漫画原作者 になるには。 小森陽一 (作家)

漫画原作者になる5つの方法

漫画原作者 になるには

実は漫画原作者というのは実は余り多くありません。 例えばコンビ・グループ・夫妻等でで漫画家をやって いて相方がストーリーを、もう一人が作画をしている ケース等があります。 女性4名ですがCLAMPがその代表例。 また、小説がヒットしてメディアミックス展開が行われ 漫画化される事があればその小説家は漫画原作者とも 言える訳です。 角川スニーカー文庫系とかですね。 漫画家が歳をとって自分で描かなくなった、もしくは 絵柄が自分と合わない為に他の人に書かせるケース、 これはモンキー・パンチやガモウひろし等。 注目の小説家や力量を認めて確保しておきたい小説家を 漫画原作者として持ってきたケース、これは中山文十郎 などのケース。 先にアニメやゲームが企画されていた場合、シナリオ ライターや企画者が原作者になります。 個人名ペンネームでも実は原作者と作画者の共同の ペンネームである場合やプロダクションとして数名で 運営している様な場合。 ゴルゴ31のさいとうたかを などのケース。 正直、漫画の原稿料というのは一部の大御所を除いては あまり高く有りません。 さらに原作者にまで原稿料を 支払っていくとすると雑誌側としても採算を考えます。 最初からある程度のヒットを狙いますから原作や監修 付きの場合は原作・監修側にもある程度のネームバリュー なども必要です。 通常の漫画作品の場合、作家、アシスタント、編集者、 編集長などでアイデアを纏めたネタ帳や絵コンテ、 ネームを元に様々な話し合いが持たれてストーリーを 作っていくケースが大半です。 週刊漫画雑誌などの場合、それでも間に合わないので ゴーストライター等に頼るケースも有る様ですが。 雑誌などで漫画原作者を募集しているケースは稀です。 どちらかと言えば絵の上手い相方を見つけコンビや チームとして同人誌や雑誌持ち込み等で活動して一緒に プロを目指すか、小説などでヒットするなど予め実績を 作った後に漫画原作も手がけるという様な形でしか 現状では難しいと思います。 Q 漫画原作者になりたく、ネームで8pショートギャグを描き貯めて約100pになったので持ち込みに行こうと思い、ヤングジャンプ編集部へ持ち込みの予約をお願いするために電話したのですが、現在ネームの持ち込みは受け付けていないと断られてしまいました。 ヤングジャンプは「新原作大賞」というのをやっているので電話をしたのですが、出鼻をくじかれ、どこへ持って行っていいのか判りません。 とりあえず何かしら進歩したいので、持ち込みに行きたいのですが、ネームを受け付けてもらえる編集部はありますでしょうか? 私の描いたのは、 おそらく 青年向けのギャグで、基本的には一話完結で、8ページで終わるものを描きました。 主に主人公は高校生です。 少しですがシモネタが含まれるので、少年向け雑誌はダメかと思います。 「稲中卓球部」「すごいよマサルさん」「エリートヤンキー三郎」「クロマティ高校」「アフロ田中シリーズ」などのギャグ漫画で育ったので、少なからずこれらに影響を受けたと思います。 片っ端から友達・知り合いに見てもらったのですが、男の反応は良かったのですが、女の反応はいまいちでした。 年下よりは年上の方が反応が良かったように思います 私は20代前半です。 初めて描いたので、持ち込み経験はありません。 ネームはノートに鉛筆ではなく、コミックスタジオでのラフ描きをB4でプリントしてホチキスでとめました。 ヤンジャンの新原作大賞はシナリオ形式のみとのことで断られましたが、私の作品はネームまで描いています。 コマ割までが好きなので、これからもネームまで描きたいです。 しかし、原作者を志したのは数ヶ月前で、絵を描いたりしている知り合いは1人もいません。 漫画家関係を志している知り合いが欲しいのですが、で、あわよくば私の原作で漫画を描いてもらいたいのですが、どうすれば知り合えるものですか?私の周りには1人も居ないのです。 