マスク 不織布 素材。 マスクの原料は何?ポリエステル繊維の不織布で紙ではない!

マスクの素材は何でできている?現役化学者が特徴と効果を解説

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夏到来!どの素材のマスクが涼しいのか着け比べてみた! 新型コロナウイルス感染防止対策に、夏も必須となりそうな 「マスク」。 5月に入ると、蒸し暑く感じる季節になりました。 今回は、どの素材のマスクが涼しいのか着け比べてみました。 今回着け比べたのは、こちらの3種類のマスク! 今回着け比べたマスクが、こちらの3種類。 いずれもスーパーやドラッグストアでよく見かけるタイプのマスクです。 その1.一般的な「不織布マスク」 まずは一般的な 「不織布マスク」から試してみましょう。 カゼ、花粉対策や防寒・保湿などの目的で日常に使われる 「家庭用マスク」の一種ですが、サイズも豊富で、長時間に渡り快適に使用できるのが特徴です。 「不織布マスク」は、外側の表面不織布、内側の額に触れる不織布、中間に挟んだフィルター機能を有する不織布の3層構造で構成されています。 不織布とは、その名の通り「織っていない布」のことで、繊維あるいは糸などを織らずに、熱的、機械的、化学的作用により繊維を接着・からみ合わせた薄いシート状の布のことです。 写真のように前面がプリーツ状になっている 「プリーツ型マスク」は、マスクをしたまま話をしてもズレにくいのですが、粒子捕集性が細かいため、暑さや息苦しさを感じることもあります。 5月の外出時はかなり暑く、蒸れると不快感が出てくるため、特に夏は数時間ごとに替えるといった対策が必要になりそうです。 その2.「布マスク」 次に試すのは 「布マスク」。 こちらは「洗って使える立体やわらかマスク」というタイプのものです。 洗って繰り返し使えるのが布マスク最大のメリット。 肌に接しても違和感や負担が少ないのが特徴です。 布目が粗いので、異物を防ぐ性能はほこりや花粉といった限定的なものになりますが、逆に通気性がよく、湿度を調整する効果は期待できます。 材質はガーゼ、綿、ポリエステルといった様々な種類があり、柄や生地に凝ったおしゃれを楽しむことが出来ます。 使い捨てではなく、洗って繰り返し使うことで、経済的な負担が少なくなるメリットもあります。 通気性は良いのですが、ちょっと重量があるので、耳が重たく感じるかもしれません。 その3.「ウレタンマスク」 最後に試したのが 「ウレタンマスク」。 全体的に伸縮性あり、何度か洗って使うことが出来ます。 ポリウレタンを使用しているため、耐久性と伸縮性に優れ、着け心地が良いのが特徴です。 生地は軽くやわらかいのですが、全体的にやや厚みがあります。 目が粗いので、異物を防ぐ性能はほこりや花粉といった限定的なものになりますが、大変通気性がよく、長時間着けていても息苦しさが少ないのが特徴です。 感染リスクの少ない場所であれば、使い分けの選択に出来そうですね。

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マスクの不織布の読み方は?ガーゼや綿との違いとメリット&デメリット

