていた俺からのプレゼントの財布の中身で身元が判明したらしい。 二日おきに書いてきた日記も今日で最後にする。 ページはまだ残っているから悲しみから立ち直ることができたら、来年の12月に妹との想い出でもつづろうと思います。 ベトナム戦争から家に帰る前夜、青年兵士は自宅に電話した。 「明日帰るんだけど、他に行くところがない友達を連れて帰りたいんだ。 家で一緒に住んでもいいかな?」 息子の帰還報告に狂喜した両親は、勿論!と泣きながら答えた。 「でも、一つだけ言っておきたいことがあるんだ。 彼は地雷を踏んでね、腕と足を失ってしまったんだよ。 でも、僕は彼を家に連れて帰りたいんだ。 」 その台詞に、両親は押し黙ってしまった。 「数日ならいいけれど、障害者の世話は大変よ。 家にいる間に、そのお友達が住める所を一緒に探しましょう。 あなたにも私たちにも自分達の人生があるのだから、 そのお友達 の世話に一生縛られるなんて無理よ。 」 やっとのことで母親がそれだけ言うと、息子は黙って電話を切った。 翌日、警察から電話があり、青年兵士の両親は 彼がビルの屋上から飛び降りて死んだことを知らされた。 死体と対面した両親は絶句し、泣き崩れた。 僕「先生、どうでしょうか?」 医者「心配ないですよ。 よく効く座薬がありますから、それを使いましょう」 僕はパンツを脱いで、お尻を先生の前に突き出しました。 先生は肩に手を掛けました。 医者「いいですか?イキますよ。 ハイ、力を抜いて」 僕「ううっ」 座薬が何個も入ったようでした。 医者「この座薬を毎朝、1週間続けてみてください」 僕「どうもありがとうございました」 翌朝。 言われた通り座薬を入れようとしたが上手くいきません。 そこで嫁に頼むことにした。 嫁「これをお尻に入れればいいのね。 わかった。 いくわよ」 嫁は右手で座薬をつまみ、左手を肩にかけました。 その時! 僕「うわぁぁぁぁぁぁ!!! 」 嫁「どうしたの?!ごめんなさい、痛かった?大丈夫?」 僕「うわぁぁぁぁ!! 違う、今、気が付いたんだ! うわぁぁぁぁ!!! 」 嫁「なに?何に気づいたの?」 僕「あの医者は、両手をおれの肩に掛けてたんだ!! 」 銭湯に行った。 あがる前にサウナで一汗かくのが俺の日課だ。 俺が入って1分くらいで、男が1人入って来た。 勝負だ。 コイツが出るまで俺は出ない。 これも日課だ。 10分経過。 相手の男は軽く100キロはありそうなデブだった。 15分経過。 滝のような汗を流してるくせに、頑張るじゃないか、デブめ。 18分経過。 ついにデブが動いた。 今にも倒れそうな程フラフラになりながらサウナを出ていく。 俺の勝ちだ!! 俺はサウナルームの真ん中でガッツポーズをとった。 目を覚ますと俺は見慣れない部屋にいた。 どこかで見たようなオッサンが覗きこんでくる。 番台にいたオッサンだ。 オッサンは言った。 「私が点検に行ったら君が倒れてたんだよ。 ドアにもたれかかるようにして失神していた」 どうやら熱中症を起こしたらしい。 少し頑張り過ぎたか。 オッサンはやれやれとばかりに 「君を運ぶのはまったく骨が折れたよ。 今度からは気を付けてくれよ」 俺はオッサンにお礼を言って帰った。 ビールでも飲んで寝るとしよう。 夜になりおなかも減ってきた。 そんな中一軒の お店を見つけた。 「ここはとあるレストラン」 変な名前の店だ。 私は人気メニューのナポリタンを注文する。 数分後、ナポリタンがくる。 私は食べる。 ・・・・・・・・なんか変だ。 しょっぱい。 変にしょっぱい。 頭が痛い。 私は苦情を言った。 店長「すみません。 作り直します。 御代は結構です。 」 数分後ナポリタンがくる。 食べる。 今度は平気だ。 私は店を出る。 しばらくして私は気付いてしまった・・・・・ ここはとあるレストラン・・・・・ 人気メニューは・・・・・・・ナポリタン・・・・・・ この前、友達がウェイターやってるレストランに、一人で晩飯食いに行ったんだ。 