文房具店でスクリーントーンを買う人を見つけて声をかける、ってのはやはりマナー違反でしょうか?というかこれは犯罪ですか? いろんな道方向があるとは思うので、どんなことでも教えてください。 すみません、長くなってしまいましたが、「ネームの持ち込み」と「漫画描きお友達のつくり方」の2つに関してお返事お願いします。 どんなことでも結構です。 宜しくお願い致します。 漫画原作者になりたく、ネームで8pショートギャグを描き貯めて約100pになったので持ち込みに行こうと思い、ヤングジャンプ編集部へ持ち込みの予約をお願いするために電話したのですが、現在ネームの持ち込みは受け付けていないと断られてしまいました。 ヤングジャンプは「新原作大賞」というのをやっているので電話をしたのですが、出鼻をくじかれ、どこへ持って行っていいのか判りません。 とりあえず何かしら進歩したいので、持ち込みに行きたいのですが、ネームを受け付けてもらえる編集部はありますでし... A ベストアンサー 一応青年向け雑誌は他にも、モーニング、イブニング、アフタヌーン、イッキ、コミックビーム、漫画アクション、アックス、ヤングキング、ヤングキングアワーズ、ウルトラジャンプ、ビジネスジャンプ、ビックコミックスピリッツ(その他ビックコミック系)、など、今ぱっとおもいついたのだけでもこれだけあります 探せばもっとあると思いますよ ネームは出版社によっては受け付けてくれるところはあります 自分が持ち込みをしたとき電話で「完成原稿ですか?ネームですか?」と聞かれたことがあったので シナリオ形式にしたら?という意見もありましたが、ギャグは表情や動きでおもしろがらせる部分も大きいので、文章にするよりはネームのほうが絶対にいいと思いますよ 俺もギャグ漫画家やってますが、編集の人にFAXするときはいつもネーム形式です 漫画を描く友達についてですが、特に作る必要はないと思いますよ 俺もそういった友達は一人もいません この業界、才能が9割なので、漫画友達がいようといまいと、成功できる人はできるし、できない人はできません 原作を絵にしてくれる作画担当の人は、編集の人が勝手に選んでくれます ただそれは、質問者さんのギャグが編集に認められて「こいつをデビューさせてみよう」となった場合の話ですが・・・ 一応青年向け雑誌は他にも、モーニング、イブニング、アフタヌーン、イッキ、コミックビーム、漫画アクション、アックス、ヤングキング、ヤングキングアワーズ、ウルトラジャンプ、ビジネスジャンプ、ビックコミックスピリッツ(その他ビックコミック系)、など、今ぱっとおもいついたのだけでもこれだけあります 探せばもっとあると思いますよ ネームは出版社によっては受け付けてくれるところはあります 自分が持ち込みをしたとき電話で「完成原稿ですか?ネームですか?」と聞かれたことがあったので...

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専業漫画原作者が教える「漫画原作者になる一番カンタンな方法」

漫画原作者 になるには

ブログのタイトルが、過去の「賽の目記」から変わっていることがおわかりでしょうか。 自分の作品の告知ばかりとなっていた当ブログですが、この頃会う人会う人に「漫画原作者って何やってんの?」と問われる事が多い上に、「どうしたらなれるの?」という質問も増えてきました。 なのでココはそういった事を語る場所として、少し内容面でリニューアルすることにしましたよ。 私はブロガーとしても日々の「気付いたこと」をNewsACT()にポストしていますが、特にマンガに限っての雑文は、こちらのブログで書いて行こうと思います。 題して「 漫画原作者・猪原賽のマン語り!」。 世間一般で言う「マンガ家」とは、ストーリーを考え(プロット)、コマを割り(ネーム)、マンガを描く(作画)という職業の人。 八面六臂の活動は、とてもバイタリティにあふれた職業と言えるでしょう。 週刊で一人で「マンガ家」として連載している人など、完全にどうかしてます。 論理的にストーリーを考える左脳と、感覚で絵を作っていく右脳を同時に、あるいは交互に使いつつ、毎週20ページものマンガを描く。 