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不織布とは?読み方と素材! 「不織布」は「ふしょくふ」と読みます。 覚えてしまえばそれまでのことなのですが、読み方がわからないと「ふしきふ」「ふおりふ」なんて間違えてしまうかもしれません。 英語では「nonwoven fabric」です。 そのままですが、それは海外で先に行われていた不織布の技術を日本に導入し、生産を開始したからかもしれません。 つまり、英語が先にあって、それにあわせて日本語の呼び方を決めたのでしょう(*確認できていません。 推測です)。 それでは不織布とはどのような素材のことを指すのでしょうか? 基本的にはプラスチックを細い繊維状にし、それをランダムに積み重ね、化学的あるいは物理的に接着したり、絡み合わせたりしてシート状にしたものを指します。 文字通り、繊維を織っていませんので「不織布」と呼ぶわけです。 プラスチックの繊維としては多種多様なものを選択できますし、それらの素材にふさわしい不織布の製法を用いて製造され、様々な用途で利用されています。 不織布のマスク用素材は? 一般的に不織布のマスクは、3層構造になっています。 その真ん中の層に小さな飛沫や花粉を捕集する能力が高い不織布が使用されています。 この不織布にはポリプロピレン(PP)というプラスチックを用いられています。 メルトブローという製法で作られていて、小さな粒子が捕集できるように目が細かいフィルター状になっています。 商品によっては、「BFE(細菌ろ過効率:3. ポリプロピレンというプラスチックは、加熱すると溶融し、水のように流れます。 溶融したまま敷き詰めるので、そのままくっついて布状になるわけです。 最初の小さな穴から吹き出す時のポリプロピレン繊維を数ミクロン程度の直径にすることによって、それをランダムに何層も敷き詰めた不織布は、人間の飛沫や花粉を捕集する機能を持ちます。 ポリプロピレンという素材そのものは、もともとそれほど高価なものではないのですが、世界的にマスクの需要が急増し、一般向けの使い捨てマスク用のポリプロピレンも供給が逼迫したためか、価格が上がったようです。 通常はこのようなプラスチック製品は、素材そのもののコストよりも、メルトブローのような成形工程の方のコストの方が高いようです。 また3層構造の不織布マスクの両外側の2つの層も、ポリプロピレンの不織布が用いられています。 これらを製造する方法は複数ありますが、スパンボンド法により製造されているものが多いです。 スパンボンド法は、原料プラスチックのペレットを溶融させ、多数の配列した小さな穴から繊維状に押し出し、それを台の上に並べ、熱ロールでシート状に圧着することにより製造する方法です。 メルトブロー法で製造した真ん中の不織布に比べて、スパンボンド法では最初の繊維が太く、最終的に得られる不織布の目が荒いのですが、機械的強度が高く、安価に効率よく生産できます。 そのため不織布マスクの外側には、スパンボンド法による不織布が使われるわけです。 スポンサードリンク 不織布のマスクの再利用は?アイロンを掛けても良い? 不織布のマスクは、前述のような方法で製造されたもので、使い捨てが基本です。 医療機関などではもっと高性能なN95マスクを使用しています。 N95マスクに比べると、一般の使い捨ての不織布マスクは機能が劣り、基本的にはウイルスを捕集する能力はありません。 それでも使用が推奨されるのは、人間が放出する飛沫をある程度捕集する能力があるためです。 感染症の種類にもよりますが、飛沫感染するタイプの感染症ならば飛沫の周囲への拡散を減らすことが望ましいです。 特に着用している人からの飛沫の拡散を大きく減らせます。 ただし、完璧に防げるわけではありませんので、過信は禁物です。 このようにマスクの効果がある程度認められたため、マスクを着用する人が増えましたが、品薄で入手が困難になったので、再利用しようとする人がいらっしゃいます。 医療従事者は、1日に数個マスクを使用する人もいますが、ほとんどの人は入手も難しいので1日に1個が限度でしょう。 そのため朝の通勤時に使用したものを帰宅時に使う程度は普通でしょう(*専門家から見れば推奨されないかもしれませんが・・・)。 しかし、1日使った使い捨て用の不織布のマスクを、洗濯するなどして後日再利用するのは推奨されていません。 不織布マスクのパッケージには、再利用はできない旨が書かれていることが多いですが、その理由は明記されていません。 1つは、捕集した飛沫に含まれている可能性があるウイルスを殺菌することが難しいこと、もう一つは不織布そのものは機械的な強度が高くは無いので、肝心の飛沫を捕集するためのフィルター部分に小さな穴が空いてしまうと、飛沫が通過しやすくなることなどが考えられます。 また不織布マスクを洗濯して、乾かした後に形を整えるためアイロンをかけようとする方がいらっしゃいますが、ポリプロピレンはアイロンの熱で溶ける可能性が高いので、止めた方が良いでしょう。 まとめ 使い捨てのマスクに使われている不織布について、詳しく解説しました。 マスクに使われる不織布では3層構造のものが多く、そのうちメルトブロー法による不織布は中間層に使われ、フィルター機能を担っています。 両側層はメルトブロー不織布ではありません。 幾つかのタイプがありますが、スパンボンド不織布が多いです。 また、N95マスクのフィルターに使われるのも同じメルトブロー不織布で、繊維径を細くしたり、単位面積当たりの重量を重くして、一般の不織布マスク用フィルターよりも捕集性能をアップさせています。 なお、どちらも帯電処理もしており、静電気による捕集性能との両輪となっています。 技術的にはN95マスク用のメルトブロー不織布の方がハードルが高い、ということはありません。 また、元々コロナ前からメルトブロー不織布は他の不織布に比べて、原材料が同じであっても相対的に高価です。

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マスク生産の最前線を追う 水着、デニム…新素材も続々 [新型コロナウイルス][ニュース4U]:朝日新聞デジタル