ウェイトレスに案内されてテーブル席に着くと、俺の前と、向かいの席にメニューを置いて行った。 何だ?と思っているうちに友達が水と紙おしぼりを持って来た。 そして「おい、珍しいな」なんてニヤつきながら、向かいの席にも水とおしぼりを置きやがる。 いい加減薄気味悪く感じながらも注文すると、 「で、お連れさんは何にする?」と聞くものだから、いや、一人だよと反論。 すると友達は怪訝な顔で「あれ、店に来た時、女連れじゃなかったか?」などと小声で言う。 曰く、「髪の長い、白いワンピースの女を連れて入ってくるのを見た」と。 「今はいないのでトイレにでも行ってるんだろうけど、てっきり彼女なんだろうと思った」、と。 もちろん俺に心当たりはないから否定したら、逆に向こうが気味悪いものを見るような目でこちらを見る始末。 とうとう何だか寒気がしてきた。 …と、不意に友達は吹き出すと、「いや、わりーわりー」と謝り始めた。 「今日は客も少なくて暇してるところにお前が来たもんだから。 ほら、よくあんじゃん?誰もいないはずの席にコップを置く店員、て怪談。 あれをやって、お前ビビらせて遊ぼうかと、水持って行く時に急に思いついてさ」 そして「本当スマン。 こんな事して遊んでたのバレると店長にどやされるから、黙っといてくれよ」と、 食後のコーヒーをサービスしてくれた。 ちょっとムカついたが、真相がわかったので責めもしなかった。 ま、コーヒーが美味かったので許すが、心臓に悪いから次からは勘弁してくれ。 ある中学校に仲良し5人組の女生徒がいた。 5人は休み時間もお昼休みも、帰宅後もいつも一緒に遊んでいた。 皆で友情を誓い合ったりもした。 しかし、いつもリーダーシップを取っている生徒が自己中だとか自分勝手だと 他の4人に陰口を叩かれるようになった。 しだいにそれはエスカレートしていき、彼女を自殺に追い込んだ。 4人もそんなことになるとは思っておらず、動揺しだした。 暗い気持ちになったのか、一人の生徒が、 今度の休みに4人でどこか静かなところでも行こうよと言い出した。 誰も反対はしなかった。 4人は山に出かけた。周囲には人が全くいない、壮大な景色だけが広がっていた。 4人は来る途中のコンビニで買ったインスタントカメラで写真を思い出として残した。 数日後、1人の生徒が現像した写真を持ってやって来た。 よく取れている写真に4人は和気あいあいと盛り上がっていた。 1人の生徒が「この写真よく撮れてるね」と1枚の写真を手に取った。 そこには山の景色をバックに4人が楽しそうに笑っている写真があった。 どうして女という奴は支度に時間が掛かるのだろう。 「もうすぐ済むわ。 そんなに急ぐことないでしょ。 …ほら翔ちゃん、バタバタしないの!」 確かに女房の言うとおりだが、せっかちは俺の性分だから仕方がない。 今年もあとわずか。 世間は慌しさに包まれていた。 俺は背広のポケットからタバコを取り出し、火をつけた。 「いきなりでお義父さんとお義母さんビックリしないかしら?」 「なあに、孫の顔を見た途端ニコニコ顔になるさ」 俺は傍らで横になっている息子を眺めて言った。 「お待たせ。 いいわよ。 …あら?」 「ん、どうした?」 「あなた、ここ、ここ」女房が俺の首元を指差すので、触ってみた。 「あっ、忘れてた」 「あなたったら、せっかちな上にそそっかしいんだから。 こっち向いて」 「あなた…愛してるわ」女房は俺の首周りを整えながら、独り言のように言った。 「何だよ、いきなり」 「いいじゃない、夫婦なんだから」 女房は下を向いたままだったが、照れているようだ。 「そうか…、俺も愛してるよ」こんなにはっきり言ったのは何年ぶりだろう。 少し気恥ずかしかったが、気分は悪くない。 俺は、女房の手を握った。 「じゃ、行くか」 「ええ」 俺は、足下の台を蹴った。