もちろんそこには「アシスタント」と呼ばれるスタッフさんの協力あってこそ完成するとも言えますが、その船頭をするのは「マンガ家」ひとり。 「話」も「絵」も、自分ひとりでコントロールし、完成させる。 「映画」で言えば、脚本(ストーリー)、演出(ページ構成)、カメラ(構図)、役者(作画)、監督(総責任)を兼任する上に、製作者としてファイナルカット(仕上げて納品)する。 ざっくり例えるとそういうことになります。 「マンガ家」とは、おそろしくバイタリティあふれる職業……というのがわかってもらえるでしょうか。 1-2:「絵」と「話」を分業する作家もいる 最近話題になったマンガ原作の映画『バクマン。 』における主人公・サイコーとシュージンの役割分担で、そういう「コンビ作家」もいるのだと知った方も多いのでは? 今、日本に多くあるヒットマンガのほとんどが、マンガ家ひとりで生み出されたものですが、過去にはサイコーとシュージンのように「絵」と「話」を分業する作家の人気作品もありました。 例えば『子連れ狼』『あしたのジョー』『キン肉マン』『北斗の拳』。 『バクマン。 』におけるサイコーとシュージンと同じです。 2人の作家が「絵」と「話」を分業し、しかし「ゆでたまご」というひとつのペンネームでマンガをつくる。 これがコンビ作家です。 『キン肉マン』では「嶋田隆司(原作)」「中井義則(作画)」という2人の作家が、「ゆでたまご」という共同ペンネームでマンガをつくっています。 『バクマン。 』のキャラクターでは、「シュージン(原作)」「サイコー(作画)」の2人が、「亜城木夢叶」というペンネームでマンガをつくっています。 『子連れ狼』『あしたのジョー』『北斗の拳』。 この3作品は「原作」と「作画」が別れた「コンビ」であっても、「コンビ作家」ではありません。 ちょっとわかりづらくなりますが、『バクマン。 』という作品そのものも、「コンビ」でつくったマンガですが、「コンビ作家」によるものではありません。 『バクマン。 』という作品自体は、「大場つぐみ(原作)」と「小畑健(作画)」と役割は分担されているものの、必ずしも彼ら2人は常に同じ作品を作っているわけではなく、双方が別の作画や原作と組んで多くの作品を世に送っています。 同様に『子連れ狼』は「小池一夫(原作)」と「小島剛夕(作画)」が、 『あしたのジョー』は「高森朝雄(梶原一騎)(原作)」と「ちばてつや(作画)」が、 『北斗の拳』は「武論尊(原作)」と「原哲夫(作画)」が分かれていますが、その双方がまた別の作家と別の作品を作っています。 つまり、マンガ家と漫画原作者、それぞれがひとりの「作家」なのです。 余談・あの作家はどんなコンビ作家? 「コンビ作家」とひとくちに言っても、実は必ずしも「絵」と「話」に分業しているわけではありません。 例えば…… ・ 室山まゆみ(『あさりちゃん』) 室山眞弓(姉)と眞里子(妹)のコンビ作家。 話は2人で考え、妹が下書き、姉がペン入れ担当。 ・ 藤子不二雄 藤本弘、安孫子素雄のコンビ作家。 コンビ結成当時は話も絵も2人でかいていたが、徐々に「作品ごと」に別々にかくようになり、のちに「藤子・F・不二雄」と「藤子不二雄A」とコンビを解消。 ・ PEACH-PIT(『ローゼンメイデン』) 千道万里(PEACH)、えばら渋子(PIT)のコンビ作家。 主に千道がシナリオ・プロット、えばらがネームを担当。 作画は作品ごとに違うが、2人とも作画もする。 ・ オオシマヒロユキ+猪原大介(現・ 猪原賽=このブログを書いてる人です) オオシマヒロユキと猪原大介のコンビ作家。 プロット、シナリオ、ネームにおいて共同作業、キャラ絵をオオシマが担当し、背景等の仕上げを猪原が担当。 のちにコンビ解消。 オオシマは渡仏、猪原は日本に残って原作者に転向する。 以上のように、「コンビ作家」というのは、完全に運命共同体として作品を作り続けるチームでありユニット。 単純に「絵」と「話」に分かれるものではないことが多く、そのためひとつの「共同ペンネーム」を使うことが多いです。 