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不織布とは?読み方と素材! 「不織布」は「ふしょくふ」と読みます。 覚えてしまえばそれまでのことなのですが、読み方がわからないと「ふしきふ」「ふおりふ」なんて間違えてしまうかもしれません。 英語では「nonwoven fabric」です。 そのままですが、それは海外で先に行われていた不織布の技術を日本に導入し、生産を開始したからかもしれません。 つまり、英語が先にあって、それにあわせて日本語の呼び方を決めたのでしょう(*確認できていません。 推測です)。 それでは不織布とはどのような素材のことを指すのでしょうか? 基本的にはプラスチックを細い繊維状にし、それをランダムに積み重ね、化学的あるいは物理的に接着したり、絡み合わせたりしてシート状にしたものを指します。 文字通り、繊維を織っていませんので「不織布」と呼ぶわけです。 プラスチックの繊維としては多種多様なものを選択できますし、それらの素材にふさわしい不織布の製法を用いて製造され、様々な用途で利用されています。 不織布のマスク用素材は? 一般的に不織布のマスクは、3層構造になっています。 その真ん中の層に小さな飛沫や花粉を捕集する能力が高い不織布が使用されています。 この不織布にはポリプロピレン(PP)というプラスチックを用いられています。 メルトブローという製法で作られていて、小さな粒子が捕集できるように目が細かいフィルター状になっています。 商品によっては、「BFE(細菌ろ過効率:3. ポリプロピレンというプラスチックは、加熱すると溶融し、水のように流れます。 溶融したまま敷き詰めるので、そのままくっついて布状になるわけです。 最初の小さな穴から吹き出す時のポリプロピレン繊維を数ミクロン程度の直径にすることによって、それをランダムに何層も敷き詰めた不織布は、人間の飛沫や花粉を捕集する機能を持ちます。 ポリプロピレンという素材そのものは、もともとそれほど高価なものではないのですが、世界的にマスクの需要が急増し、一般向けの使い捨てマスク用のポリプロピレンも供給が逼迫したためか、価格が上がったようです。 通常はこのようなプラスチック製品は、素材そのもののコストよりも、メルトブローのような成形工程の方のコストの方が高いようです。 また3層構造の不織布マスクの両外側の2つの層も、ポリプロピレンの不織布が用いられています。 これらを製造する方法は複数ありますが、スパンボンド法により製造されているものが多いです。 スパンボンド法は、原料プラスチックのペレットを溶融させ、多数の配列した小さな穴から繊維状に押し出し、それを台の上に並べ、熱ロールでシート状に圧着することにより製造する方法です。 メルトブロー法で製造した真ん中の不織布に比べて、スパンボンド法では最初の繊維が太く、最終的に得られる不織布の目が荒いのですが、機械的強度が高く、安価に効率よく生産できます。 そのため不織布マスクの外側には、スパンボンド法による不織布が使われるわけです。 スポンサードリンク 不織布のマスクの再利用は?アイロンを掛けても良い? 不織布のマスクは、前述のような方法で製造されたもので、使い捨てが基本です。 医療機関などではもっと高性能なN95マスクを使用しています。 N95マスクに比べると、一般の使い捨ての不織布マスクは機能が劣り、基本的にはウイルスを捕集する能力はありません。 それでも使用が推奨されるのは、人間が放出する飛沫をある程度捕集する能力があるためです。 感染症の種類にもよりますが、飛沫感染するタイプの感染症ならば飛沫の周囲への拡散を減らすことが望ましいです。 特に着用している人からの飛沫の拡散を大きく減らせます。 ただし、完璧に防げるわけではありませんので、過信は禁物です。 このようにマスクの効果がある程度認められたため、マスクを着用する人が増えましたが、品薄で入手が困難になったので、再利用しようとする人がいらっしゃいます。 医療従事者は、1日に数個マスクを使用する人もいますが、ほとんどの人は入手も難しいので1日に1個が限度でしょう。 そのため朝の通勤時に使用したものを帰宅時に使う程度は普通でしょう(*専門家から見れば推奨されないかもしれませんが・・・)。 しかし、1日使った使い捨て用の不織布のマスクを、洗濯するなどして後日再利用するのは推奨されていません。 不織布マスクのパッケージには、再利用はできない旨が書かれていることが多いですが、その理由は明記されていません。 1つは、捕集した飛沫に含まれている可能性があるウイルスを殺菌することが難しいこと、もう一つは不織布そのものは機械的な強度が高くは無いので、肝心の飛沫を捕集するためのフィルター部分に小さな穴が空いてしまうと、飛沫が通過しやすくなることなどが考えられます。 また不織布マスクを洗濯して、乾かした後に形を整えるためアイロンをかけようとする方がいらっしゃいますが、ポリプロピレンはアイロンの熱で溶ける可能性が高いので、止めた方が良いでしょう。 まとめ 使い捨てのマスクに使われている不織布について、詳しく解説しました。 マスクに使われる不織布では3層構造のものが多く、そのうちメルトブロー法による不織布は中間層に使われ、フィルター機能を担っています。 両側層はメルトブロー不織布ではありません。 幾つかのタイプがありますが、スパンボンド不織布が多いです。 また、N95マスクのフィルターに使われるのも同じメルトブロー不織布で、繊維径を細くしたり、単位面積当たりの重量を重くして、一般の不織布マスク用フィルターよりも捕集性能をアップさせています。 なお、どちらも帯電処理もしており、静電気による捕集性能との両輪となっています。 技術的にはN95マスク用のメルトブロー不織布の方がハードルが高い、ということはありません。 また、元々コロナ前からメルトブロー不織布は他の不織布に比べて、原材料が同じであっても相対的に高価です。

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