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深夜の「意味がわかると怖い話」スレ

息子フレッド とある田舎でおじいさんが一人暮らしをしていました。 彼は庭でジャガイモを育てるため、土を耕したいと思っていましたが、高齢の彼にはその畑の土が固すぎて掘り返すのはとても困難でした。 昔は一人息子のフレッドがよく手伝ってくれたのですが、フレッドは今刑務所にいるのです。 彼は服役中の息子に一通の手紙を書きました。 「フレッドへ 本当に残念だが、今年はどうやらジャガイモを植えられそうにない。 もう歳で庭を掘り起こせそうにないんだ。 お前がいればわしの代わりに掘ってくれたろうし、お前がいてくれたらどんなにいいかと思うよ。 父さんより」 数日が経ち、息子から返事が届きました。 「父さんへ 庭を掘っちゃいけない、死体を埋めたのは庭なんだ! フレッドより」 翌日の朝4時頃、FBI捜査官が地方警察と一緒にやってきました。 彼らはおじいさんの庭を全て掘り起こしていきましたが、死体は見つかりませんでした。 彼らはおじいさんに謝罪をして去っていきました。 同日、もう一通の手紙が息子から届きました。 「父さんへ ジャガイモを植えるのは今だよ。 俺にできることはそれしかなかったんだ。 フレッドより」 6. 姉ちゃん 夏休みのこと。 午前中で部活を終えた俺はくたくたになりながら帰ってきた。 昼飯食べて、そのまま疲れてリビングで寝てしまった。 起きた時にはすでに時刻は夕方だった。 家にいるのは、別室にいる母親だけのようだった。 目を覚ますためにシャワーを浴びて、着替えを取りに2階の自分の部屋へ行った。 すると、隣の姉の部屋からなんやら声が聞こえた。 姉ちゃんも家いたのか。 よく聞くと笑い声だった。 声を押さえながらも、笑っちゃってるみたいな声。 さては何か変なテレビでも見てんだな。 まぁ興味ないけど。 そういえばこないだ姉ちゃんに貸した本返してもらわなきゃ。 と隣の部屋をノックしようとした その時、下から母親の声が聞こえてきた。 ひとり 俺は、付き合って1年になる彼女と同棲していた。 ある日、家でパソコンをしていると一通のメールが来た。 見知らぬメールアドレスからだったけど開いてみると 「ひとりになったら死ぬ」 と書いてあった。 イタズラメールだと思ったけど、俺はちょっとビビった。 そんな時、 同棲している彼女が「コンビニに行って来るから-」と言ってきた。 俺は一瞬焦った。 このままだとひとりになってしまう…いや、でもあれはただのイタズラだ。 そうに違いない。 まさか彼女に「怖いから行かないで。 」とも言えるわけがない…。 「じゃあ行って来るからねー。 」 「……うん。 」 30分後 なんだ…大丈夫だった。 やっぱりイタズラメールだったんだな。 「それにしてもあいつ遅いなー。 」 8. ワンピースを着た女 こないだ俺の住んでいるマンションで奇妙なことがあったんだ。 今も思い出すだけでゾッとする。 その日は、仕事で遅くなって大分夜中に帰ってきたんだけど、 廊下の奥をふと見ると、紫っぽいワンピースを着た髪の長い女性がうずくまっていた。 顔は見えないんだけど、すすり泣いているようだった。 「探し物が…探し物が見つからない…」と聞こえてきた。 けど、見たことのない人だったしちょっと薄気味悪かったから 特に声もかけずに家に入った。 すると、翌日こんな話を聞いた。 前の日の夜、紺色のワンピースを着た女性がマンションのどこかの階から飛び降りたらしい。 ものすごい激突で、バラバラだったらしく顔面がなかったそうだ。 多分あの女だ…。 と俺はすぐに察した。 紫じゃなくて紺だったのか…いや、そんなことより怖すぎる。

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