1-4:完全に分業すると「漫画原作者」が生まれる 「コンビ作家」ではなく、『子連れ狼』『あしたのジョー』『北斗の拳』の場合。 小池一夫、高森朝雄(梶原一騎)、武論尊……彼らは一人の作家として独立しています。 『子連れ狼』の小島剛夕とは別のマンガ家と組んで、『クライングフリーマン』(作画・池上遼一)を書く小池一夫。 『あしたのジョー』のちばてつやとは別のマンガ家と組んで『巨人の星』(作画・川崎のぼる)を書く梶原一騎。 『北斗の拳』の原哲夫とは別のマンガ家と組んで『ドーベルマン刑事』(作画・平松伸二)を書く武論尊。 そして、このブログを書いている私・猪原賽は、横島一、加倉井ミサイル、平尾リョウらと組み、その絵柄に合わせてマンガのストーリーを提供しています。 マンガを描くための、「話」ストーリーを、様々なマンガ家(作画担当)に提供する役割。 これが「漫画原作者」です。 1-5:「漫画原作者」だけでは「マンガ」は作れない 彼らは、マンガをつくるための「話」を提供する役割を持ち、「絵」を描く作家の「話作り」をサポートします。 ここで注意したいことがあります。 「漫画原作者」はマンガの「話」を作りますが、「マンガ」とは「絵」が描かれて初めて完成します。 「話」のみでは、「マンガ」以前の何かに過ぎません。 一方、「絵」を担当する「作画家」は、ひとりで「マンガ家」として立つことが出来ます。 「絵」が描けますから、彼らがつくるものは「マンガ」なのです。 武論尊に「話=原作」を提供されるまでもなく、原哲夫はひとりで『猛き龍星』を描きました。 梶原一騎に「話=原作」を提供されるまでもなく、ちばてつやはひとりで『のたり松太郎』を描きました。 小池一夫に「話=原作」を提供されるまでもなく、小島剛夕は……小島剛夕に限っては、あまり個人でマンガを描くことはなかったようですが、多くの原作を元に様々な時代劇マンガを描きました。 「絵」が評価され、画集も多く出版しています。 マンガ家は基本的にひとりでマンガ家であり、漫画原作者ともマンガを描くことが出来ますが、 漫画原作者はひとりでは、マンガを作ることが出来ないのです。 (私・猪原賽も、ヒット作に恵まれずとも、なんとか作家として専業で連載を持っています。 ) さて、やっとここでこのエントリーの本論に入れます。 上まで述べた「漫画原作者」の立ち位置をおわかりいただいた上で…… あなたは「漫画原作者」になりたいですか? 2・「漫画原作者」になる一番カンタンな方法 2-1:結論を先に言うぞ 小説家になってください。 あるいは、 マンガ家になってください。 大穴としては、 あなたのサイコー(真城最高)を見つけて、コンビマンガ家のストーリー担当になってください。 2-2:小説家になれば漫画原作者になれる ラノベでも、純文学でもいいんです。 小説家として作品が売れれば、メディアミックスでその作品はマンガ化されます。 「小説」を書くことがすなわち「原作」を書くことになりますから、まず「小説」が売れ、マンガでも原作者としての印税が入ります。 二重に印税が入りますから、専業漫画原作者よりも断然、収入が違います。 そして「小説家」というか、これはプロの文字のストーリーテラーになることも含めます。 つまり「脚本家」もアリです。 演劇にしろドラマにしろ映画にしろ、脚本家がマンガの原作を書いていることは往々にしてあります。 2-3:マンガ家になれば漫画原作者にもなれる マンガ家になれば、マンガ製作のノウハウが身につきます。 私がこのパターンで「マンガ原作者」になりました。 マンガ家の仕事がわかっていますから、その「作画」前の段階までの作業を担当出来る、ということです。 「話」を考え「絵」を描くマンガ家。 その「話」までの仕事を分断し、あとは「マンガ家」に任せる形。 これはベテランマンガ家にも多くあるスタイルで、「絵が古くなった」という市場の理由や、「絵が描けなくなった」という自己理由で、「話」まで作り、あとは新人のマンガ家に「絵」を任せるというものです。 あなたも懐かしい名前のマンガ家が、原作者としてクレジットされているマンガを見たことも多いのでは? 逆に描いてるマンガが大人気過ぎて、手が足りないのでマンガ家さんがスピンオフ作品の原作のみを手がける例もあります。 (例えば『咲-saki-』と『咲-saki-阿知賀編 episode of side-A』の関係。 かく言う私も、「コンビ作家」としてオオシマヒロユキにキャラ絵を任せていた。 ……が、オオシマが渡仏した。 背景はともかく、自分の絵(キャラ)は描けない。 よし、じゃあ原作者になろう、というのが転向の理由でした。 3・それでもあなたは「漫画原作者」になりたいですか? 【大穴】な手段を使って「漫画原作者」となった私・猪原賽。 「マンガ家」の仕事を理解しているからこそ、「漫画原作者」として様々なスタイルの原作を提供することが出来ます。 プロット、シナリオ、ネーム。 では、そんな実際の私が作る「原作」をお見せしながら、「漫画原作者」がかく「マンガの原作とは何か」をお伝えしようかと思います。 ここまで書いて来た「漫画原作者について」を読んでも、まだ純粋な「漫画原作者」専業になりたいという人がいれば、ぜひついて来てくださいw 俺は断然、まず小説家になることをオススメするんだけどなw <続きはです> 3-1:私の「漫画原作シナリオ集(電書版)」販売中です.

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「原作のアイディアがあるので、マンガにして欲しいというお話」(漫画原作者になる方法)

漫画原作者 になるには

ブログのタイトルが、過去の「賽の目記」から変わっていることがおわかりでしょうか。 自分の作品の告知ばかりとなっていた当ブログですが、この頃会う人会う人に「漫画原作者って何やってんの?」と問われる事が多い上に、「どうしたらなれるの?」という質問も増えてきました。 なのでココはそういった事を語る場所として、少し内容面でリニューアルすることにしましたよ。 私はブロガーとしても日々の「気付いたこと」をNewsACT()にポストしていますが、特にマンガに限っての雑文は、こちらのブログで書いて行こうと思います。 題して「 漫画原作者・猪原賽のマン語り!」。 世間一般で言う「マンガ家」とは、ストーリーを考え(プロット)、コマを割り(ネーム)、マンガを描く(作画)という職業の人。 八面六臂の活動は、とてもバイタリティにあふれた職業と言えるでしょう。 週刊で一人で「マンガ家」として連載している人など、完全にどうかしてます。 論理的にストーリーを考える左脳と、感覚で絵を作っていく右脳を同時に、あるいは交互に使いつつ、毎週20ページものマンガを描く。 もちろんそこには「アシスタント」と呼ばれるスタッフさんの協力あってこそ完成するとも言えますが、その船頭をするのは「マンガ家」ひとり。 「話」も「絵」も、自分ひとりでコントロールし、完成させる。 「映画」で言えば、脚本(ストーリー)、演出(ページ構成)、カメラ(構図)、役者(作画)、監督(総責任)を兼任する上に、製作者としてファイナルカット(仕上げて納品)する。 ざっくり例えるとそういうことになります。 「マンガ家」とは、おそろしくバイタリティあふれる職業……というのがわかってもらえるでしょうか。 1-2:「絵」と「話」を分業する作家もいる 最近話題になったマンガ原作の映画『バクマン。 』における主人公・サイコーとシュージンの役割分担で、そういう「コンビ作家」もいるのだと知った方も多いのでは? 今、日本に多くあるヒットマンガのほとんどが、マンガ家ひとりで生み出されたものですが、過去にはサイコーとシュージンのように「絵」と「話」を分業する作家の人気作品もありました。 例えば『子連れ狼』『あしたのジョー』『キン肉マン』『北斗の拳』。 『バクマン。 』におけるサイコーとシュージンと同じです。 2人の作家が「絵」と「話」を分業し、しかし「ゆでたまご」というひとつのペンネームでマンガをつくる。 これがコンビ作家です。 『キン肉マン』では「嶋田隆司(原作)」「中井義則(作画)」という2人の作家が、「ゆでたまご」という共同ペンネームでマンガをつくっています。 『バクマン。 』のキャラクターでは、「シュージン(原作)」「サイコー(作画)」の2人が、「亜城木夢叶」というペンネームでマンガをつくっています。 『子連れ狼』『あしたのジョー』『北斗の拳』。 この3作品は「原作」と「作画」が別れた「コンビ」であっても、「コンビ作家」ではありません。 ちょっとわかりづらくなりますが、『バクマン。 』という作品そのものも、「コンビ」でつくったマンガですが、「コンビ作家」によるものではありません。 『バクマン。 』という作品自体は、「大場つぐみ(原作)」と「小畑健(作画)」と役割は分担されているものの、必ずしも彼ら2人は常に同じ作品を作っているわけではなく、双方が別の作画や原作と組んで多くの作品を世に送っています。 同様に『子連れ狼』は「小池一夫(原作)」と「小島剛夕(作画)」が、 『あしたのジョー』は「高森朝雄(梶原一騎)(原作)」と「ちばてつや(作画)」が、 『北斗の拳』は「武論尊(原作)」と「原哲夫(作画)」が分かれていますが、その双方がまた別の作家と別の作品を作っています。 つまり、マンガ家と漫画原作者、それぞれがひとりの「作家」なのです。 余談・あの作家はどんなコンビ作家? 「コンビ作家」とひとくちに言っても、実は必ずしも「絵」と「話」に分業しているわけではありません。 例えば…… ・ 室山まゆみ(『あさりちゃん』) 室山眞弓(姉)と眞里子(妹)のコンビ作家。 話は2人で考え、妹が下書き、姉がペン入れ担当。 ・ 藤子不二雄 藤本弘、安孫子素雄のコンビ作家。 コンビ結成当時は話も絵も2人でかいていたが、徐々に「作品ごと」に別々にかくようになり、のちに「藤子・F・不二雄」と「藤子不二雄A」とコンビを解消。 ・ PEACH-PIT(『ローゼンメイデン』) 千道万里(PEACH)、えばら渋子(PIT)のコンビ作家。 主に千道がシナリオ・プロット、えばらがネームを担当。 作画は作品ごとに違うが、2人とも作画もする。 ・ オオシマヒロユキ+猪原大介(現・ 猪原賽=このブログを書いてる人です) オオシマヒロユキと猪原大介のコンビ作家。 プロット、シナリオ、ネームにおいて共同作業、キャラ絵をオオシマが担当し、背景等の仕上げを猪原が担当。 のちにコンビ解消。 オオシマは渡仏、猪原は日本に残って原作者に転向する。 以上のように、「コンビ作家」というのは、完全に運命共同体として作品を作り続けるチームでありユニット。 単純に「絵」と「話」に分かれるものではないことが多く、そのためひとつの「共同ペンネーム」を使うことが多いです。 1-4:完全に分業すると「漫画原作者」が生まれる 「コンビ作家」ではなく、『子連れ狼』『あしたのジョー』『北斗の拳』の場合。 小池一夫、高森朝雄(梶原一騎)、武論尊……彼らは一人の作家として独立しています。 『子連れ狼』の小島剛夕とは別のマンガ家と組んで、『クライングフリーマン』(作画・池上遼一)を書く小池一夫。 『あしたのジョー』のちばてつやとは別のマンガ家と組んで『巨人の星』(作画・川崎のぼる)を書く梶原一騎。 『北斗の拳』の原哲夫とは別のマンガ家と組んで『ドーベルマン刑事』(作画・平松伸二)を書く武論尊。 そして、このブログを書いている私・猪原賽は、横島一、加倉井ミサイル、平尾リョウらと組み、その絵柄に合わせてマンガのストーリーを提供しています。 マンガを描くための、「話」ストーリーを、様々なマンガ家(作画担当)に提供する役割。 これが「漫画原作者」です。 1-5:「漫画原作者」だけでは「マンガ」は作れない 彼らは、マンガをつくるための「話」を提供する役割を持ち、「絵」を描く作家の「話作り」をサポートします。 ここで注意したいことがあります。 「漫画原作者」はマンガの「話」を作りますが、「マンガ」とは「絵」が描かれて初めて完成します。 「話」のみでは、「マンガ」以前の何かに過ぎません。 一方、「絵」を担当する「作画家」は、ひとりで「マンガ家」として立つことが出来ます。 「絵」が描けますから、彼らがつくるものは「マンガ」なのです。 武論尊に「話=原作」を提供されるまでもなく、原哲夫はひとりで『猛き龍星』を描きました。 梶原一騎に「話=原作」を提供されるまでもなく、ちばてつやはひとりで『のたり松太郎』を描きました。 小池一夫に「話=原作」を提供されるまでもなく、小島剛夕は……小島剛夕に限っては、あまり個人でマンガを描くことはなかったようですが、多くの原作を元に様々な時代劇マンガを描きました。 「絵」が評価され、画集も多く出版しています。 マンガ家は基本的にひとりでマンガ家であり、漫画原作者ともマンガを描くことが出来ますが、 漫画原作者はひとりでは、マンガを作ることが出来ないのです。 (私・猪原賽も、ヒット作に恵まれずとも、なんとか作家として専業で連載を持っています。 ) さて、やっとここでこのエントリーの本論に入れます。 上まで述べた「漫画原作者」の立ち位置をおわかりいただいた上で…… あなたは「漫画原作者」になりたいですか? 2・「漫画原作者」になる一番カンタンな方法 2-1:結論を先に言うぞ 小説家になってください。 あるいは、 マンガ家になってください。 大穴としては、 あなたのサイコー(真城最高)を見つけて、コンビマンガ家のストーリー担当になってください。 2-2:小説家になれば漫画原作者になれる ラノベでも、純文学でもいいんです。 小説家として作品が売れれば、メディアミックスでその作品はマンガ化されます。 「小説」を書くことがすなわち「原作」を書くことになりますから、まず「小説」が売れ、マンガでも原作者としての印税が入ります。 二重に印税が入りますから、専業漫画原作者よりも断然、収入が違います。 そして「小説家」というか、これはプロの文字のストーリーテラーになることも含めます。 つまり「脚本家」もアリです。 演劇にしろドラマにしろ映画にしろ、脚本家がマンガの原作を書いていることは往々にしてあります。 2-3:マンガ家になれば漫画原作者にもなれる マンガ家になれば、マンガ製作のノウハウが身につきます。 私がこのパターンで「マンガ原作者」になりました。 マンガ家の仕事がわかっていますから、その「作画」前の段階までの作業を担当出来る、ということです。 「話」を考え「絵」を描くマンガ家。 その「話」までの仕事を分断し、あとは「マンガ家」に任せる形。 これはベテランマンガ家にも多くあるスタイルで、「絵が古くなった」という市場の理由や、「絵が描けなくなった」という自己理由で、「話」まで作り、あとは新人のマンガ家に「絵」を任せるというものです。 あなたも懐かしい名前のマンガ家が、原作者としてクレジットされているマンガを見たことも多いのでは? 逆に描いてるマンガが大人気過ぎて、手が足りないのでマンガ家さんがスピンオフ作品の原作のみを手がける例もあります。 (例えば『咲-saki-』と『咲-saki-阿知賀編 episode of side-A』の関係。 かく言う私も、「コンビ作家」としてオオシマヒロユキにキャラ絵を任せていた。 ……が、オオシマが渡仏した。 背景はともかく、自分の絵(キャラ)は描けない。 よし、じゃあ原作者になろう、というのが転向の理由でした。 3・それでもあなたは「漫画原作者」になりたいですか? 【大穴】な手段を使って「漫画原作者」となった私・猪原賽。 「マンガ家」の仕事を理解しているからこそ、「漫画原作者」として様々なスタイルの原作を提供することが出来ます。 プロット、シナリオ、ネーム。 では、そんな実際の私が作る「原作」をお見せしながら、「漫画原作者」がかく「マンガの原作とは何か」をお伝えしようかと思います。 ここまで書いて来た「漫画原作者について」を読んでも、まだ純粋な「漫画原作者」専業になりたいという人がいれば、ぜひついて来てくださいw 俺は断然、まず小説家になることをオススメするんだけどなw <続きはです> 3-1:私の「漫画原作シナリオ集(電書版)」販売中です.

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